昨日の六根清浄の鼻、つまり香りについて仏教はどのような教えがあるのかからの続きからです。

 

 

 

先生:「良い香りを嗅ぐとね”いい香りだな”っていう事を仏教では良しとする事を良しとしてないの。それはなぜかというと好事も無きに如かずっていう言葉があって喜ばしい事もそれによって”また喜ばしいことが起きて欲しいな音譜”って執着が生まれるなら、その喜ばしい事も起きない方がいいって言う言葉あるのと一緒で、香りを嗅いで高貴な香水の香りとか、男性が女性の高貴な香りを嗅いでしまったとか、そういう所から執着が生まれるの。だから、その美しい香りというか、喜ばしい香りに偏って引っ張られないようにっていう事なの。

 

身というのは体自身。全て大切にしておくためにも使っていきましょうとか、そういう目で見て耳で聞いて鼻で匂って口で味わって触れるという感覚。この5つを取りまとめるのが意識だから、その意識が常に中道でありますように。それらが全て清くありますようにっていうのを『六根清浄。六根清浄...』って言ってお山を上って行った時にすれ違った旅人がどっこいしょって聞き間違えたの。でも、そう聞こえるよね?」

 

 

 

全員:「確かに爆  笑

 

 

 

先生:「で、どっこいしょという言葉はすごく大切なんだ!だから何か大切な事をする時や力を出す時にどっこいしょって言うの。私が椅子に座る時に『どっこいしょ』って使うのよ。どうせ言うなら椅子に座る時とかや荷物を持ち上げる時に『六根清浄』って言いましょうニコニコ

 

 

 

 

年美さん:「マニアック爆  笑

 

 

 

先生:「流行らそう!!どっこいしょってみんな言うものね。これからみんなそうしましょう音譜

 

 

 

 

全員:「そうしましょうウインク

 

 

 

先生:「トヨが言ってくれたように、日本の文化はほぼほぼ仏教なんだけど、仏教大国に住んでいる我々が使っている言葉はほぼほぼ仏教。大体1分スピーチをしたら、その中に1個か2個は仏教用語入ってくるからね。

 

例えば、素の自分というか本当の自分を見つめましょうねっていう、この<本当の自分>ってこの言葉を仏教で言うとなんだったっけ?覚えてる?」

 

 

 

年美さん:「仏性ですか?本当の自分!?

 

 

先生:「そう。本当の自分。日頃戦ったりとかすごく意地悪ばっかりする人って世の中にいるけど、元々生まれた時は意地悪な人じゃないのよね。意地悪をたまたましちゃう気持ちになる何か条件や背景がある人なのよね。でもきっと本当のその人は優しい人。本いい所をいっぱい持ってる人。その本当の自分。悪い事をしちゃう下には絶対に清らかな心を持っている本人がいる。その奥深い心のことを仏教ではなんと言うでしょう?」

 

 

 

年美さん:「習いましたねビックリマーク最近習った気がします。ラジオでもお話されましたよね?でも浮かんでこない汗汗汗

 

 

 

トヨさん:「主人公です!!

 

 

 

先生:「そうです。主人公って言います。主人公はドラマや映画の主人公って言うけど、本当の清らかなその人の何も汚れていない本当のあなたを主人公と言うのね。だから、落ち込んだりした時に自分で自分に呼びかける。”主人公いるか?”って。禅問答でこれがあるけどね。

 

『おい!主人公元気か?居るか?』『はい。主人公は居ります』って、独り言を言うっていう心の鍛錬があって、だから年美ちゃんも”はぁ、最近つまらないわ”って思った時に”主人公いる?””居ります”ってやるといいわよ。」

 

 

 

年美さん:「意識にあげると良いですよね。」

 

 

 

先生:「言葉ってすごく力を持っているから、そうやって言うと”そうだ!”って目覚めることができちゃうからね。ここまでで2つの仏教用語が出ましたよ。1つは六根清浄。これからは椅子に座る時に言いましょうニコニコそれから、毎朝”主人公居るか?”って言いましょう。この2つをお話しました。では、ここで曲紹介です。。。」

 

 

 

今日は区切りがいいのでこの辺でバイバイ

 

私が捻くれているかだと思うのですが、主人公の話を伺うと猟奇殺人者や快楽殺人者とかそういった犯罪者になるのか、今の言葉だとサイコパスになるのかわかりませんが、そういう方も本当は優しい人なのかしら?と、いつも疑問に思ってしまう。もしそうだとするなら、なんでそんな事になってしまうんだろう?って子供の頃から考えていて、家庭環境が複雑な場合もありますが、犯罪者の方の自伝書などを読むと普通のご家庭の場合もあるし、複雑な環境でもそれをバネにして世の中に貢献する人になる方もいるし、人って不思議だなぁって、この主人公の話を聞くと感じてしまう。

 

もし、本当に主人公が全ての人にあるのであれば、その地下100階ぐらい奥にある主人公を一瞬で地上に上げれるような人がいたら平和になるのになぁとも思います。どうしたらそういう能力が身につくんでしょうね。きっと瀧本先生のような言葉に力がある方じゃないとダメなのかもしれませんね。