2010.05.10 Monday
まっすぐ進む事はそれらしく出来るようになった息子が
さっきから端まで進んだ後グラウンドを囲む段差に激突しているのを見て、
次は曲がり方を教えようかと思っていたとき、
近くで練習している女の子がスタートの練習をしているのを
じっと見ていた息子が
「一人でやるから見てて」
と言って勝手にスタートの練習を始めた。
はじめはペダルの位置が悪くなかなか出来なかった息子だが
一回だけスタートしやすいペダルの位置を教えてやると
一発でスタートに成功した。
これが出来れば後は曲がるのを・・・と思って見ていると
意外な事にこれまた教えてもいないのに
左回りで大きくまわりながら戻ってきた。
「おぉぉ。やるじゃねーか!」
と言って褒めてやると、
鼻の穴を膨らませて左回りでバンバン走り回り始める息子。
「次は反対周りしてみて。」
と指示を出すと、スタートしてすぐに右回りをし始めたのだが
途中どういう訳だか左回りに戻ってしまう。
なんどやっても右回りし始めるとすぐに左回りになる。
それを見て大笑いしていたのだが、
「そんな事じゃレゴは無理だな。」
という一言で右回りが出来るようになった。
そういう生き物なのよO型の男って。
広いところでは自由自在に乗れるようになっているように見える
息子に対し、先に練習していた女の子は
ほとんど上達を見せぬまま何度か転んだところで
練習を終了したようでグラウンドを後にした。
その姿を息子と一緒に見送っていると、駐車場に向かう
アスファルトの道でド派手に転んで泣いている姿を
目撃する事になった。
その光景を見た後、目が合った息子に
「固いところに行くか。」
と言うと、若干「えーっ!」という顔をしたのを
見逃さなかった。
その後二人でアスファルトの遊歩道に向かい、
適当なところで息子を自転車に乗せる。
先ほどド派手な転倒シーンを見ているせいか
若干おっかなびっくりの息子は、それでも「えいっ!」
とばかりに勢い良くスタートした直後に
低木に突っ込んだので、助けてやろうと近付いた時、
「こんなとこに木を植えるのが悪いんだ!!!」
と怒りながら半べその息子が木を蹴っ飛ばした。
どうしてすぐに物に当たるんだ。
まず相手のせいにする。
悪い癖だ。
どうしてまず自分が悪いと思えないのだろう。
不思議でならないが親としては直さなければいけない部分だ。
「自分が下手なだけなのに木のせいにするなぁぁぁぁ!!!!!」
と周りの目も気にせず怒鳴る私。
「ほら、行くぞ。」
と言って助けもせずに先を歩き始めると
泣きながら自転車を漕いで付いてくる息子。
巾4メートルほどのアスファルトの遊歩道は、
広いグラウンドと違って自分の意思でしっかり操作しなければ
ならないので、その後何度も歩道脇の低木に突っ込みながら
それでも諦めずに走り続けた。
広い公園を一周して、人通りの無い広い道に出たので
道の中心に私が立ち、その周りを右回転と左回転する
テストをした。
何度か大回りになりそうになったものの
なんとか試験をパスした息子に
「いま何点?」
と聞かれた私は90点と答えた。
すると息子は
「あと10点!?ヨッシャァー!!!」
と雄叫びをあげた。