瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝8時から再放送されます。

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今日も先生のお話からです。

 

 

 

先生:「十数年ぶりの友達にこの間久々に会ったのね。十数年前は定期的によく会っていたの。いろんな事情があって『会えなくなるね』って、だからちょっとお洒落なお店に行ったの。そこに食べに行って、2・3皿だけのコースを食べて帰ったのね。

 

私はそのレストランのことを非常に覚えていて、それはなぜかというと、その後から知ったんだけど私の友達が経営してたの。”あ!あの人のお店にたまたま行ったんだ”って思ったの。だから鮮明に覚えているの。

 

でも、相手の人からすると突然入ったお店のようなものだから覚えてないんだけど、この間会った時に『あの十数年前に行ったレストラン良かったよね?あそこのアレがすごい良かった』って友達が言ったの。その時食べた料理とか言ってくるのね。『この料理美味しいって言ってたよね?あれもう一回行きたいよね?』って言ってるんだけど、そのメニューが全然違うメニューを言っているの。

 

”誰がコンスープを飲んだんだ?”って思ったのよ。全然メニューが違うの。その人は親友と最後の食事を食べに行ったという事を色んな人に話をしているらしいの。だからメインディッシュまでも入れ替わっていて、すごいフルコースになってた爆  笑

 

 

 

年美さん:「2・3品の料理がハッ

 

 

 

先生:「『その料理の後何が出てきたっけ?』って私は意地悪だから聞いてみたら『確か、次はこんな料理が出てきた』って言うから、私が『これ以上やるとバカにする事になるから言ってもいい?』って、『実はあの時は3皿しか食べてないし、コンスープなんて出てきてないよ』って言ったの。『嘘よハッ』って言うんだけど、その人が何人にも言っているうちに、その人の心の中に”もう一皿でていたら良かったのにな”っていう心が自分の中に浮かんだら、『その料理の前にサーロインステーキが出てきた』って1つ嘘をついた自分の心は覚えている。そんなものなんですよ。だから、お釈迦様の1行でいつも講演会で言っているフレーズ

 

 

 

『そのあなたの今の苦しみとなっている一点がもしあるなら、その苦しみ1点だけを恨むのではなくて、そうじゃなくいてくれる場所に感謝をしてみてはどうか。』

 

 

 

っていう、この一行はひょっとしたら、その本に載ってなかったかもれない。」

 

 

 

年美さん:「全然違う本に載っていたかもしれませんね。でも、その言葉が先生を変えたというのは間違えないんですよね?」

 

 

 

先生:「それは間違えないビックリマークビックリマークビックリマーク

 

 

 

 

 

----ここから話がガラリと変わり、先日行われた先生と美千子さんのコンサートのお話です----

 

 

 

 

先生:「実はコンサートを開催するにあたっていっぱい心配事があったの。」

 

 

 

年美さん:「心配事があったんですねハッそれはどんな事ですか?」

 

 

 

先生:「何に対する心配か。言ってもいい?」

 

 

 

年美さん:「言ってください。先生らしく言ってください。」

 

 

先生:「今一緒に勉強している門下生や弟子達がいっぱいいる中で、小林美千子という人にまず私が最初にスポットを当てたという事。ドカンとステージに上がって欲しかった。彼女の能力を開花させて自分の道を切り開いてもらおうと思って、できる協力の角度は何だ?と思いながらこういう事をやったんですけれども”果たして来て下さったみんなは喜んでくれるのか?”っていう心配があったの。」

 

 

 

年美さん:「そんな心配があったんですね。嫉妬とかって事ですか?」

 

 

 

先生:「そういうこと。」

 

 

 

年美さん:「あぁ。。。」

 

 

先生:「”え!なんなの?”って。もちろんみんな大人だから表情では楽しんでくれている。『良かったね』って言ってくれる。けれども、”何よえー”っていう心があると、せっかく来て下さったその方の心がワクワクしないんじゃないかな?とかね。表情は楽しんでるけれどね。

 

”何よえー”っていう心のまま、あの空間にいるというのはすごくしんどいからね。もちろん、そういう心が働かない人たちになっているであろうと願っていた。でも、それってわからないでしょ?」

 

 

 

年美さん:「それはわからないですよね。」

 

 

 

先生:「心の中が見えないから、その方には楽しくない時間を提供する事になるかもしれないと思っていたの。だから最初の法話をするときに『みんな繋がっているんだ』っていう話をしたの。」

 

 

 

年美さん:「ちゃんと計算されていたんですねびっくり

 

 

先生:「みんなにもう一度繋がっているという事をわかってもらうためにそこを強調したの。もちろんみんなを信じているけどね。ところが、私の心配なんて全く関係なかった。後から本当に良かったっていうメールを頂いたりしたの。昔の私だったら”何よムキー”ってきっと思っていたはず。自分の心はどうなるんだろうかって心を観に行きながら先生のお話を聞いて、美千子さんの演奏をき聞きながら心を観に行ったら、本当に嬉しくて美千子さんがすごくて、お二人のユニットが大成功になってることが嬉しくて”次は私かもラブ”って思ったらワクワクして寝れなかった。っていうメールをいくつも頂いたの。

 

その時にちょっとでも疑ってごめんなさいお願いって思ったの爆  笑

 

 

 

 

今日は区切りがいいのでこの辺でバイバイ

 

 

美千子さんのデビューコンサートで、来客者の方が嫉妬しなかったのは美千子さんの人柄なんじゃないのかなぁと思います。もし”なんでこの人がムカムカ”と思われるような人や才能の持ち主だったら”私の方がムキー”って嫉妬されているし妬む人が現れていたと思いますが、そんな人は勝手に嫉妬させてればいいと、私なら思ってしまいますがそういう方の事も心配されているなんて先生はすごいなぁと思います。

 

といいますか、先生が仰っていましたが、大人は表情ではにこやかで心の中は嫉妬しているなんて事ができるなんてすごい演技力だなって、その会話の方がびっくりした。そんな風にできる人が多くいらっしゃるんですねびっくり びっくりした。私は心と表情を別にする事が出来ないから、居心地が悪くなったら会場を飛び出してしまいますが、大人はそういうことしないんですね。どこでそういう事を習得するんだろう?皆さんどんな頭の構造になっているのか興味がありますね。。。