瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝8時から再放送されます。
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今週は少欲知足のお話からスタートです。
先生:「少欲知足ってどんな意味?」
年美さん:「欲を小さくして今足りているものに気づきなさいよっていう事ですよね?」
先生:「素晴らしい!100点
」
年美さん:「100点もらえる事ないから嬉しい
」
先生:「欲を少なく持って今自分が十分に満ち足りているんだという事に気付いて行こうねって、そういう心を養おうねっていう事なんだけど、どれだけの欲を手放してどれだけのものがあれば足るを知る事になりますか?ってお釈迦様が質問を受けたことがあるの。どれぐらいが足るを知るだと思う?」
年美さん:「目が見えている事、両手がある事、歩ける事も足るを知る事ですよね?自分が活動できる体がある事が足るなのかなぁと思うようにしています。欲が出てきたらキリがない。上限がないんです。今実際衰えてを感じているので本当にこの目が見えている事もそう。
何年か前まではもっとはっきり見えていたのに見えなくなってきているし、あっちが痛いこっちが痛いと思うのもそうなので、こうやって今ちゃんと歩けているとかご飯を食べれるとかという事も全て今自分の目の前に与えてもらっているものを感じるようにはしています。時々
」
先生:「感じるようにしますという決意表明ね
」
年美さん:「あまり言い過ぎたらね
」
先生:「素晴らしいじゃない。足るを知るって一体どの辺が足るなのか。そのボーダーラインをお釈迦様に弟子が聞いたのよ。そうしたら『どの程度の足るを知ることができたらこの修行の達成なのでしょうか?』と弟子が聞いた時に
これ以上減らしたら死ぬ
という事だとお答えになったの。」
年美さん:「これ以上減らしたら死ぬ
まだまだですね。」
先生:「これ以上減らしたら今日が生きていけないというのが1つのラインなんだよって仰ったの。私の目の前にペットボトルのお茶があるけど、これ1本だけで生きていけるよね?間違えなくこの水分だけで。このお茶で今日生きていけるんだけど、家に帰ったら冷蔵庫に2リットルのお水が入ってる。そうすると”あぁたくさんあって幸せだな”って、そこは感謝の領域。
生きるのに最低限必要で、これを1つでも減らしたら生きていけないかもしれないという所。命がなくなるかどうかが足るを知るの境界線なの。」
全員:「![]()
![]()
」
先生:「そうだったら私たちは贅沢すぎる
」
年美さん:「そうですね。まだまだですね。」
先生:「本当に私たちは足るを知る事ってできないよね。しょうもない話なんだけど、私は一人暮らしだからバスタオルは1枚で十分なの。前は何枚かあったんだけど何枚もある事がストレスだったから全部捨てたの。あとは少しでも汚れたら捨てる。」
ポンさん:「使ったものって愛着があるじゃないですか?」
先生:「愛着わかない。タオルに愛着があるの?」
ポンさん:「タオルじゃなくて自転車とか。私何年も載っていてボロボロなんですけど買換えできないんです。毎日私を運んでくれてありがとうって思うじゃないですか。」
先生:「素晴らしい
」
ポンさん:「私は車を運転した後ガレージに駐車した後絶対にお礼言うんです。『今日も事故しないでありがとう』って。言わないと自分の気持ちが嫌なんですね。」
先生:「素晴らしい事ね。」
ポンさん:「だから自転車も同じでボロボロなんですけど変えれないんです。私が新しいのに乗り換えたらこの子はどうなるんだろうって思ってしまう。もう子供と一緒なんです。」
先生:「なるほど。それが心地がいいんだったら全然それでいいよね。」
年美さん:「そこに自分のストレスがかかっているかどうかですよね?ストレスがないんだったらずっとそのままでいいんですよね?」
先生:「すごくいいと思う。」
今日は区切りがいいのでこの辺で![]()
少欲知足って今日生きるか死ぬかが判断基準なんですね。そうなると結構足りてるなぁと思います。いつ死ぬかわりませんが、自分が死ぬまで不自由なく生きれるだけのモノを持っていて、それ以上あれば足りていてそれ以下であれば足りていないのかと思っていたので、先生のお話を伺うまでは自分は足りていないと思っていましたが全く違いましたね。この価値観にびっくりです![]()
先生の自分のストレスになるものを捨てるお話ですが、私が特殊だからかもしれませんが、私にお金があったらこの服捨ててもっといい服買えるのになぁとか、今の私の生活水準だと家具はこの程度だから捨てれないなぁとか、まだまだそっちに思考がいってしまいますね。
バスタオルはいいバスタオルも1枚数千円程度だったの思い切って買い換えてみました。するとすごくいい。こんなにタオルだけで肌の感覚が違うとは知りませんでした。実家にいるときはタオル類は全て貰い物で賄っていたので買うという習慣すらなかったので大発見でした。まさか自分がいつも使っていたバスタオルに不満を持っていたなんて知りませんでした。これが先生が仰る盲点ですね。。。。
まずは自分が何が欲しいのか、何をストレスだと思っているのかを知ることが大事ですね。