空手仙人 岸信行「待つんだ!」 | 能城国際行政書士事務所のブログ

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私が岸信行先生から学んだ大きなことの一つは「耐えて待つ」ということ「我慢して時間をかける」ということ。
岸先生は
「夢だって叶うし、奇跡だって起きるよ。みんな待つ時間が足らないんだ
大陸では地面に染み込んだ雨が地表に出るまで40年かかると言うんだ」
岸先生は40年前に大山館長の命でアメリカで正しく命を賭けて闘いぬき、精進した空手が今、空手としての実りを見せている。それは栄達でなく、今、岸信行の拳が彼の地で人生の病みと闇を破る拳として認められ始めているのた。
金にも栄光にも恵まれはしない岸信行先生の空手。
だが岸先生は私に時々つぶやく。
「俺みたいなものの空手が弱い人の踏み台になれたら有り難いよ!」
写真はただひとりの手で新しい山の道場に取り掛かる岸信行先生。この立ち木を柱として高床式の頑丈な道場は完成した。時間と忍耐の賜物。