瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝8時から再放送されます。
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今日は退行についてのお話の続きからです。
先生:「退行するって幼かった時に自分で戻ることなの。そうやって退行してカラオケしたりとか、女の子同士でおしゃべりしたりとかして『あぁ、スッキリした
旦那の悪口言って』ってというのも退行なの。それをすることによって次に前進できて、またストレスになったら退行していくの。我々って退行したりまたものとポジションから進んだり。進んだ位置からもう一度退行したりするの。」
トヨさん:「すごくよくわかります
女子で喋ってて”あー、楽しかった
”って家に帰ってきてってあります。」
先生:「そうそう。また、家で娘の事でイライラしたら、また子どもじみた事をやりたくなるの。昔やった幼稚な事に戻る。だからこの時空を超えて1つの人格なんだけど、生きづらくなると退行して幼かった時にやった事をして、自分の枠を外してまた進むっていうのが健全な退行なの。これは構わない。
けど、健全でない退行があるからこれがややこしい。この年末年始はそれで皆さんに叱り倒しました
」
年美さん:「こわーい
」
先生:「叱り倒しました
」
年美さん:「先生が叱っているところを見た事があります。ちょっと怖い
」
先生:「良くない退行というか、健全でない退行ってどんな事だと思う?」
年美さん:「ワガママになるとか?子供の時に戻るんだったら、もっともっとワガママになる。あれ欲しい。これ欲しいって、欲しい欲しいってなるとか?」
先生:「素晴らしい!それがすぐに年美ちゃんから出てくるっていることは、年美ちゃんの無意識は知ってるのよ。そういう技って私持ってるよねって。」
年美さん:「使ってると思います。」
先生:「みんな持ってる。この退行が悪いことじゃないんだけど、多様性的に使ったり、退行したところから戻ってこなかったりする人がいるのね。」
トヨさん:「行きっぱなしですか?」
先生:「そうそう、行きっぱなし
帰ってこーい
って。」
年美さん:「戻る方法がわからないんでしょうね。」
先生:「行ったまんまで帰ってこない人が本当に多くて、そういう方がたくさん面談に来たの。だから『過去にいるねー。』っていう話から始まったの。『なんの話ですか?先生?』『そろそろこっちに帰っておいで
』というところから面談が始まった。
まぁ、多様化してしまうというか頻度高く退行してしまう。退行するってなんのことか?目的はなんなのか?それは、さっき言ったストレス発散もあるし、もう一つは安全地帯なのねそこが。楽しかったそのころに戻るの。そしてその楽しかったポイントというのは、明らかに人から愛されてた記憶が一番高い所に退行するのね。
愛されていた記憶。絶対愛されていたと自信があるポイントの退行状態を楽しむ傾向がある。なので、例えばカラオケに行ったらいつも友達は笑顔だし、常にみんなでハッピータイムを送っているっていう認識が過去のカラオケボックスの経験であれば、ストレス発散したいなって思ったら、退行する時にカラオケをするっていうテーマがまず出てくる。とか、それが家族旅行とか女同士の温泉旅行とか、その時じっくりまったりと友達と喋って楽しかったなぁって。いい友達持てて嬉しい!よかったなぁって思った経験が深ければ、何かあったら”温泉旅行行こう!”っていうテーマが自分の中から出てくる。
その人は勝手に『温泉好きなの
』って言うけど、好きなんじゃなくて退行ポイントとして、そこを気に入っているの。安全地帯なの。それを知っておくってすごくラッキーなの。常に健全な退行がそこにあるから”退行しよう
”っていうのはとてもいいけど、さっき言ったみたいな危険な、健全ではない退行というのがある。しょっちゅう使ってしまうという事と、さっき言ったみたいに二度とそこから帰ってこない。安全地帯からもう帰ってこれない。ずっと安全地帯に居続けてしまうという人がいる。
どういう風な危険性があって、そこに行ってしまうのはどういう時なのか?なぜそれが危険なのか?それは一番恐ろしいのはね。前も違うテーマで話をしたと思うんだけど
病気なの
どっかを悪くする。幼少期に病気になった時はずっと夜中に帰ってくるお父さんが帰ってきた。寂しい時には”いっぱい疲れたなぁって、ストレスだなぁ。会議やだなぁ。営業やだなぁ。今月売り上げいってないし
”ってなったら、愛に飢えてる。すると”愛されたい
”ってなると、健全であればカラオケに行くのよ。」
年美さん:「カラオケは健全なんですね
」
先生:「そうなの。健全なの
体を病気にしてしまって、そんな事したら会社にも行けなくなるし、大変なことになるだけど”もう疲れた
だめだ
”ってなったら、病気を引き起こして安全地帯に戻ってしまうというケースがある。」
年美さん:「病気を引き起こしてしまう。そこにいると愛されるっと思っているんですよね?」
先生:「そういういうこと。そこに行けば愛は間違いなくあるって思ってる。でも、これが無意識だからタチが悪いの。意識的ならいいけど無意識だからタチが悪い。そしてずっと病気。ずっと体調不良のままで『どの病院に行ってもどこにいっても病名はなく原因不明って言われるんです。。。』ってご相談に来られた。
ご相談内容を伺っているうちに”あ!これは何かのロックがかかってるなぁ。どのロックだろう?”って一つ一つ観ていった時に、”あ、これは自分で退行したまま帰ってきてない”っていう事に行き着いてから、『退行っていう防衛機能があってね』って言う話を何回年末年始で話をしたか
と、話は中途半端ですが、お別れの時間です。また来週
」
今週のラジオ内容はここまでです![]()
私の場合の退行は、多分友達とおしゃべりする事か、もしくはひたすら家から出ず眠り続けているかかなぁと思います。私は健康で病気にならなず、社会人になってから今まで病欠をした事がなくて、会社の人からはサイボーグと呼ばれていて、なんでこんなに病気にならないんだろうと思ったら、子供の頃病気で学校を休むと母も私の看病のためにパートを休まないといけなくて、だから母の機嫌がすこぶる悪くなるので、全く安全地帯じゃなかったからでしょうね。今でも具合悪くて学校休みたいと言ったら『いい加減にして
』って鬼の形相で怒鳴ってきた母を思い出します。。。
私のこの健康体はその時の母のおかげですね(笑)