瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝8時から再放送されます。
こちらのURLからラヂオきしわだのラジオが視聴できます。
http://www.radiokishiwada.jp/simul/
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今日も先生の時間割のお話からです。
先生:「時間割を作ってから今やっている思考以外がやってこない。それを終えて”さぁ次は何をするんだっけ?”っていう扉を開けない限り向こうの思考は見えなくなった。だから時間割を切って目覚ましがなるようにしておかないと、ずっと次の思考が出てこない。
”じゃぁ、今から1時間これをやる”っていったら”コレもやりたかった。アレもやりたかった。”って通り過ぎていく邪魔者達、ちょっとした訪問者達がいなくなった。」
全員:「やってみます
」
先生:「時間を割る。時間割って本当に時間を割る事だからね。」
全員:「そうですね。」
先生:「だから是非とも時間に流されちゃっている方とかやらなきゃいけない事があるのに思考に振り回されている人って、すごく単純なんだけどちゃんとノートを開いて時間割を書く。すごく時間が生まれました。それによって。是非ともお試しあれ〜
」
全員:「はい![]()
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」
先生:「さて、今日はね。リスナーの方からご相談頂いているんです。地方の講演会にも来てくださった方で、その時にすごくスッキリした。すごく苦しかった。会場でポロポロ泣いていらっしゃったの。あとからのメールで『目が覚めるってこういう事ですか?』っていうメッセージを頂いて、そこの講演会場に私は一度だけ行った事があって一回お会いしている。その方からホームページからご相談も申し込みが来ていて内容がズラッと書いてあったの。その方のことを折角だからシェアしたいなって思うの。細かい内容は少し割愛してお話しようと思います。
その女性の方は高校生の息子さんがいらっしゃるの。その息子さんが家の中のモノをぶっ壊すの。せっかくお小遣いで買った携帯やテレビとか、一万円以上する高級なイヤホンも引きちぎってしまったりするの。お母さんが何かをやっていると息子の部屋から黄色い声が、怒鳴る声が聞こえてきてドッキとゾクッとする。自分の息子ながらゾクッとするような、バンバン物を投げ倒している音とか、ギャーッて叫ぶ声が聞こえてきて、怖くて震えてしまうという息子なんだけど、晩御飯を食卓で囲ったら『お母さん、今日のご飯美味しい』ってニッコリ笑って言ってくれたりとか、買い物に行こうとすると『荷物重いから持ってあげるね』って一緒に行ったりとかするの。部屋で機嫌よくしているのかと思えば急に暴れてまた、この間買い直したばかりの携帯をぶつけて壊したりする。だから、ひょっとしたら心というか脳の構造とかの何かがあるのかもしれない。だから、誰かに助けてほしいっていうメッセージを頂いたの。
それを読んで大体わかったの。だから電話をしたの。つまりは何を話しをしかというと、これは私たち大人もそうなんだけれども物にあたる。年美ちゃんは昔トンカツ投げてたね?」
年美さん:「話しを聞いていて過ぎりました
」
先生:「トンカツを投げるのはなぜか?息子が携帯を割るのはなぜか?道を歩いているサラリーマンが看板を蹴飛ばすのはなぜか?なぜかというと、苛立っている心はあるんだけれども苛立っている心の解消法がわからなくて、解消しようと思ったら普通は言葉にしようとするんだけれども
その言葉が見当たらない時に応急処置として物を投げたり、大きな音を立てたりするの
それをすると、一時的にストレスが緩和される感覚になる。それがどうでもいいもの。例えば腹が立った
ってなって、足元に落ちている枯葉を破っても解消できないの。飲み干したジュースの缶をグシャッて潰してもスッキリしない。それだったらどちらかというと瓶を破りたくなる。」
年美さん:「壁にぶつけたくなりますね。」
先生:「だから何かちょっと普段しない事をする事でそれに置き換えていることになるの。だから、お母さんが心配するべきなのは
それだけ言葉にできない怒りを持つ回数がある
という事で、怒りを持っていなくてこれをしているならビックリするけど確かに怒っている。だから『そんな事をするのやめなさい
』っていうのではなくて、『何が起きたの?』ってまずは質問してくださいねって話しをしたの。
みんなもそうじゃない?自分の子供が物をひっくり返したりしたら『なんでそんな事するの
何なの
』って言いたくなるでしょ?」
規子さん:「言ってました
」
先生:「そんな言葉にできないほどの怒りを抱えるのに何が起きたの?っていうようにその部分をフォーカスしてあげる。まずそこが大切。もう一つは。。。」
今日は時間がないのでこの辺で![]()
今日のラジオ内容は本当に悩まれている親御さんがいらっしゃったら、このブログを読んでお子さんへの接し方を少し変えるだけでガラリと変わる気がします。この息子さんがモノを壊すだけで、親御さんを憎んでいるわけではなさそうなので良かったなぁと思います。今日のブログは拡散して悩まれている方に届くといいなぁと思います。
子供を育てていらっしゃる方は本当にすごいなと思います。自分の時間とお金などの資材を子供に注いでいるにも関わらず、私のように親を憎んだり、この方は家庭内暴力とまではいかないけれども、子供に怖い思いをさせられたりと割に合わないなぁと小さな頃から思っていました。
「子育ては楽しいし素直ないい子が育つよ」と言う方もいらっしゃいますが、多分それはその方がそうなだけで、私の場合は自分が親を憎んでいるからきっと自分の子もそうなるんだろうなぁと思ったので子供がほしいとは思った事は無いのですが、もし、私と違い子供が欲しくて子育てに喜びを感じる人が、子供が成長するにつれ家の中で暴れるようになったとしたら、どれぐらい深い悩みや苦しみなるんだろうと思ったら朝から暗くなりました![]()
個人的には、今回のようなリスナーの方の悩み相談をラジオで沢山伺ってこのブログにアップしたいなぁと強く思いました。