瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝8時から再放送されます。
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曲が終わって後半のお話です。
れい子さん:「よく私の友達とか知っている人に多いんですけど、さっきのお話のように一時は盛り上がって大きな商売をした人はその時はお金を手に入れている。だけど、一度倒産してそこからもう一度立ち上がれないのは施しの心、つまり因がないからなのかな?って思ったんです。結構私の周りにいるんです。」
先生:「結構多いよね。ずっと地を這っているというかね。私のところにもその相談は多いけれども話すことが過去の栄光のことばかりになっちゃってて、つまり今こんだけ苦しくて全然お金がないって言うことを言えない。過去の栄光の中に住んでる。だから、もう一度這い上がるぞ!っていうのは、自分は底にいるという事認めた人だけが言える言葉。
だから、まだ過去の栄光の中にいて”何でこうなったんだろう?”っていう思考が原因探しになっちゃってる。そうではなくて、今後どうしたらいいかというところが、さっき言った心の安心(あんじん)の領域、つまり全てを受け入れて『お金があれだけあったのになくなっちゃった
』って笑って言えるくらいになる。そして、今のこの現状で次の一歩が何ができるかという思考に切り替わらないと難しいだろうね。」
全員:「なるほど。。。」
先生:「だから私が大きな収入源を全部無くして収入源が0になった時は笑うしかなかったもの。怖い。お金が減る一方。お金が入る収入源を全部絶ったからね。お釈迦様の教えを伝えるために自ら選んでそうしたからね。お金が入ってこないという事を今まで経験したことがなかったから。すごく怖いと思ったの。
でも、この状況のことがなかったらこの先の事を真剣に考えないと思ったの。本当に笑ったわ。だから友達に電話をする時に『ごめん。切るからかけて。お金ないから
』って言ってた。」
全員:「![]()
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」
年美さん:「明るくそう言えることがいいんですね。それが大事ですね。」
先生:「そうなの。」
年美さん:「暗い顔で言われたらどうしていいかわからないですものね。」
先生:「でも、お金がなくなることと自信がなくなる事は全然イコールじゃない。要は思い込みをしたらよくて、お金がなくてもどうにかなるって。お金がなくてもどうにかなっていく心でいなければね。」
全員:「なるほど。」
先生:「どうにかなっていく心というのは柔軟な心。こうなったからどうだなとか。全てを受け入れていく。そういう心を養ったらいいのではないかと思います。この方は転職を何回しても一緒。どんな仕事をされているかわからないけれど、それだけ転職をされていたら多分仕事に就くのにそんなにハードルの高くない仕事を選ばれていると思うのね。
もし、そうでれば一旦その職場で孤立をしてしんどいと思われているのであればもう一度転職したら?って思うの。その次の職場でお友達みんなでカフェに行くってなったら『明日どんなだったか教えてね
』って笑顔で言ってみるとか。その会話が一番いいかどうかは別として、今の自分にOKを出す勇気を持たれたらいいのかなと思います。非常にいいお話でしたね。」
区切りがいいのでこの辺で![]()
お金がなくなることと自信がなくなる事はイコールじゃない。というセリフがびっくりしました。イコールだったので。あとは、わやっぱり独身(一度も結婚していない)=魅力がないと思っている。もちろん独身者にも素敵な人がいるのはわかっているのだが、どういうわけだか、自分に限りこのイコールが正しいと思ってしまう。どうやら魅力がない人でいたいらしい。本当にこのイコールが根強くて困る。
あと、魅力がないのと仕事ができないのもイコールになっている。あと、仕事に関して言えば自分にしかできない仕事や技術があれば時給が高いというか食べるのに困らないのになぁと思うが、全く自分の取り柄がわからない。自分にできることが誰かが必ずできると思っているから大したことないなぁと思ってしまう。。。自分にしかできない事ないかなぁ。。。
きっと相談者の方も私と同じような事を考えているんじゃないかなぁと、もしそうなら理解してくれる人がいて嬉しいなぁと思います。
とりあえず三連休なんでまず目の前の連休を楽しみたいと思います![]()