さて早速前回の続きからです。

 

 

 

 

合宿は大阪のコテージ貸切で行われ、東京メンバー10人、大阪、神戸チームと真解学の門下生総出で参加されていたので4、50人はいらっしゃったような気がします。合宿初日は座学を数時間学び、その後は和気藹々と全員で夕飯を食べたり、夕飯を食べた後は畳の100人くらい座れる大きな部屋を借りてテーブルをロの字して、その周りをみんなで座り自己紹介をしたりしていました。そうそう、確か台風が来ていて外は暴風雨で、窓から見える木々が強風で苦しそうに身構えていましたし、たまに窓がガタガタいっていて、この台風がなければ今日BBQだったのになぁショボーンっとちょっと残念に思っていました。

 

 

 

皆さん自己紹介の中で、なぜ真解学を学ばれてたかの話をされていましたが、皆さん志が高く”誰かの役に立ちたい”というお話だったように思います。私だけ『私は自分を知りたくて学んでいます。』とキッパリ言った後に、瀧本先生が優しく『本当はみんなそうだから』と仰ったのを覚えています。畳の部屋が11時くらいまでしか利用できなかったので、そのあとコテージに集まって、先生のお話や質問をしたりして、多分2・3時までみんなが記憶がなくなるまで、ずっと先生を中心として1室のなかで円を作り、ギュウギュウにお酒を飲みながら話をしていました。その時に私が質問をした内容は、

 

 

 

 

 

先生の門下生で破門された方はいらっしゃるんですか?

 

 

 

 

 

 

でした。6時間後には自分が破門されるのに!!この質問をした自分にビックリびっくり振り返ると自分で予言していたのでコワ!!って思います。先生の答えは1人いらっしゃったという事で、私も破門されないように気をつけないとなぁと思いながら眠りにつきました。

 

 

 

 

さて問題の翌朝。台風は私が寝ている間に通過したようで空はすごい晴天で蒸し暑く、私はその日仕事のため12時には大阪を出て東京の職場に行かないと行けないので、昼はうだるような暑さになるんだろうなぁって心配をしながら朝食をとり、朝から勉強だったので、昨日の大きな畳の部屋にキャリーバックを持って行きました。

 

 

 

すると先生が横になられていて、確かスーパーナースの真由美さんが脈拍を測ったりされていたように記憶しています。それを見て、”やっぱり昨日遅くまで談笑していたから、体に負担がきてしまったのかも。無理なさらないで欲しいなぁ”と思いながら、入口側の一番前の席に座りました。いつもは一番後ろに座るのですが、その時に限って一番前の席に座っていました。なぜなら朝の授業内容がすごく興味があったから。かぶりついて聞こうって思っていました。

 

 

 

そして9時になり授業が始まると事件がおきます。先生が開口一番

 

 

 

 

 

はい。テストを始めます。

 

 

 

 

 

青ざめる私ガーン

や、やばい。何一つ復習をしていない。テストがあるなんて知らなかったガーンあ、もう終わったな。って思いました。答案用紙が配られ見て見たら全く書けない。書けたのは名前だけ。本当に何も書けなかった。自分でも不思議。全く思い出せない。焦る私。そして人生初の白紙答案。なんでこんな所で人生初体験しないといけないんだ!と焦れば焦るほど思い出せず、また、隣に座っているスーパーナースの真由美さんはスラスラ書いている。書いているように思える。私の周りもスラスラ書いている。なぜそう思うのか。鉛筆の音でわかるし、終わった人から先生に答案を提出し外に出るのでどんどん人がいなくなる。。。もう、こうなると焦っても無駄なので潔く諦めようって思い、唯一書けた自分の名前だけ綺麗に書き直した。そしてこうも思った。今まで試験やテストで白紙で出す人は努力しない堕落した人だとバカにしていた。そして今自分が今までバカにしてきた人と同じことをしている。自分がその人たちと同類になってしまった事にショックだった。

 

 

そうこうしているうちにタイムアップとなり、回答できなかった人全員先生に答案用紙を提出しなければならなくなった。

私はヘラヘラ笑いながら先生に答案用紙を提出した。なんでヘラヘラしていたのかも不明というより、私は仕事で怒る時にヘラヘラ笑いながら聞いている人に対してもブチ切れていて、こういう人に対しても見下していた。非常識でしょ?って思っていた。そう、いまの私がそう。ここでもいつも見下している人と同類となった。

 

 

 

私の答案用紙を見た先生が声を荒げた。

 

 

 

 

先生:「白紙じゃないどういう事なの?」

 

 

 

 

もう、終わったと覚悟をしていたので嘘だけは付くのをやめようと思い正直に答えた。

 

 

 

 

 

エイリアン:「わかりませんでした。」

 

 

 

 

先生:「いつも暗記するように言っていたわよね?」

 

 

 

 

エイリアン:「はい。何を言っても言い訳となりますが、暗記せずテキストを見ながらやればいいと思っていました。」

 

 

 

この一言が先生の逆鱗に触れる事になった。

 

 

 

 

先生:「私は、この真解学は真剣に自分の全身全霊をかけて教えているの!東京チームの回答はなんなの?みんな悪いじゃない!もう東京で真解を教えるのは辞めるわ。どういう事なのよ!!

 

 

 

と、今まで横で具合悪そうにされていた人とは思えない勢いで卓袱台をひっくり返す勢いで、急に立ち上がり叱られた。いや、怒鳴られた。血管が切れるんじゃないかと思うぐらいの激しさだった。いや、実際毛細血管は切れていたと思う。

 

 

 

 

私はその時どう聞いていたかというと、ヤバイ私のせいで東京真解チームがなくなる。それだけは阻止しないと。でもどうすればいんだろう?と、これまた先生が叱っていることと違うことを考えていた。そんな私の心を読まれていたのでしょう。

 

 

 

 

先生:「今後は法話会と逆視道には参加してもいい。けれど真解はもう二度と来なくていい。早く出ていきなさい。」と空気を切るスピードで言い放され、私が放心状態でいると「早く出て行きない!」と再度言われ、私は小声で「ありがとうございました。」と1言だけ言いその場を立ち去った。その時に隣で座っていた真由美さんが、なぜか顔面蒼白で唇が寒い日にプールに入ったような紫色で上唇が小刻みに震えていたように記憶している。まるで、真由美さん自身が叱らられているかのようだった。と、冷静に観察している自分がいる事にビックリしながら部屋を出た。

 

 

 

 

 

 

今日は時間がないのでこの辺でバイバイ

 

私の記憶を元に書いているので、実際の先生がおっしゃった事や、私が言ったことは違うかもしれないが、ほぼあっているのではないかと思う。違かったら指摘してほしい。そして、自分が最もイヤラシイと思ったのは、100%復習をしていない自分が悪いのに、こんなに先生に叱られていても”いや、私は悪くない。だってテストがあるって聞いてない。聞いていたらやっていた”とか、自分をフォローする思考が湧き出てくる。反省の微塵もない。なんて哀れな思考を持っているんだと我ながら可笑しくなった。人間思考がショートすると笑っちゃうんだなぁといろんな感情が湧き出ていたのを覚えている。