瀧本先生のブログ【戦わすに聞いてあげて下さいね。】を読んでドキッとした。なぜならお話の中に出てくるご主人が私に似ているなぁと思ったから。

 

 

 

私も人の話を聞いて、そうだね!は言わず、何を話しても理屈、理屈、理屈……のオンパレードのような気がします。あと、さらに最悪なのは、私の口癖は「違くて、、、」と、相手の意見が例え自分が言おうとしている事と合っていたとしても、「違くて、、、」と言ってしまう。自分の会話をよくよく聞いてみると、なんで相手の意見を否定しているのかよくわからないということがよくあった。

 

 

相手に同意せず常に相手を否定しているとどうなるかというと、プライベートでは孤独だし、仕事では話が通じない人というレッテルを貼られる。先生と出会う前の私は、私が話が通じない人なのではなくて、相手の説明が下手なのに人のせいにしてバカな人だなぁと思っていた。なぜ自分の思っている事を言葉で説明できないんだろうと、自分を直そうというよりも相手が語学力が乏しいからと思っているので、相手の方が悪いと真剣に思っていた。

 

 

先日、先生のブログでは、理屈ばかり言うご主人は

 


「がっかりしたくない」
「自分の至らなさを知られたくない」
みたいな、
心の奥に触れられたくない傷を
持たれているように思います。

 

 

とのこと。。。

 

 

 

 

私、一体どんな触れられたくない傷があるんだろう???

 

 

 

さらに、先生は奥様にこのようなアドバイスを

 

 

あ、
何か落ち込みたくないと思うほど
今は敏感なのかな?


何か一人で抱えているのかな?
ゆっくりと聞いてあげよっと。

 

 

 

 

どうしよう。。。私にはそんな懐広く聞いてくれる人がいないガーン 一人暮らしで家族ともほぼ絶縁状態で彼氏はいないし。。。

 

 

自分で自分に聞くしかないなぁと、確かに私はいつも何かに怯えているような気もするし、一人で抱え込んでいるような気がする。気がするだけでなんだかよくわからない。

 

 

 

すると、ラッキーなことに、瀧本先生から「何でもいいから自分が思っている事を書き出すといい」とアドバイスをいただいた。以前本やセミナーでも言われていて、めんどくさいのと、私の場合はいつも両親の悪口か子供の頃の苦しかった時の言葉しか浮かんでこないので、書き出すのもつまらないと言うか、堂々巡りのような気がして私には効果がないと思っていた。その点についても質問をしてみた。

 

 

 

すると、「それだけ心はまだ言いたいんだね」とポツリと瀧本先生。

 

 

 

 

なるほど!頭では”また同じこと書いていて進歩がない”と思っていても、心はまだ訴えたい事があるという視点でやっていくんだ!という事が分かっただけでもスッキリ。いつもはそれで効果がない、めんどくさいと止めてしまっていたから。そして、本当に紙に書く事が苦手だし、つまらないと思ってしまっていましたが、どうやらその認識も違うらしい。

 

 

 

先生はさらに「最後に大玉のようなものが出てきて、それを自分で発見した時に”こんな事を思っていたんだ”と思う。そして、それを発見してからは全く違う視野で生きる事ができる」と仰っていて、(お話しされていた単語は違うと思いますがニュアンス的にこのようにお話しされていました。)

 

 

 

私が「それを発見した時は、どのような感情になったんですか?」と聞くと、しばらく沈黙があり

 

 

 

「すごい虚しさだった。そんな事を思っていたのかと崩れ落ちた」と仰っていて、心の勉強をされていた先生が崩れ落ちるのだから、自分が心に蓋をしているモノを発見するのは興味本位でするものではなく、真剣に自分と向き合おうと思わないとダメだな、とお話を伺いながら思いました。

 

 

 

一日ゆっくりできる時間と場所を確保して真摯に自分と向き合おうと思います。どんな事を隠し持っているのか楽しみです照れ