小学生の頃から立方体が書けなかった。立方体の上面は四角形で書けるのに、なぜか底面が三角形というか歪な形になってしまう。なので、私は絵が描けなくて不器用な人間なんだと思っていた。去年まで。そして、その事は特に問題でもないと思っていた。去年までは。
では、去年何があったのかというと、瀧本先生と法友の皆さんと一緒にアンデルセンという九州の喫茶店に一泊二日で行った時に起きた。一泊しホテルのロビーで待機していた時に、何気なく私が「私不器用で地図も描けないんですよね。」と言ったら、先生が「エイリアンはめちゃくちゃ絵が下手なのか?」と聞かれたので、「はい。私は立方体も書けないのでビックリするぐらい絵が下手です。」と自然に答えた。すると、
「あぁ、そういう事かぁ。早く気付けばよかった。なるほど
」
と、笑顔で仰られ、ちょうど移動の時間となり正直何が”あぁ”なのかさっぱりわからないままその日が終わった。
で、去年のクリスマスに東京の先生の庵でクリスマス法話会があり、最後まで残っていた事もあり、ようやくその時質問したかったことができた。
「先生、あの時私が立方体を書けないということ知って、何を気づかれたんですか?」と、質問すると、
「まぁ、とりあえずこの四角い枕を書いてみて」と、急に紙と近くにあった筆を渡され、”え
本当に不器用だから、たかが立方体でも人に見られながら描くの緊張するんですけど。。。”と思いながら、これは書かないという選択肢はないと思ったので、気は乗らなかったが描くことにした。すると、、、あーらビックリ、生まれて初めて立方体が書けた![]()
先生も喜んでくださり「書けたじゃない
時間軸が過去の人は立方体が書けないのよ。歪な形になっちゃうの。」と、先生が仰った。
え!!Σ(・□・;)
時間軸が過去だと立方体が書けない!ビックリだ
小学生の頃から過去に生きていたのか!なんて筋金入りなんだ。そして、私より母の方が過去に生きているんだとバカにしていたが、その理論からすると母は立方体書けていたから今に生きていることになる。なんてことだ
それにしても脳の構造は面白い
ラッキー
クリスマスに大発見![]()
小学生の時に聞きたかったなぁ、と思ったが、私のことだから小学生の時に聞いてもきっと理解できなかったんだろうなと思う。
もし、このブログを読んでいる人で、立方体が書けない人はもしかしたら私のように過去に生きている人かもしれません。そんな方はぜひ瀧本先生の法話を聞いてみてください。きっと立方体が書けるようになると思います![]()