ここからは、先生が実際に受けた相談内容のお話になります。
先生:「この間ね、こんな相談があったの。息子が突然キレちゃう。キレて暴力を振るうわけじゃないんだけど物を投げたりする。『突然キレてしまう時にどう対処したらいいのでしょうか?』っていう相談内容だったの。いろんな所に相談しに行ったんだけれども、”もう一回ちゃんと向き合いなさい”とか、自律神経の薬がでたりとか、そういうことになっていますと言うのね。『でも、本当にこの方法でいいのでしょうか?』っていう相談内容だったの。これ結論から言うと、お薬なんて絶対飲んだらダメですよ。年美ちゃんも過去よくキレてたよね?」
年美さん:「はい。よくキレてました(笑)」
先生:「みんなそういう時期もあるかもしれないけど、でも、堂々と人に危害を加えるようなキレ方はしなかったと思うの。ある程度理性があるから。でも、それが効かない人ってやっぱりいるの。本当の暴力になってしまう人っているじゃない?そういう人って一体その人の中で何が起きているのか?
それを薬とかで興奮を抑えるとか、いまそういう対処法になってしまうんだけれどもそうじゃないの。これって、なぜそうなってしまうのか。一体その人の中で何が起きているのか。何が起きた時にそうなるのかっていうことをちゃんと周りも知る。本人も知ることが大切で今までに何人も同じ相談を受けたの。
この間ひとり『今すぐ来なさい!』ってその方を呼んだのね。その人と直接とお話をしたの。ご本人も『キレてしまうことが嫌だ。なんで自分が切れてしまうのかわからない。とにかく突然腹が立ってしまうのを抑えられない。』って本人も悩んでいたの。『本人も悩んでいるのであれば本人にきてもらってくださいっていうことで、直接の相談者はお母さんだったと思うんだけど、その方は来なくていいです。ご本人が来てください』ってご本人と面談をしたの。
”何をその方にわかっていただくか”ってことなんだけど、キレるっていう状況が自分では”カチン”ときて怒りの絶頂で相手の人にものを投げたり手を出したりしちゃう。あなたが”キレる”という言葉を使って”キレる”という状況を想像してほしいんだけど、その感情を
”怒り”だって勘違いしている
んですよってことなの。」
全員:「あー![]()
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」
先生:「キレている時って怒りじゃないの。怒っているように感情を出すことしかできないから、怒っているように見えるんだけど、怒りじゃなくてそれって”怖いって”いう感情がコントロール不能になった時の現象なの。キレるって。だから怖いの。
恐怖っていう感情を上手にコントロールできなくて怒りになるの。
諺で”窮鼠猫を嚙む”ってあるでしょ?ネズミからすると猫って恐竜のように大きく見えるじゃない?そのネズミが猫から逃げて逃げて、その怖いっていう感情の限度を超えた恐怖にネズミがなった時にネズミは猫を噛み殺すの
」
全員:「ネ、ネズミが
」
先生:「猫を反撃しにグワッと噛みつきに行く。これがキレるってことなの。怒っているんじゃなくて恐怖なの。怖いっていう感情が限度を超てコントロール不能になった時にキレるという現象が起きるの。ネズミは猫に怒っているわけではなく限度を超えた恐怖の絶頂なの。」
れい子さん:「今のお話すごくわかって、以前お話ししたと思うんですけど中学時代本当にキレる子だったんですね。家中ボッコボコ。お母さんから何か言われると二階からテレビ投げたりとか、掃除機で壁をバンバン叩いて穴を開けたり、トイレのガラスも全部割れてたんですね」
先生:「わー
おもしろ〜い(笑)」
れい子さん:「トイレのガラスは貼り替えていたけど、すぐ壊すからそのうち紙とか貼ってたんです。何か起きるとすぐにカッとなて、一晩で髪の毛を金髪にしたり。。。今思うと子供の頃の流れからして”恐怖”だったんだって初めて知りました。
先生も私のことを良くしようと思って交換日記してくれたりとかしてたんですけど、それでもちょっとしたことでパッとキレてわざわざ、その交換日記を一枚一枚糊付けして一個の板にしたりとかしてました。当時積み木くずしというドラマがあったんですけど、お母さんから『あんたに比べたら大したことないわね』って言われるくらいでした。」
(ちょっと古いので知らない方もいらっしゃるかもしれません。積み木くずしを話しの内容はこちら)
れい子さんの過去のお話が聞けたところで今日は終わりたいと思います![]()
明日もれい子さんのお話の続きです。すごく素敵なれい子さんにそんな過去があったなんて本当に驚きです。個人的な意見ですが、成長期に不良というか自分の感情を前面に出している人の方が、社会に出てから成功するような気がします。私のように中途半端なのが一番人の役に立たないというか、無駄な生き方しているなぁと感じながらラジオを拝聴していました。