瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝8時から再放送されます。
こちらのURLからラヂオきしわだのラジオが視聴できます。
http://www.radiokishiwada.jp/simul/
-------------------
昨日の心のお話の続きからです。
先生:「心っていくらでも外しておきたい心は人は外すことができるの。こういう時はこんな対応。この時はこんな対応って。あまりにも違う人って側から見ると二重人格というか多重人格症のように思われるほど全く別人になってしまう人がいるんだけども、ただ多重人格というのは、その一つの人格が出てきている時は、もう一つの人格がいないの。もう1つの人格が出てきてさっきまでの人格が隠れちゃうと、次に出てきた人格の時はさっきまで出てきた人格を覚えてないのね。」
年美さん:「記憶がないんですね。」
先生:「記憶がないから、その人の中にたくさんの人格がいると色んな行動をするけど、記憶はその時の人しか覚えていないから、あまりにも別人になる。ご相談内容も『別人のようにとか恐怖を覚える』って書いてあるんだけど、いま言ったのではないと思うのね。人格が何個もあるってね。そういうことも懸念してますって書いてあるけど、絶対私は違うと思っていて分格化っていうAの部屋とBの部屋にそれぞれの心があって、Aの時にはAのように振る舞う。Bの時にはBのように振る舞って。これが多重人格とどう違うかというと双方の記憶があるってことなの。
さっきの多重人格というのはその人格が出てきている時は記憶がある。でも、B子ちゃんが出てくるとB子ちゃんの記憶だけが連続してある。双方の記憶を合切して語ることはできないの。けれども、そんなややこしいのじゃなくて家の中ではこうするべきである。生活していく空間だし埃というのがあってはいけない。でも、対社会ではどこに埃があろうがみんなで共有の場所だからとか
幸せを守るルール
として、こういう行動を取られているんだろうなって思うから、私に相談するのではなく、相談するべきはご主人だなって思うの。だから、まずは聞いてみる。今考えていることを。『私はこう思っているんだけど、あなたはどう思っているの?』って言ってみるべきかなぁって思います。
周りから見ると別人に見えちゃうかもしれないけど、ご本人は体験を継続しているはずなんで、体験が途絶えているとややこしい。それは相談のレベルではなく何か治療のレベルかなって思います。
しかし、間違えなくご本人は連続して記憶しておられると思うので、そんなややこしいことではないのでご相談をしてほしいと思います。そして、相談をするのに大切なのは、
外でする
っていうこと。。。」
全員:「![]()
![]()
」
先生:「外で相談をして、穏やかな感じの時に外で相談をして、新しく作ったルールを一緒に家に持ち帰る。家の中で『あなたちょっと座ってください。聞きたいことがあるんです。。。』なんてやったら大変なことになる。その辺はお気をつけくださいね。」
年美さん:「大事なポイントですね。」
先生:「今日はそんな感じのご相談を1つご紹介しました
」
今週のラジオ内容はこれで終わりです![]()
外で相談をするという発想がなかったのでビックリしました。ただ、ちょっと心配なのは、外で一緒に作ったルールを自宅に持ち帰った後に、「なんでさっきはあんなこと言うんだ!」とか、ルールを破る人もいるんじゃないのかなぁと思ってしまう。私の父がそんなタイプなんでそう思うんでしょうかね。
相談者の方が先生のアドバイスによってどうなられたのか知りたいですね![]()