Karate
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特別編
道場紹介「餅田道場」
空手塾主催「第6回伝統型大会」から。
第6回 伝統型試合 開会式 年齢性別を超えてみんなが競える大会だ。
田前純三師範率いる空手塾が主催する「第6回伝統型大会」が平成27年10月4日(日)、大阪市中央体育館で開催された。
空手の範囲を大会の組手試合のみでとどめず、型の中において自由に無限に修練できる空手の技を追求した大会である。
田前師範ご自身が数々のフルコンタクトカラテの大会で戦った覇者であるだけに、型だけにとどまるこも良しとせず、また、武道空手の探究者であるだけに、組手ルールの範囲にどどまることもまた良しとしない。
空手家田前純三師範の空手探究の理想の表れのひとつの形でもある
大会役員や審判には三和純師範、岡本徹師範、堀池典久師範というかつての名だたる極真世界選手が居並ぶという豪華さだ。
長谷場師範は大山倍達総裁の直弟子であり、伝統型の研究家として造詣が深い。型のセミナーも開催され、好評を博している。
極真会館世界大会選手としても卓抜した組手で大活躍した。
いずれも、大山倍達総裁のもと、極真空手で重要な働きをされた方々である。
道場紹介コーナー
大会の全容は改めてお伝えするが、その中から、参加道場のひとつを紹介しよう。
餅田裕二師範率いる
「空手道餅田道場」である。
本部道場は兵庫県小野市黒川町にある。
今、大会では、西垣裕太、小寺渉、高田友愛、小寺もとこ、小寺啓、小寺里美らが、空手塾主催の「伝統型大会」に参戦した。
小寺もとこ選手に関しては、極真会館長谷場道場のIBUKIオープントーナメントにおける獅子奮迅の活躍が観客らを感動させたことが記憶に新しい。
餅田師範にお話しを伺う。
――餅田師範
組手だけにならずに、型もしっかりやっていくことを念頭に置いております。息吹の呼吸法も今まで出来ない子供もいましたが、この「伝統型試合」に向けて稽古しました。
道場では私は結構厳しい方かも知れませんね(笑)。
楽しく稽古出来るというのも良いかも知れませんが、やはり、けじめが大事、厳しさも大事にやっています。
生徒達はすごく明るいです。私自身が稽古したのは極真空手で、今は、餅田道場でやっていまが、極真の流れを受け継いで行きたいなと思っています。
餅田道場の大会入賞者
小寺里美
自由型A上級 小中高 準優勝
小寺渉
平安ⅢⅣⅤ初級 小学生 優勝
小寺もとこ
安三上級 小学生 準優勝
西垣裕太
平安Ⅰ中級 小学生 優勝
高田友愛
安三初級 小学生 優勝
自由形A初級 小学生 優勝
餅田道場
代表 餅田裕二師範
本部道場所在地
兵庫県小野市黒川町84-1 (常設道場)
電話番号0794(62)2542
ペンネーム、不動武です。
私には終生の願いがあります。私のペン、Webを通じて、空手が大好きな子供たちに元気を贈り続けることです。私の書く文章、撮影する写真が、未来の大人である今の子供たちに元気を贈れるなら、また励みになるなら、こんなうれしいことはありません。頑張る子供たちを紹介していきます。今回も田前純三師範という、空手を純粋に愛する空手家の大会に、やはり素晴らしい先生、素晴らしい生徒たち、子供たちが集まっていました。また、みなさん、どこかの道場、会場でお会いできましたら、どうぞ、よろしくお願い致します。
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写真 文 不動武