今週もリスナーの方からのご相談から始まります。
先生:「先週に引き続きたくさんのご相談がきています。早速お話をしていきたいと思います。まず、ショートメッセージを頂きました
」
<ご相談内容>
先生、いつもありがとうございます。大好きです。先生と出会って本当に仏教の素晴らしさに気づきました。どん底だった人生に対し嫌悪感しかなかった私は初めて人生を楽しむ心が生まれてきました。だから、色々本を買い勉強を試みたのですが、反対にややこしくなってしまいました。結局スピリチュアルな方向へ流されそうになったりしてしまいます。
もしも人生は”こう生きることが大切
”という何か一言断言を頂きたいなと思います。何をどこを見て歩めば、また何を学べばいいのか。少しブレた時に”あ!違う方向に向いてしまった”と気付ける羅針盤の様な言葉をどうかくださいませ。
纏まっていない文章で申し訳ありません。
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先生:「羅針盤の様な言葉。どんな言葉
」
年美さん:「羅針盤のような。。。」
先生:「仏教はたくさんの言葉があるのね。羅針盤の様な言葉って多分仏教の教えを求めているのではないかと思うんです。仏教が目指すところの生き様?生き方っていうのは、このように生きるともし言うなら何になるでしょうか?」
年美さん:「いっぱいありますね。。。それぞれ違いますよね?」
先生:「そう。それぞれ違うよね。何でもいいの。例えば素直な生き方とかね。そういう、仏教は人生においての生きる力の1点に向いていて、ではどのように生きることを理想と掲げて仏教の全てがあるのかってこと。理想というか、こうあるべきというか正しい生き方。」
年美さん:「こうあるべき。。。」
先生:「難しいよね?この方の質問に対して私が今から言おうとしている事が的を得ているかどうかわからないけれども、仏教が目指す生き方というのはたった1つなの。それは…
自由に生きる
って事なんですよ。」
全員:「![]()
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」
先生:「自由に生きるって本当に自由奔放なのか?よく、もっと自由にしたい!とか。もう学校なんか行きたくない!自由に生きたい!とか、もっと私を自由に!とか、その自由っていうのが、本当の好き放題。自分の望むがままっていうように思っているけれども、自由というのはこれも仏教の言葉なんだけれども、全然好き勝手っていうニュアンスはどこにもなく、自由の自というのは自分の自であって、自由の由は自分に寄るという意味で、自分を拠り所にするという意味なの。
自分というものにしっかりと頼っていって、自分の足で歩んでいく姿を自由っていう
だから、だいぶ前のラジオでも相談で取り上げたと思うんだけど、子供が勉強をしたくないって言っているご相談でしたが、本当に自由に生きたいのであれば勉強しろと。」
恭子さん:「そうですよね!」
先生:「自分を拠り所として生きていくっていく力の事を自由というので、仏教は自由に生きるための学問。何があっても自分を信じて自分の中にある教えとかを常に引き出しながら生きる。例えばすごく悲しい事があっても、この悲しさを悲しいと意味をつけたのは自分であって、必要な経験としてやってきた事によって何を気付けてという事か、ということを自分に問いていって、その問いに対して今度は自分の中にある教えからまたその答えを見つけるっていう、自分の中で自己解決していくっていう生き方を自由に生きるっていうの。」
全員:「なるほど![]()
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」
先生:「だから、人生をこう生きる事が大切って何か一言断言してほしいってこの方は言われていたんだけれども、人生というのは自由に生きるものですよ。今言ったことを浅く聞いてしまうと会社行きたくないから辞めるっていう感じになっちゃう。」
エイリアン:「でも、本当にそう買いている本もたくさんあるじゃないですか。失礼ながらこの方が思っていることは私も思った事があります。一緒にしてしまうと失礼だとは思うのですが。。。」
先生:「自由に生きるということは、自分がやりたいようにやるって思っていたの?」
エイリアン:「自分が好きなことをやっていれば幸せになれるっていうような本があったんですよね。だから、好きなことだけやればいいって。だから、嫌いなことはやらなくていい。そうしたらお金持ちになれるっていうような本があるんです。で、本当にそれを実践したら人から嫌われるっていう
」
全員:「![]()
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」
エイリアン:「だって、そう書いてあるからね。素直にそのまんまにやってみたら、職場が炎上するみたいな事になりお金が一向に入ってこないっていう事になりました
」
先生:「要はフリーダムだって思ったのね。」
今日は時間がないのでこの辺で![]()
本当に自由に生きるとか、好きなことをして生きるとか、そういう本を読んで自分の解釈を誤って本当に本能の赴くままに生きていたら、なぁにより不幸になるというか、より人が離れていくといいますか、私には向いてなかったですね
多分、普通の人のように思いやりがあったり優しい人向けの本だったのかも
って今は思います。
自由が自己解決していく生き方だったとは。。。全然解決できない。。。解決するより問題から逃げたい。。。今逃げるのを必死にこらえているというか、楽して変化したいと思っているからさらにタチが悪い![]()
仕事で新しい事にチャレンジをしないといけないのに逃げたい。。。はぁ
まだまだ私は自由に生きれなさそうです![]()