2009.10.19 Monday
翌朝息子に起こされて起床。
普段ダブルベットに3人で寝ているので
布団3組はくっつけてもかなり余裕を感じる。
それでもどこかしらくっついていないと落ち着かない息子の
足が私の上にあるという寝苦しい状態だった。
だらだらと着替えてから朝食を摂りにバイキング会場へ向かう。
部屋が旧館の12階なのでなかなかエレベーターが来ない。
確かこの辺りで気がついたのだが、4機あるエレベーターは
2機が低い階のみに止まり、残り2機が上の階にしか止まらないと
表示されている。
しかし、間違って低い階専用のエレベーターを呼ぶボタンを押すと
12階でも扉は開くし、エレベーター内の階の書いていないボタンを押すと
高い階専用のエレベーターでも低い階で止まる。
簡単に言うと任意なのだがどうにかなるのである。
それでも何となく高い階専用の機に乗り込む
小心者が会場に着くと、広い会場にたくさんの宿泊客が
ずらりと列んで食事をしていた。
バイキングなのでまず息子の食事を用意するためにかぁちゃんが
息子をおんぶして、その指示に従い私がおかずを皿に乗せる。
超偏食家の息子の朝食がそろい、かぁちゃんとともに
テーブルに付く息子と別れ、先に私の分の朝食を用意する。
私は基本的に朝食は和食派なのでご飯とみそ汁と海苔なんかを
用意して、おかずを・・・・と思って見回すが
品数というか種類が少ない。
最低限というか、これだけの客がいるのに
なんともはやビジネスホテルに毛が3本程度なのだ。
仕方なく漬け物や洋食用のベーコンなんかを少し皿に取り、
席に向かった。
私と入れ替わりでバイキングに向かうかぁちゃんを見送り、
息子と食事を始めたのだが、みそ汁の味は濃いし、
昆布巻きはしょっぱくて、ひとかじりでご飯が半分無くなる始末。
何を食べても味が濃過ぎて食べられたものではなかった。
戻って来たかぁちゃんにその事を告げると
かぁちゃんの皿の上にも昆布巻きがあったので笑った。
それでも仕方なく海苔などで食事を済ませ、
息子を見るとソーセージは固くておいしくないと言い、
ハムとご飯を少し食べて牛乳をおかわりしていた。
その後サラダ中心に食事をするかぁちゃんとコーヒーを飲んでいる私に
早くしろと言わんばかりの視線を投げる息子をなだめながら
ふと周りを見ると子供用の椅子がおかしな形をしているのだ。
なんか青いエリンギのような形、そう。
60年代から70年代にかけて流行った近未来型というか
宇宙っぽいあれである。
しかもあとで詳しく見てみるとそれに似たものではなく、
その当時のものなのだ。
貴重な代物なのだが、全く似つかわしくない場所で
平然と現役生活を送っている。
今用意しろって言われても、何でも屋の私でもたぶん用意できないだろう。
その後調度品なんかが気になりながら部屋に戻る道すがら置かれている
ベンチもどこかアジアの片隅で作られたものすごい細かな
彫り物が施されていたり、
猫足の椅子なのに桜の花が彫られていたりとなんだかすばらしいのか
なんだかまったくわけの解らないもので埋め尽くされている。
面白がりながら部屋に戻るとなにげに座っていた
窓際のスペースに置かれた椅子やテーブルも
すばらしい感性で創られた物だった。
更に見上げてみると小さなシャンデリアの飾りが
カラフルなフルーツのガラス造形がいくつもぶら下がっていて
どういう育ち方をしたらこういうものが作れるのか、
またどんな人がこれを客室に付けようと選んだのか。
謎が深まるばかりの定山渓ビューホテル。
デザインに関わる人は何か壁に当たったら行くべきです。
円山動物園裏にあった石焼ジンギスカンの「友楽園」亡き後
これほど刺激的なところはなかなか見つからないかも。