2009.10.13 Tuesday
半ば永久とも思えるほど滑り台を上り下りする息子を
滑り台の終点近くで肩まで水に浸かって眺めている私。

水というにはぬるいのだが、温泉ほどの温度はなく
沖縄で入るプールのような水温。
沖縄と違うのは気温。
外は当然のことながら、室内も黙っていると肌寒い。
仕方なく肩まで水に浸かるのだ。

息子は私やかぁちゃんが何となく近くにいればいいだけで
特に何も求めない。 
だからまだまだ滑り台を水と一緒に落ちてくる。

浮き輪に乗ってみたり、頭から降りて来たり、
前で立ち往生している親子を器用にかわしたり。

そうそう。 
この滑り台は子供用のため、傾斜もゆるくて水量も少ない。
よってたまに子供と一緒に降りてくる大人はすべからく
全くと行っていいほどに滑らない。
だからせっかく子供と一緒に降りて来ても子供だけ
先に滑って行ったり、水が塞き止められて子供まで滑らなかったりと
情けない状態になる。
しかも後ろから来る子供達がバンバンぶつかったりして危ない。

しかし子供って生き物はそんなハプニングが大好きなので
ぶつかろうが何だろうが笑いながらばんばか転がって来て
見ている私はけっこう楽しいのだった。

それにしても寒いなぁと思っていると空腹になって来た。
あまり動いていなくても、水に浸かっている事と
寒さのせいで腹が減ったのだ。

息子に後2回滑ったらプールから上がる条約を無理矢理
結びつけて、後ろ髪をガンガン引かれている息子に半ば強制的に
子供用プールから上がってもらった。

更衣室へ向かう途中に有る波の出るプールがこのとき
初めて稼動していた。

狭い。プール半ばにステンレスポールの柵がある。
波が正面のコンクリートの壁にぶつかってから
左側の浅瀬に向かってくるので三角波が立っている。
しかもけっこうな勢いの波。

少し考えると事故が起きないのがおかしいくらいな施設に
子供達は本能的に入って行けない。
否、大人の私でも恐怖を感じるほどだ。

それでも数名の若者が格闘していた。
息子を見るとやはり波打ち際にすら近寄らない。
だって、波打ち際に居た小学生くらいの男の子が
目の前で波にさらわれて、その子のお母さんが真顔で
助けてたりするんだもの。

我家の特攻隊長のかぁちゃんはと言えば、
やはり先頭切ってやや深めのところで
波にさらわれつつ奇声を上げている。
こういうの好きな人なんだよね・・・。

かぁちゃんの勇士をただただ眺めている私と息子の元に
波に少し体力を奪われ水圧によろめきながら戻って来たかぁちゃん。

「これは危ないわぁ。」

などと笑いながら言っていたが、
入らなくてもあからさまに危ないってわかるよ。
たぶん本能で。