瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝8時から再放送されます。
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先生が大阪の庵を引っ越しされた時のお話です。
先生:「今回の引っ越しで多くの本とおさらばしたの。800冊以上を捨てたのね。でも、前にも言ったと思うんだけど物を捨てるって一体どういうことか?っていう事が今回の断捨離でよくわかって、読んでない本を持っていてそれを捨てなきゃいけない。読んでない本があったらそれをずっと置いておくよね?」
年美さん:「はい。まだ読んでないし勿体なんで。」
先生:「これはいつか読もうって置いている本。多分何冊かあるでしょ?その全く読んでない本を捨てるっていう事がやっぱりみんなできなくて、その本達を含めて800冊以上を今回捨てたのね。
物を捨てる時に勿体ないという概念は絶対持っていてはいけなくて、物を捨てるという事は買ったというものに対して捨ててあげるという事も1つの儀式だと私は思っているの。1000円の本を買いました。1000円の本を買ったらちゃんと読まなくちゃ勿体ない。けれどその本を買いたいなと思って買った時に読まずに次の本がまた新しい仲間が入ってきて次の本をチョコっと読んだ時に、その本の中からまた興味のある本が出てきりすると”あ!こんな本も売っているんだ”って、それをまた買う。
一番最初にスタートした本から違う中身の本になってる。最初に買った本は後々に5冊10冊に繋がっていった本達は違うカテゴリーに変わってしまっているケースがある。最初はお料理の本から買ったのに気が付いたら宇宙の本になってた。
今の自分の心は宇宙というものに対して興味があってそこの本を手に取っているのに料理の本に戻りますか?もし、読書の時間10分だったらお料理の本を読むかって言ったら読まない。じゃぁ、その本棚の30センチくらいの本が入っているスペースを全部空けてあげたほうがいい。
今興味があるこのカテゴリーの本に出会うために必要な本達は、私をこの宇宙の本まで運ぶために十分仕事をしてくれた本達なので、よくここに私を運んでくれました。一冊1000円で10冊だったら一万円。この一万円という本を買おうと決めて宇宙の本を手に取るまで、この時間とお金をかけて今最も興味のある本達は私を誘ってくれた。”本当にありがとう
”って言ってガバッと捨てる。何でもね。
だから物を買う時って”いいなぁ”って思って買うけれども、後々”なんで買っちゃったんだろう
”って”いつか着るかもしれないから置いておこう”っていうTシャツ達とか絶対に気ないんで、そのTシャツが3980円だったとしても”勿体ない”って。だからこれを部屋着にしようってするじゃない?」
全員:「よくします
」
先生:「外に出かけるのが嫌だなって思っている服で家の中で過ごすなんてすごく失礼だと思っているの。」
全員:「![]()
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」
今日は区切りがいいのでこの辺で![]()
私は先生のおっしゃるような本の買い方をしなくて、本屋さんでパッと目に入って表紙が面白そうだったり、話題の人が書いた本だったりすると本を買うので、先生のような一つの線にになるような買い方ではなくて点の買い方をしていて、本の飼い方も先生と違うなぁと思いながら聞いていました。
何より、すごく驚いたのが部屋着の話です。外できれなくなったから部屋着に格下げになるという発想ではないのが驚きました。失礼って他人に使う言葉で自分に対して使う言葉じゃないと思っていたから本当にびっくりです。先生のお話を伺っていると先生にとって先生の肉体や感情すらも同一じゃないんだなぁと思います。本当に自分を操縦されているんだなぁと感じます。
自分に失礼じゃない部屋着って持っていないかもしれない。。。首回りがヨレヨレだったりウエストのあたりのゴムが伸びてたり、洗いすぎで色あせたジャージとか。。。
こりゃダメだ![]()
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