瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝8時から再放送されます。
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パフォームさんのお話の続きからです。
先生:「もし、自分がパフォームの立場ならわかるでしょ?どこまでも走ると思うのよね。」
年美さん:「計算してギリギリまで走りますね。きっと。」
先生:「一日線を引いた所が全部もらえるとなると走り続けるじゃない。」
年美さん:「死ぬ気で走ったら本当に死んじゃった。やっぱり欲ってちょっとくらいは良いと思いますが、損得からいくと損したくないより、得しようっていう思いがドンドン出てきちゃいますよね。」
先生:「すごくくだらない小さな煩悩と出会うことがある。”私ってこんな煩悩あるの
”って思うの。」
年美さん:「先生も煩悩あるんですか?」
先生:「ある。ある。この間醜い煩悩を見つけたの。ジャケットか何かを買う時に、私サイズのジャケットが1つだけだったの。いい生地だなぁって思って、ちゃんとした所に来ていくコートがなくて困っていたなって思って、そのジャケットを着ていく予定はまだなけど、ふとした時に”ちゃんとしたジャケット買わないといけなかったな”って思うことが多々あったから、なんてことないテーラージャケットを手に取ったの。
それがダークグレーの上品なジャケットだったの。”あ!これ1着しかないんだ”って思ったの。他の色はいろんなサイズあるけど、この色はこれしかないの。”これで良かった”って思ったけど、まだ買うことは決めていない。ところが、私がそのジャケットを手放すのを、ジーッと見ている人がいたの。」
年美さん:「それは手放せないですね
」
先生:「全然買うのを決めてないの。割と値段が高かったからね。頻度高く着るものだったら値段が高くてもいいけど年に数回の話。でも、その着る機会が巡ってくると困ってたの。でも、その数回のためだけにここまでの値段は私の中では価値観がなかった。だから値段を見て”高い!”って思って戻そうって思った時に、ジーッと横から見てるの。」
年美さん:「横から見ているがわかると”本当にこれ要らないか?”って一瞬考えますよね?」
先生:「要らないんだけど、なかなか戻せないの。このくだらない煩悩で結局ジーっと持ってた
その人が店を出ていくまで持ってた。そして、出て行ってから戻した
」
年美さん:「その人がいなかったらすぐに戻せていたんだと思います
」
先生:「そんな私の煩悩をたくさん垣間見る。お腹がいっぱいだったら箸を置くようにしてるんだけど、いつまでも食べてみたりするの。。。年美ちゃんはパパッて食べたらパシッと箸を置くの。だからいつもすごいなぁって思うの。よくそんな技ができるなって。私はずっと食べちゃうんだよね。
煩悩が人生を豊かにしているっていう事も当然あるのね。その煩悩のおかげで人は頑張れる事もある。やっぱりもう一踏ん張りする時って欲の活用だと思うのよね。もう一踏ん張りは喜びや責任感よりも欲を活用した方がよくて、お釈迦様がそれを仰ってたの。
ちょっと的確ではないから、それっぽい事を言うと。。。」
今日は時間がないのでこの辺で![]()
私も目の前に食べ物があるとずっと食べちゃうのですが、それが煩悩って思っていなかったので、先生のお話を聞いて確かにそうだなぁって思いました。あと、もう一踏ん張りするときは欲を活用するというのは本当にそうだと思う。と、いうかその方法以外知らないのかも。お釈迦様もなんて仰っているのか気になりますね。
今日で仕事納めなので掃除して早く帰ってきたいと思います![]()