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雨と雪と町と私と、

彼の君、彼の君、お元気ですか?
こんなお芝居も観てました

遅ればせながらご報告 Part3


SAY企画さんお得意の
根幹でつながったオムニバスの物語でした

さてこちらのお芝居、最近オープニングダンスなんぞやっておりまして
お気に入りさんに注目なんぞしている場合は軽くネタバレになる可能性大なんですが
今回は軽く裏切られましてございます

だってさー女の子と相合傘で肩抱き寄せて歩き去るんですもの
てっきり「百合」のお話だと思うじゃんかよー

ですからともよさんのお芝居始まるまで…というか始まってからも
「おねーさんはなー百合はなーちょっとなー」と悶々としていたわけですが

はい、前述の通り裏切られまして、その騙しっぷり嬉しい限り

かわいいかわいい外見なので、以前の舞台で女剣士やったりした時もびっくりぽん
だったんですが
今回女子高生(爆)
いや、それはいい(いいんかい)

しかし男前
これは百合だな、そーかそーゆーこともできるんかい

そーいえば前回はキスシーンとかもあったぞ
まだ彼の君のでさえ観たことないというのに

おーーーー!!
顔近いーーーーー!!
えーーー女子ともキスシーンあってしまうのーーーーーー????

からの~どんでんがえし

一瞬ホラーに変わるのかと思ったんですが

まあ私にとっては一種ホラーでしたけど

だってミユキがマワタの両の腕を掴んで、全く身動きできなくなったから

閉暗所恐怖症にとっては身動きできないってのは究極の恐怖なんで

マワタがヤバいって言うたびに、ヤバいのは君だよって思ったりもした

駅長さんがミユキに「君ひとりか?」って聞いて
ミユキが「はい」って答える

それを壁にもたれて、ミユキに背を向けて立っている姿がえれー男前のともよさんでありました



さてさて、ともよさん以外に気になったことなども書いていこう

私、意外に気になったのはキサラさんでありましたよ

キサラさんというのは3話目『明日香さん(25歳)は修羅場中』の主人公明日香さんの後輩にあたります

東京で雑誌の編集をやってるバリバリおしゃれな女の子で
歯に衣着せず、というか思ったことは即言葉に出ちゃうタイプ

なんで憧れの先輩がこんな田舎町でタウン誌なんて作ってるんですか?
こんな田舎のお店にコーヒーあります?
あなたのお父さん、たかだかこんな小さな町の駅長ってだけでしょ、どんだけなのよ…的な

そんな中、その町に住む女子大生フミコさんのファッションについても、まあ激しいです

ファッションは言葉だ
どう見てもらいたいか表現できる
あなたのファッションには人にかわいく思ってもらいたいという想いがあふれてる
でもダサい…みたいな

けっこうぐっさりです

私も田舎育ちなもので…まあはっきり言われたことありますし
今でもおしゃれとは言えませんもん

でもこのキサラさん、言うだけではないんです

きちんと女子大生でも買える価格帯でフミコさんに似合うであろうブランドのサイトを
さささと書いて渡せる良い女です

で、ふと思うわけです

このキサラさん、もとよりこのかわいらしさとセンスを持って生まれてきたのであろうか?

あまりにズバッと言うキサラさんを明日香さんは怒るんだけれども
キサラさんは「言ってやらないとダメだ」と答える

そうです
まだ大学のお友達が言われてる分には…傷つくけれどもまあなんとか乗り切れる
だけどもしもです
フミコさんがこの先、恋などして、その彼から言われたら目も当てられません

言うだけではなく、きちんと解決策を出す
それができての良い女だと思うのですよ

物事をもっと柔らかく言える術を身につければ更に良いのにとは思うけど
まあそれがキサラさんなんだろう

エンディング、また来たのか、あんたこの町に来すぎって明日香さんに言われるキサラさん

キサラさんがこぶ茶注文しだしたら「お?」って思ってみてもいいんじゃないっすか、コブヘイさん (^^ゞ



さて、ここまで書いて

時間に追われて書きかけになっていましたよ

もう長いことたったので、覚書の最後に書いていたことで締めくくろう


テルコさん

駅長さんのことを「あなた」って呼ぶ

テルコさんを作ったのは駅長さんの奥さんなんだろうなぁ

だから何度も綻びを繕われる

繕うために「行こう」と手を取るのは娘のフミコさんで

繕われ、また軒先に戻る時に手を引くのは駅長さん

とてもとてもやさしいお話でありました