瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝8時から再放送されます。
こちらのURLからラヂオきしわだのラジオが視聴できます。
http://www.radiokishiwada.jp/simul/
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先生の依頼がオーバーフローした時のお話しの続きです。
年美さん:「先生でもそんな事があったんですね。」
先生:「あった
だから、今まで言語障害あったから全力で努力してそれをやったし、その時その時の色んな全力を覚えているわ。本当に乗り越えなきゃいけない事とぶち当たって乗り越えられなくて底力を出して乗り切ったっていう記憶があるんだけど、今日、いま、このラジオ収録に至るまでの全ての努力の中で一番苦しかったのはソコ。」
年美さん:「![]()
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」
先生:「全部が大きな仕事だったから。大きいというのは断れない。あなたしかいないって言われて受けている仕事だから、誰かにお願いができない。講演会だったら今日なしとか、年美ちゃんお願いとかできるけど、自分が絶対にやらなきゃいけない。究極になったら日程変更や誰かにお願いができる仕事が多かった中で、アレだけは完全にその日、その時間で終わらないといけないっていう仕事が何本も走ってて、もう泣きそうだった。もうイヤ
」
年美さん:「それぐらい、いっぱいいっぱいだったんですね。」
先生:「辛かった辛かった。あの時は笑顔がなかった。ご飯も食べてなかった。あの時は痩せててゲッソリしてた。」
年美さん:「そう見えなかったですね。」
先生:「講演会の時はヘラヘラしてたけど、もう泣いてましたよ![]()
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」
年美さん:「先生の中でそんなパニックがあったなんて。」
先生:「だから、こういう角度のものが私は弱いんだなとか、順序を見失うんだなとかあそこでよくわかったよね。情報を自分でゆっくり集めて納得するまで噛み砕いて自分の中に落とし込んだものを発信する事にはすごい強みを持っているけれども、急いで情報をまとめあげるという事が苦手。もちろん方位学や気学は長年やっていたからね。だからわかっているんだけど、あんな由緒あるところの看板として私の名前が上がってしまうからね。太閤園は歴史があるからね。アレは本当にどうしようって思った。
今何かが重なって”どうしようかな
”って思ったら、比較の原理じゃないけど今は全部屁の河童。その仕事量が手から溢れて誰も助けてくれないっていう事のMAXがあると結構なんでもOKよ。なんでもどうぞって言えるのはあの体験があるから。」
年美さん:「それがあるからなんですね。」
先生:「それ以外のメンタル的なもの、例えば病気とかの苦しみを自分で安穏に持っていったという自信があるから、何があっても”はい。どうぞ”って言える。それぞれ過去の思い出の中のスーパースター達がいるの。」
年美さん:「その時すごく苦しかったのに、今思えば全部それがあったから今があるというか楽に感じれるというのは、何かとの比較なんですね。比較というかそれを経験したからっていう思い。経験って本当にすごいですね。」
先生:「経験とノートの量は裏切らない。だから、自信がないならノートを取れって思う。ただただただただノートをかけって思う。」
年美さん:「ノートを書く時って、書く時の内容を自分の中で噛み砕きながらゆっくり書いていくんですか?」
先生:「そうそう。もう暗記。」
年美さん:「もう書きながら想いをソコにずっと頭の中で繰り返しながら、言葉に出しながらとかですか?」
先生:「例えば自分のノートを1つのノートに纏めようとしたりとか、本に素晴らしい表現が書いて纏めようと思ったりとかした時は、当然声に出して読む。」
年美さん:「とうぜん
」
先生:「口を動かすってこの筋肉を使う。随意筋っていう筋肉を使う、ここから発せられた音声を耳で聞く。目だけではなく、口を動かしてその波動を耳で聞く、それを脳がまとめていくっていう事を5感にしたいから必ず読む。」
年美さん:「そういう繋りがあるんですね!」
薫さん:「そういう事を意識してなさっているんですね。」
先生:「もちろん
必ず声に出して読む。声に出して読んで読んだら閉じて書く。暗記して書く。どこまで暗記したかな?って何行も何行もそのまま書く。もう何も出てこない!ってなったら本を開けて声に出して何行も読んでまた閉じて書く
」
年美さん:「先生の原点ですね。私間違っていました。」
先生:「間違ってないよ。みんな好きなやり方がある。」
年美さん:「私はただ書いて綺麗になっていくことに喜びを感じていました。」
先生:「それはそれでいいと思う。だってそれが喜びだから続けていけるものね。」
年美さん:「それは嬉しいんですけど、なかなか覚えられないんですよね。書いていても。やっぱり口に出して脳に指令を与えるようにするというのはすごく大きいですね。一回もノートを纏める時に声なんて出しませんでした。」
先生:「それはそれでいいと思うよ。私は側から見たら変な人だと思うよ。私人様の前でノートを纏める時もそうするから。例えば外のカフェとかにいく時あるじゃない?大迷惑だろうね?他の人は。私は声に出して読むから
」
年美さん:「ずっと声に出して読んでノートに書くんですか?」
先生:「そうそう。本当に堂々と読むよ
そして覚えたいと思っていたらいつか覚えられるよ。なにせ楽しいなって覚えているうちは花よ。これが苦しみに変わってしまう事がこの先あるかもしれない。わからないけど。
とにかく自分がこれが一番楽しく続けられるというスタイルが見つかっている事が何よりで、私は年美ちゃんみたいに綺麗にノートをまとめる事が出来ない。私のノートは大抵グチャグチャだから。手帳もグチャグチャだから
」
全員:「![]()
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」
今日は区切りがいいのでこの辺で![]()
私は弱音というか愚痴を吐くのが早いなぁと先生のお話を聞いていて思いました。というか基本やる前から諦める事の方が多いなぁと、だからあなたしか出来ないなんて言われる仕事を任された事がないなぁと思いました。会社員だとよりそうかもしれません。みんなが同じ事が出来ないと逆にダメ。自分しか出来ない仕事があるという事がNGだけれど、そもそも先生のような気持ちで仕事してないなぁと自分と比べながらラジオを聞いていました。
あと、ここれは私の個人的な意見なのですが、今まで出会ってきた方はを統計するとノートを書く人は物覚えが悪いと思っていたので、いかにノートを取らないかという事を私は心がけていました。なぜかというと、私が思うにノートを取っている人は、ノートを取ることに意識してしまっていて、先生の話を聞いていない人が多かったし、集中しているのがノートまたは黒板なので会話を記憶していないんですよね。
だから、いつも”なんでノート取っているのに私より記憶してないんだろう?”って思う事が多くて、ノートを取るのを高校生くらいからやめて、先生の法話を受けるようになってからノートを取るようになったため、未だにノートの取り方がわからない。。。先生の場合はありがたいことに法話を録音できるのでいいのでけどね。
今まで勉強をしてこなかったから勉強の仕方もよくわからないし。。。やっぱり学校生活をちゃんとやっていないとこういうところで苦労するんだなぁと今になって体感している私でした。