瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝8時から再放送されます。
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昨日のご相談の続きからです。
先生:「私が話した内容がその方にとってすごい衝撃だったららしくて、次の日からはご飯を食べるときでも御膳ごと仏壇に乗っけるんだって
ちょっと覚めてしまうけど、そこから御膳を下げていただいていますって。」
年美さん:「すごい!これってすごいことですね!」
先生:「それで十分感謝の心が育まれるというか養われるから”あぁ、そんな会話が6年前にあった気がする…”って。客人から頂いた菓子折りを、仏様から頂いたお菓子の方がとても嬉しい。だからまず仏壇に置けってノートに書いてあるの。」
年美さん:「すごい!それって1回そういう気持ちで菓子折りを仏壇に置くっていうのは大事ですね。」
先生:「そうなの。」
年美さん:「自分が先に食べようって思ってしまいますよね?」
先生:「私はさすがに思わないわ
」
年美さん:「私は仏壇がないので、買ってきたら即自分っていう流れなんですけど、その今の意味を伺うと何もないスペースに一回置いてから、供えるという意味でやると気持ちが変わるかなって思います。」
先生:「そうそう。これって1つの譲るっていう精神の養いにもなるからね。日常の小さな事が浸透して『いいですよ。お先にどうぞ』って言える。本当は自分が真っ先にやりたい、したい、行きたい、食べたい、飲みたいんだけれど『先にどうぞ』っていう、そこの養いになるのよね。
だから、『仏様なんていない!って思っている』って仰っていたけど、ちょっと待ってって。無神論者でいいけども、このお話をすると皆さん『仏様から頂いたお菓子の方が嬉しいですね』って仰る。だったら、家にお仏壇があるのなら『どうぞ召し上がってください』って言ってから仏様からいただくご飯に切り替えて食べられたらどうですか?っていうお話をしたの。
6年ぶりぐらいにその方からメールを頂いて”あぁ、こんな話があった
”って思ってノートの1ページに書いたの。」
年美さん:「実践されているんですね。」
先生:「そうそう。実践されているみたい。
他にはシンプルなものもあるの。ある方は、自分はすごく不器用ですごく頭が悪くて暗記もできないし、友達と遊びに行った先でもストレスになる。コンプレックスになる。なぜかというと、仕事が不器用とか要領が悪かったら上司から注意されたりとかその場でストレスになるんだけれども、プライベートで友達と一緒にカラオケに行ったら、すごく自分は音痴。みんなはストレス発散でカラオケに行くのに、自分はストレスが溜まる。と、いうようなご相談に対して、
人より不器用とか頭が悪いとか下手とかっていうのは大宇宙の特別注文なのよ
って、言ったらしいの。。。」
年美さん:「安心感がありますね。」
先生:「あなたは特別オーダーなんだって
」
年美さん:「ちゃんとオーダーして来てるって事ですよね?」
先生:「その一言ですごい救われたって。その方は男性の方なんだけど『僕はすごいたくさんの特注です』って
」
年美さん:「すごい楽しそうですね
そう思うと特別な感じがしますね。」
今日は区切りがいいのでこの辺で![]()
私が小学生の低学年までは、家に仏壇のようなものがあり、夕飯の前は小皿に乗っけたご飯をお供えしてから食事をしていたのですが、私たちが食事をしたあと、そのお供えしたお米がいつもカピカピになって捨てるのと、カピカピになったお米のお皿を洗うのがすごく嫌で、その習慣を母に言ってやめたのですが、まさかそれがどうぞという献上の心を養う行いだったとは
どうりで言えないはずですよ。私。
いつも人よりも自分が先に食べるし、お菓子でも自分が先に選ぶし、エレベーターではまず先に私が降りるし。。。
「お先にどうぞ」ってすごく苦手な言葉というか、私の辞書にない言葉なのでまずは覚えるところからスタートしないと。。。
子供の頃にこういうお話を聞いていたら、少しは献上の心が養われていたのかしら?と思いますが、きっと、私のことだから”面倒くさい
”って言って結局やらないような気がします。
先生のノートにどんな言葉が書かれているのか気になるので続きが楽しみです![]()
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