2010.02.17 Wednesday
先日、数年ぶりにすが漏りがあった。
「すが漏り」とはスノーダクトの屋根に積もった雪が
寒暖の差によって中央のダクト部分で凍ってしまい、
家の熱などで雪が溶けた水が行き場を失って溜ってしまい
トタンの継ぎ目から家の中に入り込み、
雨漏りのようになる現象。
朝起きると水の滴りの下にバケツがあり、
周りにはタオルが敷き詰められていた。
私と息子が寝た後に、用事で帰りが遅くなったかぁちゃんが
帰ってきて、部屋に入るなり床に広がった水を踏み、
惨殺事件かと勘違いして心臓が止まりそうになったそうだ。
朝、みなが寝ているうちに起きた私はすぐに状況を把握し、
息子の幼児園がお休みなのでそのまま寝かせておいて
一人で軽食を摂りスキーウェアを着込み、屋根に上った。
屋根には40センチほどの雪が積もっていて、
中心のダクト部分には固く締まった雪が60センチほど
積っていた。
ダクト部分から左右に2メートル程づつ雪を掘り進めると
マイナス気温の中、軽く汗ばむほど体が熱くなって来たので
帽子と上着を脱ぎ、屋根の上まで張り出した胡桃の枝に掛けた。
屋根肌が見えてくるとダクト部分には巾1メートルほどの氷で
塞がっていてその氷が途切れたところから先の雪が
水を大量に含んでビチャビチャになっていた。
この濡れた雪を取り除いてからダクト部分の氷を取り除くのだが
屋根の中央部の氷が厚いため、端から順に剥がさなくてはならない。
ダクトのくぼみと氷の間に手を入れて、力任せにボコーンと引っ張ると
厚さ10センチ、巾1メートル、長さ60センチくらいづつ割れて剥がれる。
これをドカーンと地上に落とす。
何度か繰り返して氷が無くなれば作業終了。
否、本当は屋根の雪を全て取り除かなくてはいけないのだが
早朝のマイナス気温の中一人でそこまでやる元気は無い。
家に戻ると息子が起きていて、天井からの水の滴りはすでに
止まっていたのだが何となく状況を把握しつつ
バケツに溜った水を不思議そうに眺めていた。
この後息子にねだられて筋肉がパンパンに張った腕と
朦朧とした意識の中で 焼きそばを作ったのだが
1時間後に息子の歯にフッ素を塗る為に歯医者に行くと
「特に問題はないのですが・・・」
と言っていた先生から案の定「青のり」を指摘された。