昨日の先生が自殺未遂をされた時の心境を吐露されていましたがその続きです。

 

 

 

 

先生:「自分も肉体を手放すという事を考えたの。この人たちの仲間に入ったらいいんじゃないかって。だって、今ここに存在しているんだから。彼らには彼らの世界があるんだなぁって。とりあえず今回の人生は歯車狂ったから一回リセットするって思って、すごく前向きな気持ちで”ちょっと肉体手放すてへぺろ”みたいな感じだったの。」

 

 

 

年美さん:「えハッ前向きだったんですかびっくり

 

 

 

先生:「そう。すごく前向き。ノリノリ。悲しい。苦しい。辛い。私は生きていけない。だから死ぬっていうのではなく、死ぬのは終了ではなく、私はリセットのスタートラインなの。」

 

 

 

美千子さん:「次の生き方があるって感じですよね?」

 

 

 

先生:「そうそう。今の生き方は十分生きたから生き方変える。生きているのをやめるわけじゃない。生き方変えるって思ったね。だから、そこに恐怖、惨めさや悲しみはなくて、やりきった感があるから”よし!もういい。次行くかグッ”っていうそんな感じで自殺を図ってみた。やり方が下手だったから睡眠薬飲んで胃がいたくなって、この痛み取ってくれたら死んでもいい!って思いながら胃薬飲むっていう事をしたわけ爆  笑爆  笑

 

 

 

年美さん:「死ぬために睡眠薬飲んだのに。。笑っちゃダメですね爆  笑爆  笑爆  笑

 

 

 

先生:「人生って大事件って結構面白いわけよ。」

 

 

 

年美さん:「後からするとそうですよね。」

 

 

 

先生:「後からって、すぐに後からになったよ。この話。退院した次の日くらいからみんなで笑ったの爆  笑 人生で3本くらいの柱が同時に走ってて、それが全部交差するようになっていた。昔大事故を起こしていて右腕を切らなきゃいけない。その時に、<体というものは1つ1つバラバラで単独であなたを守るために生きているから感謝をしなさい>っていうお釈迦様の教えと出会って右腕を切断しなくてもよくなったっていう、色んなものが交差して1つになったの。とりあえず勉強しよう!って思ったの。

 

そこから、お釈迦様の講演会があそこにあるってなったら全国制覇するように走って行くし、頭を剃って入らなきゃいけない合宿に行って、気がついたらお坊さんになっちゃったの。」

 

 

 

年美さん:「もれなく付いてきたんですよね?」

 

 

 

先生:「あら?お坊さんになっちゃったびっくり

 

 

 

美千子さん:「もれなくだったんですね。。。」

 

 

 

先生:「確かに志したのは志したよね。ただ生き方をお坊さんにしようとは考えてなかったから、昔私にアドバイスをしてくれたおじさんに、自殺未遂をするあたりに会いに行き『私はあなたのような生き方をしたい。何か導きが欲しい。』ってご年配の方に頭を下げに行ったの。『帰れ。帰れ。』って言われて『わかりました。今日は帰ります。また明日来ます。』ってまた行って『私は弟子を取らない』って仰ったから『わかりました。明日また来ます。』って何回も行ったの。どうやらお酒をよく飲まれる方ってわかったから、お酒を持って行ったりして、何度も『弟子にしてください!』って言っていたら弟子にしてくださったの。その方が今の私の師匠なの。」

 

 

 

 

全員:「すご〜い」

 

 

 

先生:「そんなこんなで『なんでお坊さんになったんですか?』っていう質問がすごく苦手で、どこから話せばいいの?ってなる。生まれた時から話せばいいの?って。こんなことでお坊さんになっちゃったんですよって言っても、『えー、そんなぁ。もっとなんかないんですか?』って言われるの。”えハッもっとって何が欲しいんですか?”って思っちゃう。なんだろう?娑婆じみた話ではなく神聖なお話を求めている方が多い。そんな話はない!」

 

 

 

年美さん:「そうですか?神聖ですけどね。いろんな事があったからこそ今の先生がここにいらっしゃる。」

 

 

 

宮下さん:「お話を聞いていたら、全て<今>を生きていていらっしゃる。気がついたらお坊さんになっていたというのが、すごいと思います。いろんな交差をしているっていうけど、普通我々であればどこかへすがりたくなったり、あっち行ったりこっち行ったりするけど、そうじゃなく気がついたら僧籍をもらっていたというのがすごい!」

 

 

 

今日は時間がないのでこの辺でバイバイ

 

 

確かに宮下さんが仰るように、先生のような数奇でエネルギッシュな人生を歩まれてるとすがりたくなると思う。いろんな占いとか、そういう所を転々とするような気もしますが、先生くらい突き抜けちゃうと占いとかじゃ先生の不思議な力を抑えられないから、結局本物の学びをしないといけなくて、それが今の先生を作られていると思うと、幼少期というか若い頃が波乱万丈の方がいいなぁと、他人事だからですけど羨ましいと感じます。

 

私も若い頃波乱万丈な人生を歩めばよかった。なんで起業するとかやりたい事やらなかったんだろう。失敗しても笑い話になるからいいのにね。波乱万丈な人生も勇気とエネルギーがないと歩めませんからね。両方無かったんでしょうね。これからは何もしないで後悔しないように生きないと。