たとえ全ての者が君を否定したとしても
僕は全力で君を肯定する MonAnge
彼の君、彼の君、お元気ですか?
こんなお芝居観てきました
場所はいつもの兎亭
黒く切なく美しい大人のための朗読劇「パンドラ童話集2」
私の愛するコッペリアの話がある
…というのを行ってから気がつきました
いや、その朗読劇の日程に気がついたのが前日でした
間に合って良かったです
今回語られる3編の中
コッペリアメインの話は「シ、イワク」
………ずるわよねー、そこの「シ」!!!!!(そこから入るかい)
たぶん、窓からのぞいたあの瞬間に
天使は「僕の天使」になったんだろう
観ている間、他の弟子の気分になってやさぐれるくらい
そりゃー「シ」が「イモウトデシ」を愛でる愛でる
こちとらもう何年も前から「シ」に仕えているわけで(←通い弟子に感情移入中)
尊敬し、敬愛し
オムレツなんざお前なんぞよりよっぽどうまく作れるやい
いやてか「シ」
あなたいつも「魚と飯と酒があれば充分」と
あれ作ろうが、これ作ろうが
「半分こ」とか言わなかったではないかー!!
60超えて血迷ったかーーー!!!!!とかとか(どんだけ弟子にシンクロしておる)
いやなんつーかさ
サンドマンの内弟子になるって、そりゃーたいそうなことだと思うわけです
「シ」はいつも教団から命狙われて
そんな中、命を削って削って言葉を紡いでいるわけです
「それ」しかできない「シ」なんですけれども
誰にも紡げない「それ」ゆえに「シ」は「シ」であるわけで
「シ」の側にいられる者というのは
「シ」が削り取るその命を
少しでも、ほんのわずかでも、繋げられるもの
だからそれができない僕らは「シ」と会える一秒一秒を大事に大事に
「シ」の隠れ家を出る時はものすごい後ろ髪引かれながら出て行っているというのに
ちゃっかり後からやってきて
「シ」の命を繋ぐどころか、ばっさり消しにきた奴だというのに
「シ」よ、なんたる甘やかな顔してイモウトデシを見るんですか
出て行く僕らを見返ることもしないですか
辛いです(めそめそめそ)
なにがこんなに辛いんだろうかと思ったらですね
彼の君がまだ大阪で活動していらした頃
観には行きます、全通です、満足です、幸せです
でもね、幸せな分だけ、新幹線が大坂を出る時、辛いのなんのって
彼の君は大阪にいると言うのに、なぜに去らなければいけないのか
本気で今所属している部署ごと大阪に行けないものかと(上司には言ってみたが当然一蹴された)
弟子達もね、決して恋愛ではないのだと思います、私同様
ただね、当然のようにそこにいるイモウトデシの立ち位置っての
どんだけの弟子達が望んでいたかっていうの、ひしひしと感じておりまして
なのでそういう感情もセリフの中にあって、いや今回もメインではなくそこにもふれる
やっぱここの本は好きだなーと思いました
またそれを受けるイモウトデシ・コッペリアもね
生まれた時から「死の天使」なんで
それ以外教わってないもので
「シ」の書いたものを読んだ衝撃たるや、我々の想像を超えたものであったと思われます
それ以外教わってないのに
それが非常にいけないことだったと気づかされるってのも辛いことだけど
気がつかないで終わるよりはずっといい
刀しか握ったことのない手でお皿を洗う、当然割る
後を振り返る
そこに笑顔の「シ」がいる
刀しか握ったことのない手でオムライスを作る
まだあまり上手には作れないし、他の物は作れないのかと人は聞くけれど
だけど「シ」がとてもとても好きな物だから
それに「シ」はいつも「半分こ」って言ってくれるから
それ以外作れなくてもきっと問題はないと思われる
「シ」が「信仰」ではなく「シ」と映る人達にとっては
それは微笑ましく思われたことだろう
だって「シ」は「シ」だけれど人間なんだもの
それがわかっているのが一緒に暮らせてたデシ達なんだろうなとかも思った
イモウトデシが最後まで入ることが許されなかった扉、その中にある「シ」の言葉
「シ」がいなくなった後に入ったイモウトデシが見つけた言葉
扉の中にひっそりと隠されていた言葉は「愛」
だから「シ」はずるいんだと言うのだよ
それがどんな「愛」なのか、もう聞けないじゃないか
隠すなら最後まで隠しやがれ、燃やして逝ってしまいやがれ
だけどもそれができなかったいどこか心弱い「シ」は、とても人間らしいと思いました
だって自分が「愛していた」こと、誰も知らなくてもいいって
そこまで人ってたやすく達観できたりしないもの
扉の中に入ってその言葉を知ったデシ達は皆涙を流していたと言う
その弱さを知ってデシ達は涙を流したのかな
もしも私がデシ達で
そんな「シ」を知ってしまったとしたら
もちろん尊敬も敬愛も全く変わらないけれども
いやもう「シ」がかわいくてかわいくてかわいくてしかたなくなると思うよ
衛りたくて
護りたくて
守りたくて
たまらなくなると思うよ
んで
コッペリアとサンドマンの関係は
まあサンドマンからの「愛」は違うと思うんだけれども
チョッパーとDr.ヒルルクのようであったと思いました(←おい)
「シ」の本を出してくれる印刷所を見つけ
はにかみながらも、でもとても嬉しそうに見あげるコッペリアと
いやもう自分の言葉を本になんぞしてくれる印刷所なんてあるわけないと知りつつ
サンドマンは死にに行ったんだと思うんです
もうすでに自分の寿命はわかっていた
少しずつ少しずつ弱っていく自分を見せて逝くのが正しいのか
「教団のせい」でばっさり逝くのが正しいのか
どっちがコッペリアを再び立たせるのに正しいのかわからないけれども
私は1日でも長くあなたの言葉を聞いていたかったです
「愛」してるなんて言わなくていいからさ
さてさて他に思いつくことなど
ちょこちょこと観せていただいてるこのリーディングシアター
何度か会った役名があって、その人の人生が垣間見えてくる所がとてもおもしろいです
……行くたび新しい謎もその倍出てくるんだけれども(爆)
当方ちょいと目が悪いので
照明暗めの所でカツラにばっちりメイクだと一瞬だれがどれだーとか思ったりするん
ですが
(↑最近イケメンの見分けすらつかなくなっていてあせっている)
なんだけれども喋りだした途端、わかる(人はわかる)
パンドラ様、幼くてもとっても怖かったよ
やっぱ最強
ミーム様も金髪だらけの女性陣の中で黒髪美しかったっす
オフィリスとアルシスも、もうちょい大人になってからの2人にはすでに会ってまし
た
今回はオフィリス役が前回と違いました
前回の双子は2人で1人みたいな感じで
今回のオフィリスは「姉」でした(ざっくりですみません)
この2人がいずれパペットと再会する話なんぞもあるんでしょうか
そんなお話も観てみたいです
彼の君、彼の君、お元気ですか?
こんなお芝居観てきました
場所はいつもの兎亭
黒く切なく美しい大人のための朗読劇「パンドラ童話集2」
私の愛するコッペリアの話がある
…というのを行ってから気がつきました
いや、その朗読劇の日程に気がついたのが前日でした
間に合って良かったです
今回語られる3編の中
コッペリアメインの話は「シ、イワク」
………ずるわよねー、そこの「シ」!!!!!(そこから入るかい)
たぶん、窓からのぞいたあの瞬間に
天使は「僕の天使」になったんだろう
観ている間、他の弟子の気分になってやさぐれるくらい
そりゃー「シ」が「イモウトデシ」を愛でる愛でる
こちとらもう何年も前から「シ」に仕えているわけで(←通い弟子に感情移入中)
尊敬し、敬愛し
オムレツなんざお前なんぞよりよっぽどうまく作れるやい
いやてか「シ」
あなたいつも「魚と飯と酒があれば充分」と
あれ作ろうが、これ作ろうが
「半分こ」とか言わなかったではないかー!!
60超えて血迷ったかーーー!!!!!とかとか(どんだけ弟子にシンクロしておる)
いやなんつーかさ
サンドマンの内弟子になるって、そりゃーたいそうなことだと思うわけです
「シ」はいつも教団から命狙われて
そんな中、命を削って削って言葉を紡いでいるわけです
「それ」しかできない「シ」なんですけれども
誰にも紡げない「それ」ゆえに「シ」は「シ」であるわけで
「シ」の側にいられる者というのは
「シ」が削り取るその命を
少しでも、ほんのわずかでも、繋げられるもの
だからそれができない僕らは「シ」と会える一秒一秒を大事に大事に
「シ」の隠れ家を出る時はものすごい後ろ髪引かれながら出て行っているというのに
ちゃっかり後からやってきて
「シ」の命を繋ぐどころか、ばっさり消しにきた奴だというのに
「シ」よ、なんたる甘やかな顔してイモウトデシを見るんですか
出て行く僕らを見返ることもしないですか
辛いです(めそめそめそ)
なにがこんなに辛いんだろうかと思ったらですね
彼の君がまだ大阪で活動していらした頃
観には行きます、全通です、満足です、幸せです
でもね、幸せな分だけ、新幹線が大坂を出る時、辛いのなんのって
彼の君は大阪にいると言うのに、なぜに去らなければいけないのか
本気で今所属している部署ごと大阪に行けないものかと(上司には言ってみたが当然一蹴された)
弟子達もね、決して恋愛ではないのだと思います、私同様
ただね、当然のようにそこにいるイモウトデシの立ち位置っての
どんだけの弟子達が望んでいたかっていうの、ひしひしと感じておりまして
なのでそういう感情もセリフの中にあって、いや今回もメインではなくそこにもふれる
やっぱここの本は好きだなーと思いました
またそれを受けるイモウトデシ・コッペリアもね
生まれた時から「死の天使」なんで
それ以外教わってないもので
「シ」の書いたものを読んだ衝撃たるや、我々の想像を超えたものであったと思われます
それ以外教わってないのに
それが非常にいけないことだったと気づかされるってのも辛いことだけど
気がつかないで終わるよりはずっといい
刀しか握ったことのない手でお皿を洗う、当然割る
後を振り返る
そこに笑顔の「シ」がいる
刀しか握ったことのない手でオムライスを作る
まだあまり上手には作れないし、他の物は作れないのかと人は聞くけれど
だけど「シ」がとてもとても好きな物だから
それに「シ」はいつも「半分こ」って言ってくれるから
それ以外作れなくてもきっと問題はないと思われる
「シ」が「信仰」ではなく「シ」と映る人達にとっては
それは微笑ましく思われたことだろう
だって「シ」は「シ」だけれど人間なんだもの
それがわかっているのが一緒に暮らせてたデシ達なんだろうなとかも思った
イモウトデシが最後まで入ることが許されなかった扉、その中にある「シ」の言葉
「シ」がいなくなった後に入ったイモウトデシが見つけた言葉
扉の中にひっそりと隠されていた言葉は「愛」
だから「シ」はずるいんだと言うのだよ
それがどんな「愛」なのか、もう聞けないじゃないか
隠すなら最後まで隠しやがれ、燃やして逝ってしまいやがれ
だけどもそれができなかったいどこか心弱い「シ」は、とても人間らしいと思いました
だって自分が「愛していた」こと、誰も知らなくてもいいって
そこまで人ってたやすく達観できたりしないもの
扉の中に入ってその言葉を知ったデシ達は皆涙を流していたと言う
その弱さを知ってデシ達は涙を流したのかな
もしも私がデシ達で
そんな「シ」を知ってしまったとしたら
もちろん尊敬も敬愛も全く変わらないけれども
いやもう「シ」がかわいくてかわいくてかわいくてしかたなくなると思うよ
衛りたくて
護りたくて
守りたくて
たまらなくなると思うよ
んで
コッペリアとサンドマンの関係は
まあサンドマンからの「愛」は違うと思うんだけれども
チョッパーとDr.ヒルルクのようであったと思いました(←おい)
「シ」の本を出してくれる印刷所を見つけ
はにかみながらも、でもとても嬉しそうに見あげるコッペリアと
いやもう自分の言葉を本になんぞしてくれる印刷所なんてあるわけないと知りつつ
サンドマンは死にに行ったんだと思うんです
もうすでに自分の寿命はわかっていた
少しずつ少しずつ弱っていく自分を見せて逝くのが正しいのか
「教団のせい」でばっさり逝くのが正しいのか
どっちがコッペリアを再び立たせるのに正しいのかわからないけれども
私は1日でも長くあなたの言葉を聞いていたかったです
「愛」してるなんて言わなくていいからさ
さてさて他に思いつくことなど
ちょこちょこと観せていただいてるこのリーディングシアター
何度か会った役名があって、その人の人生が垣間見えてくる所がとてもおもしろいです
……行くたび新しい謎もその倍出てくるんだけれども(爆)
当方ちょいと目が悪いので
照明暗めの所でカツラにばっちりメイクだと一瞬だれがどれだーとか思ったりするん
ですが
(↑最近イケメンの見分けすらつかなくなっていてあせっている)
なんだけれども喋りだした途端、わかる(人はわかる)
パンドラ様、幼くてもとっても怖かったよ
やっぱ最強
ミーム様も金髪だらけの女性陣の中で黒髪美しかったっす
オフィリスとアルシスも、もうちょい大人になってからの2人にはすでに会ってまし
た
今回はオフィリス役が前回と違いました
前回の双子は2人で1人みたいな感じで
今回のオフィリスは「姉」でした(ざっくりですみません)
この2人がいずれパペットと再会する話なんぞもあるんでしょうか
そんなお話も観てみたいです