瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝8時から再放送されます。
こちらのURLからラヂオきしわだのラジオが視聴できます。
http://www.radiokishiwada.jp/simul/
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先生:「前回ご相談を頂いていた内容に関する深〜いお話をしていたんですけれども、今日初めて放送を聞いてくださる方のためにサラリとどんなご相談内容だったのかお話をすると、高校生の娘さんの事で悩まれているお母様からのお便りでした。その娘が親に対して『お母さんの言うことは全部が嘘。全てが適当
』と言って、すごく攻撃的な態度をとる。それがお母さんだけでなく学校のお友達にもそのようなお友達がいなくなっちゃうような言葉を選んだ荒々しい事を言う。すごくお母さんが悩まれていたので、あるカウンセリングに行かれたようなんです。すると、娘が『お母さんの言うことは全部が嘘。全てが適当
』っていうように言っていたからなのかわかりませんが、カウンセリングの先生は『母親に対して言っていることとやっている事を一致させるように気をつけてくださいね。』と、お母さんが指導を受けたんですけれども、それだけでいいでしょうか?他にどう考えたらいいでしょうか?というご相談内容でした。
前回お話ししたのが、成長段階において我々は課題があってその課題を達成していかなければならない。達成していくことによって次の課題と巡り合っていくというお話をしたんですね。体が成長するということと少し遅れて体のレベルにあう心を我々は成長課題を経てそこをクリアしてく。
右左右左みたいに体が成長して心が追いついて、また体が成長して心が追いついて。。。体が成長することによって課題が生まれるからね。例えばそれが女子というのもそうです。生まれた時は男女わからなく同性のようにいたのが、女子という事を意識する体になった時にそれにふさわしい精神レベルを養っていかなくてはいけない。
肉体というのも一つの環境の事で肉体を含む本当の環境。そこに学校に行くようになるんだったら時間というものに間に合わなければならないとか、宿題があったら義務としてやらなければならない。遊ぶ時間を少し短くして勉強しなければならないとか、周りを取り巻く環境もドンドン成長する。それに合わせて自分が適応させていくという事も、私たち義務教育から始まって少しずつ環境への対応能力、精神レベルの対応能力を身につけていく。
これは何も学生の時とか社会人になりたての頃だけではなくて、それだけの環境に対する精神的な適応能力を身に付けていく成長は死ぬまであるという事なんですね。死ぬまで勉強というのはまさにこの事で、それを実はとても残念なことがいっぱい私たちにはあって、それがどういうことかというと、過去において課題をクリアしなくちゃいけなかったものをクリアしそこねているという事があり、そこの課題をクリアしていないと次の課題にステップアップする事ができない。
例えば今みたいにこのスタジオは全員女子がいる。私たちは女子として生まれたんだけれども肉体が女性っぽくならなかったら、女性性というものは多分我々は学べてないんだよね。だから環境が発達することによって後から心がついていく。環境がって心が成長できなかったら心はそこで止まっているの。その次の課題が見えない。つまりは幼児性を持ったまま未熟という段階で社会に出ていかなきゃいけない。そうすると非常に辛い。苦しい。どうしていいかわからないしまるで周りが敵のように見えてしまったり、敵のように見えるからどうするの?というと、私たちは嫌だなという現象を見ると、その現象を潰しにいくか、その現象から逃げるかのどちらかで身を守ろうとする。戦いに行っても苦しいし、常に逃げていても苦しいし、結局は全部苦しい。っていう方がご相談によくお見えになる。
なので、今日は前回の続きで今お話ししたところを前回は詳しく1時間全部使って仏法の事を喋らず1時間終わりましたけれども、今日はその続きを話をしていきたいと思います。
前回の放送が終わった後にたくさんの方からメッセージをいただきました。実はWEBサロンの方でも放送しながら収録をしているんですけど、それをご覧になっていた多くの方から”ものすごく勉強になった1時間でした”という事をたくさんメールをいただきました。ですので、これからその続きを勉強していきたいと思います。」
今日は区切りがいいのでこの辺で![]()
何かの本で、人生自分にクリアできない課題は自分にやってこない。そしてその課題をクリアできないとそのステージのままのところにいると読んだ事があり、その時はステージクリアしないほうが楽できるじゃん。だってクリアしていったらゲームのようにドンドン敵が強くなっていくんでしょ?と思っていたので、クリアしないほうがいいと思っていたのですが、先生のお話を聞いてその考えが間違えだったということと、どの本だかわからないがクリアしないとどうなるかまで書いて欲しかった
まぁ、書いていても当時の私は課題がなんなのかもわからないし、生きていること自体が嫌でしょうがなかったから、もしかしたら読み飛ばしていたかもしれないが、先生のお話は私が今まで読んだ本などの根拠であったり漏れている箇所を教えてくださるので本当にありがたい。早く取りこぼした課題についての対処方法を伺いたいなぁと思います。