瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝8時から再放送されます。

下差しこちらのURLからラヂオきしわだのラジオが視聴できます。

http://www.radiokishiwada.jp/simul/

 

 

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今日から新しいラジオの内容です。前半は先生が大阪の庵を引っ越しされたお話とWebサロンの入会方法についてのお話でしたの割愛します。

 

 

 

 

先生:「ちょうど今日ブログを更新してね。昨日担当した覚せい剤の受刑者の女の子のことを。」

 

 

 

年美さん:「読みました。」

 

 

 

先生:「ぽちゃっとしたあどけない子供じゃない?っていう顔をしている子なの。21歳の子で4歳の子供がいるの。だから17歳で産んでるんだよね?これはブログにも書いたからね読んでもらったらいいんだけれども、女の子が薬物に手を出す入り口は本当に彼氏に勧められてとか、旦那に勧められてなの。最初は怖いから断る。または、まだ彼氏になってないとか、片思いとか、憧れている人とか、その人から勧められたら断ると嫌われるんじゃないかな?って思って愛の獲得のためにやっちゃうのね。」

 

 

 

年美さん:「う〜ん。。。」

 

 

 

先生:「普通の21歳の子がなんで見つかるかわかる?」

 

 

 

年美さん:「覚せい剤をしている事をですか?」

 

 

 

先生:「そう。普通の子が。暴力団とか組織が覚せい剤を売買するような場所だったら、急に調査が入ったりして見つかったりすると思うんだけど一般の普通の女性。例えば、年美ちゃんが覚せい剤をやっていたとするじゃない?普通は警察は年美ちゃんをターゲットにはしないでしょ?でも、みんなピンポイントで逮捕されているわけ。なんでだと思う?」

 

 

 

トヨさん:「ご近所とか?」

 

 

年美さん:「日頃の行動がちょっと怪しいとか?言う事が噛み合ってないとか?」

 

 

 

先生:「全部偶然なの。」

 

 

全員:「えハッ偶然なんですかビックリマークビックリマーク

 

 

先生:「偶然っていっても、通りすがりに『ちょっとあなたカバン見せてください』っていう偶然ではなくて、なにせ薬をやるとまともな判断ができないわけ。大概その後コンビニに行って万引したり、自転車で暴走運転をし始めたり、急に飛び跳ねたりとか、道を歩いていてもおかしな行動をしてしまうの。それで職務質問されて逮捕されるの。」

 

 

 

全員:「あぁ。。。」

 

 

 

先生:「大概の場合はついでがてらの調査でカバンを開けたら覚せい剤が出てきて逮捕になるのね。だから街中でおかしいなって思ったら確かに何かある。おかしなアクションをしている人ってやっぱり何かあるから気をつけないといけない。

 

その子もそうなんだけど、罪を犯したと思っていない子がすごく多いいの。これは私の課題で、どうすれば本当に罪を犯してたとわかってもらえる順番になるのかな?って。教育って限られた時間の中でやらないといけないから今までも教育が終わったら自宅に帰って自分に対するレポートを書くの。向こうでは向こうでレポートを書くんだけど、自分自身に対してもレポートを書くの。こういう順番で、こういう風な価値観にまず持っていってあげて、その後こうしたらいいかなって色々考える。

 

こういう角度でモノを言っている人は、おそらくこういう背景があるから防衛機制はこれが働いているから、このような例え話をしたらいいかな?とか、この話をしたらクッと睨んでくるか涙を流すかな?とか心を揺さぶって、やってはいけな事をやってしまったというところにまず心を持っていく。

 

大概の人はそこで『うわ〜〜〜』って泣き崩れたり初めて罪を犯したってわかるとものすごく真面目に服役してくれるのね。それが『仕方ないじゃない。そうするしかなかった』って思っている人は反省ができない。反省ができない服役期間って地獄なのね。本当に地獄なの。」

 

 

 

全員:「なるほど。。。」

 

 

 

先生:「服役期間に感謝ができる。本当に自分は悪い事をしちゃったって気づくと感謝ができるの。だからそういうような心にしてあげると精神的な苦痛がない。受刑に対しては。」

 

 

 

 

今日は区切りがいいのでこの辺でバイバイ

 

 

私は本当に受刑者の方と心の動きがよく似ていると先生のお話を聞いてよく思います。「仕方ない。そうするしかなかった。」と思っている人は反省ができないと先生が仰っていましたが、まさしく私だなと思いました。私がこんな性格なのと人生思い通りにいかないのはあんな両親に育てられたからと本当に思っていたので反省なんてできなし、それよりも反省するのは私じゃなくて向こうでしょ?って思っていたので、アドバイスという名の注意をしてくる人の話は全然聞かなかったし、瀧本先生が過去も今も全てAll OKとお話しされていても”先生は華やかだし、人気者の人生だからそりゃそうよね。私だって先生だったらそう思うと思う”と思いながら聞いていたので、仏法を聞いても自分との違いというか比較というか今の自分を正当化するような聞き方で聞いていたので、先生と私の育ち方というか、そもそもの能力の違いといいますかそっちの方をクローズアップして”あぁ、華やかな方と私はこんなにも考え方が違うんだなぁ”と思っているだけでした。(先生の側におりますが正直にいうと今もそう思うことがあります。前よりは少なくなったのが救いですが。。。)

 

 

でも、今日のラジオを聞いてそうじゃなくて、私の場合は何かに気づいてないから全てAll OKと感謝ができないだけなんだなぁと腑に落ちました。何かってなんだろう?この方と同じように悪いことかしら?そうだとすると、わたし本気で悪くないと思ってるからね。みんな私の立場なら同じことしてるでしょって思う。逆に私だからこの程度で収まっているんじゃないかとも思う。怖いぐらい開き直ってるなぁ。書きながら思うがこりゃダメだ。反省する以前に人の話を聞く体勢じゃないなぁ。お会いしたことはないが、まるで捕まったばかりの受刑者のようだと思う。犯罪者になる前に先生とお会いできてよかったなぁと心底思った今日でした。