瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝8時から再放送されます。
こちらのURLからラヂオきしわだのラジオが視聴できます。
http://www.radiokishiwada.jp/simul/
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昨日のご相談の続きからです。
先生:「相談者の方はイベント参加にも興味がないという事なんですよね。最初の苦労は頑張ってやってほしいなと思うんです。何を言っているかというと単純接触効果というものがあって、最初は抵抗があっても馴染みが出てくると好きになるというのがある。
これは場所でもそうだし人でもそうです。最初変な人だなぁと思っても馴染みが出てくるとその人を受け入れられるようになったりする。我々の心には単純接触効果があるから、最初の一歩はやっぱり頑張らないとダメだと思います。私は最初の一歩が読書。
”あ!心が低迷してきたな”と思ったら読書をする。心がパッと動くものを読もうって思う。そういうので最近いただいた本を読んで”これはヒットした本
”に出会ったの。」
年美さん:「小説ですか?」
先生:「ダライ・ラマさんのことが書かれている本だったんだけど、ダライ・ラマさんのお名前が出ただけで宗教本かな?ってイヤって思われる方がいらっしゃるかもしれないけどとんでもない。そんな本じゃなくて素晴らしい本。これは素晴らしい本。これを読んで色んな企画ができた![]()
見えなかった心が急に動く。書かれている1行のくだりによって心がパッと動いた時に盲点が外れるの。盲点で見れなかったものがあるから。盲点がパッと外れた瞬間にこれだった!と思った瞬間にメモをする。
これは私もこういうことをしているので、心が低迷しそうになったらリスナーの方も読書をしてみて。読書をバカにしたらダメ。本を読んで楽しむことが読書ではありません。そこに書いてある文章にであう事で、その感動したその心に出会うことが読書の醍醐味なの。
特にこの方に言ってあげたいんだけれど、読書が嫌いと書かれているからね。甘えるな
と言いたいところだけれども、イベントに行くでもいいじゃない。そういうところに行ってみるのが必要だと思います。」
今日は文章が短いですが区切りがいいのでこの辺で![]()
「本を読んで楽しむことが読書ではありません」私にとってインパクトのある言葉でした。先生のラジオに寄せられるご相談は本当に私じゃないかと思うくらい私にビンゴで、私も読書が好きじゃありません。そもそも国語の成績がすこぶる悪かったし、何が書いてあるか読んでも理解できないので読書とは縁遠い感じで生きていました。
ベストセラーの本を買っても面白いと思わないし自分の感性がやっぱり変なのか、もしくは読解力が乏しいんだろうなぁと思っていたので、先生の一言は衝撃でした。そもそも本を読む=感動するという発想がなかったので私には新鮮でした。
ダライ・ラマさんの事が書かれた本はたくさんあるので、その中のどの本を仰っているんだろう?機会があれば先生に教えていただきこのブログにUPしたいと思います。