瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝8時から再放送されます。

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先生の昔のお話の続きからです。

 

 

 

先生:「すごく自由。」

 

 

年美さん:「こうしたらダメとか心配させてしまうんじゃないかとか考えてしまうんですよね、、、」

 

 

先生:「これは個人的な概念ね。いちいち相談する方が親が心配すると思うの。この子はこんな事も自分で決めれないんだって。『こうする事にした』って言う方がいいんじゃないかなって思っていたの。」

 

 

規子さん:「寂しさはありますが心配はないですね。」

 

 

年美さん:「自立が早いですね。」

 

 

先生:「やっぱり言語障害があったというのもあったから自己との会話が多かったかな?そう言っている間にお釈迦様と出会ってしまった。お釈迦様ではなくて仏教だわニコニコ心のコントロールってなに?心に従うな心を飼いならせって何?すごくワクワクする。

 

よくよく学んでいくと自分がやり方を間違えている事もいっぱいあったけれども、小さい頃からずっとやってきた事を教えてくれている。そこで思いっきりな自信を持ったな。今までの行き方に。」

 

 

年美さん:「自信になったんですね。」

 

 

先生:「自分で心を見て違うとか、なんで私はこう思いたかったんだろう?とか、子供の頃から自己との対話をしていたことがすごく重要だという事をお釈迦様が言われている事に対して、私は変な奴だと思っていたの。自分の心の中ばかり見てすごく暗い奴って思っていたんだけれどもそれでよかったっていうのとか、ドーンと大きな自信を持った事を覚えている。だいぶ前の話だけど。もう20年近く前の話。

 

人が悩む時って自分の意見が見えなくて悩んでいるという事もあるんだけれども、もう1つ悩む時の特徴は

 

 

 

誰かの目があるの

 

 

絶対に誰かの目があってその人の目にはどう映るっていう事。自分のことで悩んでいるのではないの。その人の目があるの。ほとんどの場合はそれが親なの。親の目。ほとんどの場合が母親だったりする。」

 

 

年美さん:「わかります。自分の心の声は決まっているんですものね。答えが。ただそれをする事に対して親がどう思うかとか、どう見られるかとか、だから動けないっていう事ですよね。」

 

 

先生:「恋愛の時なら服を1つ買うのでも絶対ターゲットは相手の方の目で買うでしょ?だから恋愛対象が変わったら服が変わるでしょ?」

 

 

年美さん:「全然違う。180度違う爆  笑

 

 

先生:「そうそう爆  笑だから、幸いにも私の人生にはなかった。誰かの目が私の選択肢を変える事はなかった。もちろん恋愛もした。この人を心から愛していると思った人が好まない服装で平気で行った。」

 

 

年美さん:「びっくりびっくりびっくり

 

 

先生:「だって、その人の目を意識して服を買ってもその人の好みが変わったら服変えるんですか?っていう、そういう生き方がすごく嫌だったので『なんか悪い?』って感じでいた。」

 

 

全員:「す、すごい。。。」

 

 

先生:「そういう雰囲気を出す女の子が好きだったらそういう人の所に行ったらいい。それは私と縁が違うと思うしね。だから、そういう意味では悩むということが少ない人生だったのかもしれない。人の目がない。なんと言われても結構。どうぞって。」

 

 

年美さん:「今仏教を勉強してすごく先生のような生き方はわかるんですけど、勉強してない時ってそういう人を見ると”ツッパってるな”とか、ちょっと歪んだ見方になっていました。」

 

 

先生:「ツッパっている人もいると思う。本当はビクビクしているのにツッパっている人もいると思う。だから年美ちゃんがそういう風に人を見ていたのは正解。ただ私はツッパっていたというよりも無関心。冷たく言うとどうでもいい。なんて言われてもどうでもいい。私が嫌だったら向こうに行けばいいじゃないって、悪口を言うためにここに来るの?って。去りなさいって思う。

 

好きな仲間の所に行って、好きな時間を過ごしなさいって思う。『どうしてあなたはこうなのムカムカ』って、そんな事にあなたの人生の時間を使わなくていい。私も興味がない。」

 

 

年美さん:「すごいですね。なかなか言えないビックリマーク

 

 

先生:「だって他人の価値観。」

 

 

年美さん:「今は自分の好きな事を聞いて選んだから”これでいい”って言えますけど、そんな考え昔はなかったです。」

 

 

先生:「だってしんどくない?自分の目を気にしていたら。」

 

 

年美さん:「たまに今でも人の目を気にしているのを感じることがあるので、だから今決められないんだなって思う事はあります。それが見れるようになったのでちょっとは楽になりました。それで解決できるようになりました。」

 

 

先生:「素晴らしい!」

 

 

年美さん:「先生のおかげです。勉強するのとしないのとでは、自己完結ができるという事がすごく大きいです。」

 

 

 

今日は区切りがいいのでこの辺でバイバイ

 

 

私は自分が悩んでいるということも気づいていませんでした。物質的なことで悩んでいると思っていました。お金がないから好きなものが買えない。お給料が良ければ日当たりのいい部屋に住めるのにとか、だから資格を取ってキャリアを積めばどうにかなると思っていました。

 

確かに両親のことは憎くてしかたなかったけれど、まさかこんなにも自分の物の見方が歪んでいたということもわかっていなかった。ただ私を傷つける身内がいて、私はその人をただ憎んでいる、そして今はその人達と離れて暮らしているからすごく幸せ音譜だから何も問題がないと思っていた。

 

でも、先生の勉強をしているうちに、人生の法律を勉強して私の人生は憎しみを分母にして生きている事がわかった。憎しみを分母にして生きるというよりも、人から傷つけられる事が幸せだと私の脳は思い込んだ。全てはそこから。先生の勉強をしていなければ腹落ちして学ぶことはできなかった。

 

今は自分が変わることの恐怖があるらしく私の心は抵抗している。この頃すごく精神的に疲れるがきっと最後の悪あがきをしているんだと思う。自分がどう変わるのか楽しみです。