空手仙人岸信行 伝承の起源 | 能城国際行政書士事務所のブログ

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岸信行の言葉
 ま、色々と、儀式があるけれど、それにはやっぱり、起源なり根拠があるものでね、今、人がなくなると、その遺体の枕元には線香を焚いて、胸の上に刃物を置いたりする。
それを、線香は極楽への道標で、刃物は魔よけであるという。
実際には、線香は死臭を消すためでね、刃物は山犬などから、遺体を守るためだね。
山の中で、動物の死にたての死骸を見つけることがある。後で、片付けるつもりでいたら、肉食動物が持って行ってしまうんだよ。食べるためにね。
だから、死にたての人間の遺体も狙われるから、遺体のそばに鉈や鎌をおいて、動物が来たら、それで追い払ったんだね。昔の人は。
東北生まれの俺はそう考える。
(聞き書き 不動武)