日曜日の昼下がりに…
日曜日の昼下がりにFacebook見てたら、誰が書かれたのかは知りませんが、
「琵琶湖で世界一のバスを釣る」反町隆史が考案した“新GTO”に釣り界が動いた!」
と言った記事がシェアされてた。
もちろん読みましたよ!
個人的に反町さんとは何度かお会いしたことありますが、本当にバスフィッシングが大好きなのはもちろんだが、この記事にもあるが芯があると思う。
せっかくなので私から見た反町さんを書いてみようかと…
ちょっと失礼かもしれないが、電話でバスフィッシングの話ししている時の反町さんはまるで少年の様だ。
本当にバスフィッシングが大好きで、デカいバスが釣りたく、自己記録を更新すと共に、世界記録を目指しているのが伝わってくる。
私がバスフィッシング始め30年以上になるが、多くの芸能界の方がバスフィッシングをやっている的な話しはたくさん聞いてきた。
もちろん私が知り合うきっかけはない訳だから、比較出来るはずはないが、ただ自信を持って言えのは間違いなく、誰よりも1番バスフィッシングを愛し、真剣に向かい合ってる人だ。
初めてお会いしたのは実は10年位前の幕張メッセで開催されたボートショーです。
ボートショーにはバスボートなどはなく、プレジャーボートなどが中心だったこともあり立ち寄って貰えた。
もちろん会話もなかったけどね(^^;;
その際は噂通りバスフィッシング好きなんだろうな~位でした。
もちろん遠い存在だったから近くに寄って話すこともなかったね。
それが琵琶湖にも別荘まで建て、琵琶湖に頻繁に来られるにつれ、知り合い達は反町さんと会ったりし始めてはいた。
そんなある時、うちの会社と琵琶湖のヴァイタルさんの恒例の対抗戦に反町さんが来てた(^^)
びっくり仰天とは、まさにこう言う事だ。
そんな反町さんが、最近こんな釣れ方で釣れてるだよ~なんて(^^)
何処にでもいる釣り大好きアングラーだったが印象に残ってる。
それからはフィッシングショーの際にブースに寄ってくれたりして話す機会は増えたが、直接連絡するまでではなかった。
そんな中で反町さんがある釣り方にハマっている噂を聞き、どんな釣り方しているのか素直に気になった時期があった。
そんな話しを反町さんと交流が深いヴァイタルの辻元さんに話した際に、青木さん直接話ししたらいいじゃないですか~⁉️と。
それはちょっとね…そこまでの知り合いでもないし、うちもルアーメーカーみたいな事してる手前、なんか反町さんに近づこうとしてると思われると失礼だからね。
そんなある日、辻元さんから青木さんの話ししといたよ~。
今度一緒に釣りでも行こうくらいの話しが来てびっくり(^^;;
で…何日後に辻元さんから電話番号を教えられ電話して欲しいとなり更にびっくり(^^)
それからいろいろ話す様になり、どんな釣り方しているか、どんなバス狙っているかを聞いている内に、この人は真剣にワールドレコード(世界記録)狙ってるのが伝わってきた。
それは現在世界記録保持者の栗田君や呉君達が狙っている魚と同じ話しをしている。
芸能人の多忙な人なのに、ワールドレコードを真剣に更新しようとしていると…。
それから何度も話している中でビビッときたイメージを形にしなのがグランデザワン。
もちろんいろいろ試作を作り、今のグランデザワンまでに少し時間は掛かったね。
先月かな?ようやくリリース出来、デカバスの釣果も耳にして本当に嬉しい。
だが、その喜びの反面で自分自身気になってた事もあった。
ここ近年のバスフィッシング市場のルアーをみていても、ブームで終わってしまう事か多々ある。
これは情報が飛び交うネット時代には仕方がないし、市場は動いているから仕方がない。
これは我々生産者側の問題でもある。
このリンク記事のギャンブラーボートについてにもあるが
今の世の中いろんなものがどんどん進んでいっちゃって、新しいものがいい。古いものはちょっと。っていうような雰囲気がありますが、遊びの道具、パートナーとは、そうじゃない付き合い方があると思うんです。
(たぶん何処で反町さんがコメントした記事みたい)
これには共感出来る。
それぞれの人にヒストリーがある様に、造られた全てのものにもヒストリーがある。
そのヒストリーに共感出来たもの同士こそがパートナーとなれる。
私個人的な話になるが
30代にサウザーボートを設立したが
このボートビルダーは、日本がバブル期にパワーボート造っていた。
ビルダーがバブルが弾け需要がなくなり、工場に初めて行った時は、車のエアロパーツを造ってた。
そんな金髪のおっさんに一からボート造ってくれないか?っと頼んだのが始まり。
こんな小さな風呂桶みたいなボート造れるか!
と怒鳴られながらも、最後には
もう一度ボート造らせてくれ!
と言われたこと、今でも覚えている。
40歳で今までの仕事を若いスタッフに任せ、
20ftコンテナに自分で壁貼ってルアーを作る
メーカーを立ち上げてみたく6年経った。
いろいろ経験も積み製作側として、少しは成長は出来た。
そんな先日に反町さんと電話で話てた際にも、
このギャンブラーボートの話の様な、ルアーに対する話しにもなった。
もちろん製作者が作りたくヒストリーが生まれる訳ではないが
ヒストリーを積み重ねれるメーカーに成らない限り、出来ないのも事実。
そんなことを…
反町さんに気が付かされた…
いや、思い出させられた気がする。