瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝8時から再放送されます。

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原始脳のお話の続きからです。

 

 

 

先生:「原始脳で考えていると自分のモノを奪われる恐れとか生きていけないかもしれないって思ってしまう。」

 

 

 

年美さん:「原始脳だから生きていけないかもしれないって思うんですね。」

 

 

先生:「生存欲の塊で動くからね。原始脳は。ターゲットが子供であったとしても子供が言ってくる事に対して原始脳が許さない。」

 

 

年美さん:「私は原始脳しか発達してなかったんですねあせる

 

 

先生:「そうね爆  笑ちょっとややこしい話になっちゃうかもしれないけど、日本の教育というのは原始脳を育てるような教育になっているのね。だから異常なまでの競争社会を作ってみたりとかね。それに生き残らないといけない。相手を負かしてでもどうにかしないといけないという事を子供達は覚えてしまうわけ。

 

それがビジネス社会においてそれが活用される部分もある。こういう事はビジネスでは役に立ちますよ。でも、生きていくにはこういう考え方ではなくてこうですよという二分化された教育をしたらどうか?と私は思っているの。私たちはある程度の年齢までは原始脳が働いて生きるように日本の教育でプログラムされているわけ。だから仕方がないの。」

 

 

年美さん:「では、私は間違ってなかったですねグッ

 

 

先生:「そういう意味ではどんなんでもいいから宗教に子供の頃に関わらせるというのはいいかもしれない。どの宗教も譲る精神は教える。学校教育は得る教育。でもそこを譲る教育を受けるからいいかもしれない。だから六度万行でいつも言っていたようにお布施とか笑顔ですよとか、辛いことがあっても笑顔とかね。

 

 

 

 

辛いことがあって悲しい顔をするのは原始脳だからね

 

 

 

そのままを感情に出しているからね。でも、その辛い事という出来事と自分の表情は連動する必要はどこにもない。辛い時ほど逆に顔をニコッと無理やりにでもやっておいたほうがいい。心と表情筋はリンクしているからね。表情だけは笑顔にしておこうって。それが心の方に逆流していって心も元気になる。これは理性だ。

 

だから常に和顔施しておきなさいとか、辛い時ほどお疲れ様とかお陰様とかを言っておくと自分に返ってくるとか、理性的に物事を見ていくと感情が働かない。感情よりも理性が先に働いてくれると感情が出てくる前にそれが解決する。だから仏教を勉強すると人生が変わるのはそういう事なの。

 

考え方が変わるというよりも考える脳が変わるから。使う脳が違うの爆  笑

 

 

年美さん:「理性ってすごく冷たく感じる時があるんです。スパスパ切っているような気がするんです。『これはこうだからこうでしょ?』ってなるとすごく冷たく感じる時があるんです。それはそれでいいんですよね?自分が言っている時もそうなんですけどすごく理性って冷たいなぁって感じるんです。」

 

 

先生:「私たちは悟りを得てどうこうしようとは思ってないでしょ?今回の人生では時間がないなぁって思うのよ。だから、年美ちゃんが今言ったみたいに理性が時々冷たい人になっちゃうんじゃないかって思うよね?でも、それは何を言ったかじゃなくてどう言ったかなんだけれどね。『あなたなんて死んでしまえラブラブ』って可愛く言ったら愛していると聞こえるものね。人間の解釈はすごいね。またはいつ言ったかだよね。」

 

 

年美さん:「一体何を見てるんですかね?表情ですかね?」

 

 

先生:「波動だよね。だから何を言ったかじゃなくてどう言ったか。だからどんな厳しい事も世の中には厳しい言葉など存在しないといえるよね?」

 

 

年美さん:「そうですね。」

 

 

先生:「そこさえ上手にコントロールというかバランス取れたらどんな厳しいことでも相手に伝えることができる。」

 

 

年美さん:「何を言ったかではなくてどう言ったかなんですね。。。」

 

 

 

区切りがいいのでこの辺で。

 

 

私はいつも先生のように楽しそうに笑顔で過ごされている方は、もちろん笑顔で過ごしたいと思われているとは思いますが、それ以上に良い事がたくさんおきているからなんだろうなぁと思っていて、私には笑顔になる出来事がないからできないなぁと思っていました。

 

また、私が人よりもすぐ怒ったり不機嫌になったりした時に表情に出てしまうのは、私がみんなよりも素直だから表情に出てしまうだけであって、表情に出ない人は腹黒い人だから気をつけなきゃいけないと思っていましたが全然違うんですね。驚いた。ただ私は原始脳で生きていて、皆さんは腹黒いんじゃなくて理性で生きていた。

 

メチャクチャ勘違いして生きていました。すぐ表情に出てしまう私は自分を治すどころか、人よりも素直だからとてもいいとさえ思っていましたから、より原始脳を発達させる事をしていたんですねあせるあぁ恐ろしいガーン

 

よく本などに載っている「辛いことや悲しいことがあっても笑顔で」のような言葉より、【辛いことがあって悲しい顔をするのは原始脳】という言葉の方が私にヒットしますね。私には仏教があっているんだなぁとしみじみ思った朝でしたバイバイ