瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝8時から再放送されます。
こちらのURLからラヂオきしわだのラジオが視聴できます。
http://www.radiokishiwada.jp/simul/
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ポンさんが愛着ある自転車が捨てられないお話の続きからです。
ポンさん:「歳をとることに段々愛着が強くなって捨てられないんです。」
先生:「気をつけたほうがいいわ。ゴミ屋敷になるかもしれない。」
年美さん:「私もそう思いました。」
先生:「全部が捨てられないものになる。」
ポンさん:「自分がそんなに使わないものに関しては捨てれるので大丈夫です。ただ自分が使っていたものに関してはなかなか手放せなくなってきているなって気づいたんです。」
先生:「前に手放すっていう事をラジオで話したんだけど、読んでない本とかもいつか読むからって言って置いといてしまう。時間があるときに読みたいって置いた本。でもそのいつかは来ない。絶対にいつかは来ない。その本にたどり着いてたまたま買ってしまった。この本を手にしたくなる手前の本があったはず。さらに手前の出来事、さらに手前のテレビ番組、さらに手間の何か。。。というように連続で何か重なっていって本を買うという決断に至ったわけよね?
その本屋さんで何となく目についたから買ったという本もあるかもしれないけど、自分でアマゾンとかで検索してあえて自分で買いに行ったという事は、その手前に自分が買う理由が連動して色んなものがあった。と、いうように人の好みはずっとそのままの情報のように流れていく。
その本を一ヶ月前に買った本であったとしても、そこからさらに自分の興味の違うところに進んでいるんで、今違う興味のところに行っている自分が半年前に興味を抱いた本の所に思考を戻して読むという事はない。」
全員:「なるほど。。。」
先生:「だから読みかけの本や開いていない本があったらそれは捨てるべきなの。勇気を持って。」
ポンさん:「なるほど。。。」
先生:「本を捨ててはいけないってよく言うでしょ?誰がそんな事を言うの?本を捨てたらいけないのならペットボトルは捨てていいの?どういう事って思うの。紙という資源を大切にする。確かにそうかもしれない。ただ海に投げ入れるわけじゃないじゃない?ちゃんと紙としてゴミを捨てる。再生紙として蘇らせるのは業者の方がしてくださる。
だから、本を捨てたらダメって言われたら本にずっと埋もれていないといけない。でもそうじゃなく、それを勇気を持って捨てる。その捨てる時の心の持っていき方は”これ読んでないのに。。高かったから勿体無い”と言ってまた本棚に戻すという事をやっていると心の決断が弱くなっていくからね。
だから1500円でその本は我が家に来てくれた。何回も読まれたほんと一回も開かずに本。その本たちからはどちらが感謝されるか。これはどちらも一緒。もちろん、何度も読んで付箋が貼られている本と全然開けてもらえなかった本は自分に対して同じ役割をしてくれていている。
全然開けてもらえなかった本は身を以て”いいかい。あなたはこういう僕みたいな内容の本は買って一気読みしないから、今後は僕みたいな本を買ってはダメなんだよ”って。とても私の興味を一点に絞ってくれるためのメッセージを送ってくれたとても大切な役割をしてくれているの。」
ポンさん:「役立たずではなかったんですね。」
先生:「そうじゃない。逆なの。このジャンルはまた瞬間的に買いたくなるかもしれないけど絶対読まないよって教えてくれているの。よく覚えておいてというメッセージのために自分の元へ来てくれたの。」
ポンさん:「身を以て、、、」
先生:「そう。身を以て。だからそっち系のカテゴリーの本を今後私は買うことがない。こうやって自分のエネルギーが一番向いていっているかを本の種類さえ一点に絞られていく。」
今日は区切りがいいのでこの辺で![]()
私は人に愛着がないせいかあまり物にも愛着がない。私が捨てれないのは愛着ではなくただ単に購入金額が高かったから。ここでもお金に縛られているなぁと思う。
前回先生の手放す回のラジオを聞いて断捨離したのですが、もしかしたらまだ不要なものがあるのかもしれない。。。ちょうど今日はゴミの日なのでちょっと部屋を掃除してから出勤したいと思います![]()