瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝8時から再放送されます。
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今日は昨日のご相談内容の続きからです。
先生:「ご主人が家の中で別人。外に行ったら優しい。お友達が相談きたらどうする?」
年美さん:「本当に苦しそうですね。」
先生:「なんて言ってあげる?」
年美さん:「なんで夫がそんなに細かいのか?元々は夫は変わってないんですよね?女性からしたら変わったと思うけれども、もともとそれが見えてなかっただけで、旦那さんは元々細かい性格。家ではキッチリしないといけないという価値観を持たれていたという事ですよね?」
先生:「多分そうだよね。」
年美さん:「変わったんじゃなくて、たまたま見てなかっただけ。」
先生:「まぁ、結婚して初めて一緒に住んじゃったら、生活が始まっちゃたら全然違う側面を見るものね。私もそう思いました。その方を見ていないので、表面上のご相談という形になっちゃうと思うんだけれども、外では優しくて家の中では豹変する。その人のあまりの違いに恐怖を感じて暴力されるかもっていうご相談って結構多くて、確かに家の中の生活の特性と、外での特性って人間って同じ人もいるけど全然違う人って結構いるのね。
なせかというと、家の中の人格というのは親から作られていきやすい。対社会、外と関わる人格は自分が構築しているので、家の中ではこうあるべきという’べき論’というのは、その家系代々受け継いでいるものがある。でも、外では穏やかというご主人の姿も本当だろうし、家の中で豹変しているのではなくて’そういう方’だという事を結婚して初めて知ったっていう事だと思うのね。
気になったのが<誰に相談したらいいのかわからず先生にご連絡してしまいました>なんだけれども、相談内容が明確で明らかにご主人に、つまりご本人に相談をする事がすごく大切で、なぜそういう事をするのか?という事を聞く。私はこう思うんだけどあなたがそうじゃないのならどういう事なの?とか、そこは疑問のままにしておくのではなく、自分がどう対応して変化していくかという事を考えるのではなく、ご相談はご主人にするべきだと思うのね。
今まで心理学的なお話をラジオで話しているんだけど、例えば隔離とか解離とか退行も勉強してきたんだけれども、この型の場合は分格化といのがあって、心をAの部屋とBの部屋にバラバラにおいておく事ができる。その心はAの部屋その心はBの部屋と、人は心を別々にすることができる。
前に言っていた解離とか隔離は、その感情だけを別の所に置くというのが隔離ね。例えば私が受刑者の方と話をする時に罪を犯した人に対して”このヤロー
こんな罪を犯して
”って腹立ちながら話をしても何にもならないので、怒りの感情だけを隔離して違う所に置いておいて、その場では穏やかに話をするとかね。
苦しみ悩んでいる人のお話を伺っている時に、一緒にもらい泣きしても何にもならないからね。涙しそうな事をお話しされていても、そこに寄り添うまたは同情する心だけは隔離して面談をするのと同じで、心っていくらでも外しておきたい心は人は外すことができるの。」
今日は時間がいないのでこの辺で![]()
私もご主人に相談というか、今の気持ちを話をした方がいいと思っていたので、お話を聞いていて先生と同じでよかったなぁと思います。
また新たな心理学用語が登場してどうしようかと思いますが、家と外で人格が変わる人は単なる二重人格だと思っていたのですがそうではないようですね。。。色々あって困ります。
でも、自分が困っている時に相談できる人がいないというのはどういう事なんだろう?お友達がいないのかしら?友達がいないなら仕方ないけど。でも、きっと結婚式してると思うし、その時に友達を呼んだりすると思うからお友達はいるんでしょうね。なんでお友達に相談できないんだろう??すごく不思議。
やっぱり私はみんなと違うんでしょうね。何が違うんだろう?友達の定義が違うのかしら?私の中では、困った事を相談できないなら知人だと思うんですよね。。。
まぁ、こんな話はどうでもいいですね。明日のラジオ内容が楽しみです。