今日はラジオの後半からです。
全員:「では、今夜のおさらいのコーナー![]()
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」
年美さん:「今日は何度か聞いた事があるんですが冷暖自知という言葉がすごく良くて、目の前の水は見ただけでは熱いとか冷たいとかわからなくて、それは実際に触ってみないと熱いのか冷たいのか緩いのか、どのくらいの冷たさなのかがわかない。なので一回触ってみる。それがすごく大事なんです。冷たそうって思うよりも、まず自分で体験してみる。一歩踏み出してその水がどのくらいの冷たさなのかっていうのを体験しないと、どのくらいの温度なのかわかりませんよっていう事なんですね。
子供にもグツグツ煮えてるお湯に触ったらダメよって言っても、子供には何もわからないけど、ちょっと触ると”これは熱い!触ったらダメだ”ってわかる。体験して初めて心がそこで動くからまずアクションを起こしてそれを触りに行こう。経験してみましょうって事なんですね。本当にそうだなぁって思うんです。
見たら冷たそうって分かりますが、どのくらい冷たいのかわからないし、どのくらいのぬるさなのかわからないから一回触ってみる。体験してみる事が大事ですよ。」
先生:「そうなの。この冷暖自知を一言で言うとツベコベ言わずにさっさとせぇなの。ツベコベ言う人いるでしょ?私結構それがダメなの。」
年美さん:「そんな感じがします
」
先生:「ツベとかコベとか言わずにやってみてから考えなさいっていう事の方が人生多くて、仏教というのはアクションや行動力だから行動する実践学なの。確かに前もって物事考えておかなきゃいけない事っていっぱいあるけど、前もって考えてみてそこで実際やってみるべきかどうかわからなかったら、どっちかを決断しなければいけないでしょ?やらないという決断か、やるという決断か。みんな、やらないという決断をしてしまいがち。なぜかというと我々は安全が好きだから。変化が嫌いだから。
けれど、やってみるという選択肢がほとんどないわけ。仏教はそう思ったことをやってみる。やらずに辞めるという選択肢を持ち合わせていなくて、やるという選択肢しかないの。ツベコベ言わずにさっさとやりなさいよっていう言葉がいっぱいあるのね。
例えば他には無常迅速(むじょうじんそく)という言葉がある。迅速にして無情であるということ。常はなくて進むスピードは本当に早いのよって。時の流れはすごい早いからそんなことダラダラしていて大丈夫?っていう無常迅速っていう言葉があったり、
時不待人(ときひとをまたず)っていう言葉があったり、とにかく今すぐやりなさいっていう言葉がたくさんある。ここ最近にしてブームになる言葉になったけど、2600年前から”今でしょ”って言っていたの。」
年美さん:「確かに。。。」
先生:「だから、ほとんどの方のご相談を受けるときに、こんな大変なことをやってしまったというご相談がほとんどなくて、やっぱりダメなんです。ダメなんですっていうご相談ばっかり。つまり、悩んでる人ってやってない人なの。行動してる人って悩まない。
では、それはどうしてかっていうと、アクションする前とした後は心が変わるの。だから、やってみたらこういうことかと。今までこういう風にやってみようとか、実際やってみたらこうだったから、こうしてみよう!とか見えるものが変わってくる。だからまずアクションしなさいっていうのが、この冷暖自知でツベコベ言わずにさっさとせぇなの。」
今日は区切りがいいのでこの辺で![]()
確かに悩んでる人は行動してない人ですね。私がそうだなぁって思います。行動してみたいと思っても、お金がないとか人脈がないとかそういう方に目がいってしまうんですよね。人脈がないなら人脈作ればいいのですが、私の場合は人に好かれるような人格ではないから無理だなぁ。性格変えるのも無理だしなぁ。お金がないなら給料を多くもらえるところに転職すればいいのですが、学歴もスキルも若さもない…のように、多分、行動できない人は私と同じにしたら失礼ですが、同じような事を考えているのではないかと思います。
でも、実際やってみると意外と周りの人は優しかったりして、失敗してみてもどうにかなったりします。私が自分にも他人にも厳しいから、失敗してはいけないと思っているんでしょうね。私の場合他人が失敗すると怒鳴るから。失敗して私のように怒鳴る人そうそういません(笑)
何もせずに未練となるなら、やって後悔した方がいいですね![]()