Seven Doors | My Favorites

Seven Doors

…あたち、ラブシーンに飢えてた!!!!(爆)

よくよく考えたら

ちょっと前になりますが、当日券でしか芝居観られないって時期が数年続き

するってーとそれまで「当たり前」だった「数ヶ月前から予定をたててチケ取って休みを取って」というのが彼の君以外だと面倒臭くなり
しかし前売り券買わないと結構行かないもんで
んでもって彼の君も絶好調なんで、彼の君観れたらもういいか…みたいな状態になっていて

更によくよく考えたら

彼の君……あなたラブシーンやってない!!!(大爆)



というわけで

憧れていた女優さんが数年ぶりに舞台やるというので観に行こうと思ったのが本来主旨であった今公演

1回目を観た後に受付に走ってましたよ

「残り全部予約できますかー????」

……どんだけ飢えてた(超爆)

彼の君お願い、こーゆー黄色の役やって!!!

あ、説明します

今回のお話7つのドアにまつわるお話

それぞれのドアには色がついています

1つめのドアは赤の扉「マイン・ボックス」
2つめのドアは緑の扉「おひとりさま」
3つめのドアは青の扉「究極彼氏制作委員会」
4つめのドアは黄の扉「ウソとアクシュとカレシとカノジョ」
5つめのドアは橙の扉「あるふられた朝のこと」
6つめのドアは桃の扉「あいむ、はんぐりー おいしい珈琲の入れさせ方」
7つめのドアは紫の扉「Seven Doors」

今回の舞台、それぞれオムニバスですが最後にひとつに繋がります

最初の3つは三姉弟の話
その後の3つは彼氏と彼女と彼女の親友の話
最後のひとつが彼らのお話をつなげる役目を担った女の子のお話

その中の黄の扉「ウソとアクシュとカレシとカノジョ」

……いやもうこの際タイトルには目をつぶろう(おい!)

とりあえずこのシーンの「手」を観るためにがんばって最前(の端)を取りました(根性あるのかないのか)

それくらいラブシーンフェチ、更に手フェチにはたまらん構成でした
黄色のメイン、マコトさんのブログの特技欄に「アクション、殺陣」という一文もあったので
次回はぜひそこんとこ見てみたいものです

さてこのマコトさん役の鈴木孝康さん

この1つ前の話「究極彼氏制作委員会」ではかなりハードな
まあぶっちゃけちょっとやりすぎなゲイな方を熱演していて
日に日に卑猥になりすぎていくので、もうそろそろ
いやこのちょっと手前でやめておいてくれるといいなぁとか思う

からの~

ドストライクな男に変貌するものですから、役者ってすごいなって思いますです

あ~ドストライクって言ってもまあ色々あって

すとんと…ああなんてかっこいい
とりあえずこの芝居終わってくれるなって言うドストライクは初演三蔵の殿でした

すとんと…やばい、このまま行くと惚れる、なんと心地よい
このままずっとこの空間にいたいって思ったのはひねもすな彼の君でした

で、これをドストライクと言いたくない
こんな男が気になるから私は幸せになれないのよってのが今回の性質の悪いドストライク

ずるい、弱い、脆い、危ない、でも優しい

マコトは言う

「手を離せないんじゃないだろ……離さない」

いや違う、あれは離せない、あまりに甘美で

なので私はヒトミに忠告したかった

たぶん手に入れてしまったら消えてしまうよ、その至福

私だったらずっと親友の彼氏としてのマコトと手をつなぐ

親友からは見えないテーブルの下で

でもなー手にいれれば永遠に続くものだと…夢中の時は思うんだな、きっと


そう、マコトはヒトミの親友コトハの彼氏です

わたくし、この3人のシチュエーションが好きすぎて
いやこのままでもいいんだけれども、充分萌えさせていただいておりますけれども
好きすぎてハードルがぐぐぐぐぐぐんと上がっている状態でございます

まあ今作のコトハが男前なんだ
なんと親友とか言いつつ彼氏を寝取るヒトミを許そうとしている
今でも親友だと本当に思おうとしている
そんなのアリエンティ!!!(というセリフがあるのん)

ヒトミも「ごめんね」って言いながら
マコトとの出会い、そして結ばれてから今日までを本にしようとしている
そして幸せそうに微笑む
……人の傷口に塩ぬりこむよなぁぁぁぁぁとか思うわけで

いやまずこれ悪意はないのかい?
ただ単に「好きになった男が親友の彼氏だった“だけ”」なのだろうか

このヒトミさん、事故で目が見えなくなってしまった女の子です

光を失う前の仕事はフリーライター
バスに乗り、電車に乗り、どんな所にもでかけ
その土地のグルメやレジャースポットを紹介していました

自分の瞳で見て

たぶん

手の指が無くなったのならヒトミさんは足の指でキーボードを叩くだろう
足が無くなったのならば松葉杖で、車椅子でヒトミさんは出かけるだろう

だけど

障害、どれが重い軽いというのは無いです

でもヒトミさんにとって「見えない」ということ

これは「絶望」です

仕事が去り、彼氏が去り、友が去り

彼女には「やってくるもの」を待つしかなくなり

暗闇の中で彼女は待つ

待つのに疲れた時、やってきたのは「親友」コトハさんです

彼女は仕事先から直接やってきたのだろう

日本とは違う異国の香りがした

たぶんもう

自分には行けない異国の香り
それを漂わせてコトハはやってきた

「絶望感」という真綿で窒息しそうだ

そのコトハが言うのです

「食事は?」「掃除は?」

食べたくない、掃除?見えないのに?

「見えてなくてもゴミはなくならないでしょ、それに食べたくない、出かけたくないなんてヒトミらしくない」

コトハは正しい

「見えないってだけでしょ」

うん、コトハは本当に正しい

でも時に「正しさ」って人を傷つけるものです


コトハは「仕事」でとても忙しいので

「しょうがない、これを貸してあげるよ」

それがマコトさんです

以前はコトハさんの同僚で、仕事もバリバリやっていた男

しかし今ではコトハさんのヒモです

炊事も洗濯も掃除もひととおりはこなせる
歌もうまい、コトハのストレス解消につきあわされたからね
女がごねた時、キスとSEXでなんとかできるようにもなってる

「できないよりできた方がいいでしょ」

あーうーそんな男を安易に貸し出してはいかんよ(爆)

夏に出会い、秋が過ぎ

しかしヒトミに手を出すでもなく

ただ洗濯をし、買い物をし、食事を作り、珈琲を入れ

彼女の手を取って外に連れ出す

そして冬になって

大雪でコトハが帰ってこれなくなった冬の夜

「これじゃ外に行けないね、何かしたいことある?」
「何でもいいの?」
「いいよ、何する?」
「じゃあ…しようか」

誘ったのはヒトミです

これには無言

「ダメ?」と聞くと

「よくはない」と答える

「イヤ?」と聞くと

「…イヤ…じゃない」と答える

しばらく考えて

やがてそっと手を重ねる

…………どうです、ヤバい男でしょう?(爆)

弱い弱い男です

黄色の扉

ヒトミにいつコトハに言うのかと問われる

「今日言う…言う…んじゃないかな…たぶん…」

ヒトミさんには見えないんです、彼の表情

だけどヒトミさんから目をそむける

正直な男です

まだどちらも本当は選べてない

だからヒトミは言うのです

「今ならまだ選べるよ」

そう言って手を離されたら、その手をつかむしかないじゃない


コトハも多少感じていたんだと思うんだけどな

2回ほどヒトミの横でマコトにキスをしかける

ヒトミには見えていないんだから

でもそういうのって感じるよ

無神経っていうのは時には悪意と同義語だ


コトハは何もかも持ってる

2人で住むにはちょっと狭いけど、1人で住むには広すぎる部屋も

自分がいないと進まない仕事も

失恋して無断欠勤した時に代わる代わる電話をかけてくる同僚も
心配してくれる上司も

今日ちょいと食事しないかい?と急に電話したのにかけつけてくれる友達も


ずるい、ぼくにはなーんにもないのに
君はいろんなもん持ってるじゃんかよー、ずるいよ
ねぇ、それ僕にちょうだい


………ヒトミはカミサマですか!!!!(たぶん違う)

だから気になるのか??????(きっと違う)


まあ台本的にこのように同調しかかったので

桃の扉でマコトを取り上げて幸せそうに笑うヒトミさんに違和感バリバリでねぇ(苦笑)

彼女が本当にほしかったのは「マコト」なんだろうか


あいむ はんぐりー

食べても食べても満足できない

人の経文取り上げても幸せになれなかったあの子のように
ヒトミさんが本当に欲しいものってもう永遠に手に入らないものだと思えたから


で、マコトさん

コトハよりヒトミの方が好きだとは思えない
ヒトミよりコトハの方が好きだとは思えない

ただ…なんとなく…

彼、手を振りほどかれるのが怖い人なんだと思う

ヒトミがコトハに言ってって言わなければずっとこのまま行く人だったんじゃないかと思います

果たして仕事バリバリしていた

これで仕事さえしてくれれば最強で最高の彼氏だとコトハさんに言わせるほどのマコトさんが
とりあえずヒトミさんと暮らすために始めた喫茶店のバイト

ただ…なんとなく…手を離さないためだけにやっているような気もするので

やりたいと思っているわけではない仕事をただなんとなく勤め
まっすぐ帰ってヒトミさんのために食事を作り、掃除をし、洗濯をし、買い物をし

きっといつか疲れるだろう

でも今度は簡単にやめることはできない

なぜならヒトミさんが弱者を装うから

「ただいま」
「おかえり」
「食事は?」
「まだ、でもおなかすいた」

マコトさんの周りには柔らかくてあたたかい
でも自分からは切ることができないクモの糸が張り巡らされているようにも見えました


桃の扉

副題が「おいしい珈琲の“入れさせ方”」なんですよ

「入れてもらう方法」でもなく、「入れてもらうには」でもなく、「入れさせ方」


コトハが飲んだ瞬間に「あれ?」って言う
おいしいんだけれども、でもこれは確実にいつもとは違う
そんな珈琲の入れ方をマコトにさせるんです

策士なかほりするでしょう?


で、このマコト 前はコトハに負けないほど仕事バリバリしてて
でも今は理由はわからねどヒモに成り果て
だけどどうしても働く気になれない

どこか脆い、弱い、ずるい、危ない、だけどとてつもなく優しい

………あら?マコトって私が思い描いていた船橋研二さんですか!!!!(たぶん違う)

だから気になるのか??????(きっと違う)


で、今作のコトハさん

お前の親友とできちゃったから、この部屋出て彼女と暮らすよ
彼女のために仕事も決めたよ

とか言うひどいな男と、裏切り者だぜな元親友と

次の日に会って、それでも話そう、許そう
だってヒトミは親友だから

とか思える大きな心の持ち主です

めったにいないからそんな大きな心の持ち主!!!!!!とか思って
同調しきれない所があったりしました

女の心はもうちょっとどす黒いと思うので(君だけでは?)

親友と言ってヒトミを許す道は確かにある

きっとマコトはいつか疲れるだろう

マコトが疲れるのが先か、コトハがマコトを見限るのが先か、それはコトハの自由

親友の彼氏に手を出してはいけない…そんなことはないと教えてくれたのはヒトミ、あなただから

それまで笑って親友とその彼氏のそばにいましょうか?

とかいうのが好みですが、それだとSeven Doorsの主旨からは外れてしまいますよね(苦笑)


コトハを演じてる白鳥さんがまあかっこいいかっこいい

一晩泣き明かして

そんな朝を迎えたことは…25過ぎたらそりゃーあるじゃないですか?

あるあるあるある…ものごっつわかるわーーー!!!!と危うくその時の心情に戻りそうになりながらも

あまりのスタイルの良さに「かっこえーー!!!!」とかも思ってしまう

次はぜひチャイナ服でご登場下さい
やはり最前の席をめざしておうかがいしたいと思います


この白鳥さんが作ったコトハさんなら、きっと引く手あまたです

朝電話かけてきて、それが間に合う時間なら
怒鳴ってでも早く来いと発破をかける

彼女がこなくても会議乗り切って、全部引き受けた上で
今日は休め、身体を休ませることも仕事の内だ
お前のことだ、のっぴきならない事情だろうと信頼してくれている

コトハさん、その上司は独身ですか??????
私、そっちの方がオススメです!!!!!(そんなことを考えていたのか)



■追伸

今回の黄から始まる3人の物語

私これ

マコトってヒロインポジだと思うの!!!!(爆)


無自覚な悪意と
自覚ありの悪意と

そんな女達の真ん中にはさまってしまった
かわいそうな囚われの姫君ポジだと思うよ


そして

あいむはんぐりー

ヒトミってマコトがいない間、食事してないんじゃないかと思う

あいむはんぐりー

おいしい珈琲の入れさせ方

それはね

マコトのいない世界では

たべない
飲まない

ほら

哀れ、彼は囚われの姫君

…ちょっとしたホラーだわ(だからそれはSeven Doorsの主旨に外れるってばさ)




さて…マコトさんの得意料理はクリームパスタです

ヒトミと暮らし始めたマコトさん
ヒトミに「ナポリタンでいい?」って聞くんです

マコトさん、まだこの家ではクリームパスタ作ってないんだろうなぁと

ヒトミさんは「いいよ」って答えるけれど

いつかきっと彼女は言うだろう

「この頃クリームパスタ作らないね、久しぶりに食べたいな」って

なにせ親友の彼氏を取りましたという本を出版しようとしているヒトミさん
初めて結ばれましたという日の原稿をマコトさんに「音読」させようとしているヒトミさんなのでね

まあでもマコトに仕事をさせるのコトハにはできないことだったとは思うよ





コトハが珈琲を飲んだ時の表情が見たくて
普段はイチャコラが見たくて上手端に陣取っていたのを
下手端に変えてみた

…いかん、この席では全く手のイチャコラが見えん!!!!(爆)


それはまずいので、明日は満を持してセンターに陣取ろうと思います

いやでも下手もとてもおいしい席ではあったんですよ
とりあえずカツヤくんの視線いただきました、あっざーす!!

…話戻そう

さて、この席、イチャコラは見えないものの(よほどのツボポイントだったらしいイチャコラ)
目当てのコトハさんも、意外にもマコトさんの表情もよく見えました

あなた、どれだけ最後の最後まで迷って悩んで
んでもってヒトミの策略にはまってるんですか!(大爆)

んでもってラスト
コトハの表情も見えた
かなわないなって思ったら
ヒトミの手もマコトから離れていた

初めて

この先3人バラバラになれるかもしれないと思ったりした

コトハは新しい一歩を踏み出せるだろう
ヒトミはマコトの手を離して、心の暗闇から抜け出せるだろう
マコトは1人になって、本当にやりたいことを見つめなおせるだろう、自分だけの足で立って

…などと言うことを感じさせてくれた席でしたよ

よかった、桃の扉、サイコホラーで終わらなくて(爆)


そうそう

コトハさんのオレンジの扉

子供が「クリームパスタ食べたい、だっておいしいんだもん」って言っているのよね
細かい台本だなって思いました





最後、また3人が出会ってしまうシーンがあるんですが
マコトさん、手はヒトミとつないでいるんだけど
視線はずっとコトハなんだよね

結局どっちが好きやねん!!!!(爆)




コトハが言う

「甘えろ甘えろ」
「来たい時は来る、迷惑かける時はかける」


「今までだってそうだったんだから」


同じことを言われても
瞳が見えている時と見えていない時では全く違う響きに聞こえるだろうなって思った

もう甘えるしかないんだな
もう迷惑かけるしかないんだな

跳ね返す力は今のヒトミにはありません

なんて思ったりもした


うん、本当に私好みの作品だったよ




改めて考えてみる

ヒトミが誘ったと書いたんだけどね

秋にはもうマコトさんのことが気になっていたヒトミさんですよ

でもね

マコトに告白するってこれすごいことだと今更ながら思うわけです

これ

「何言ってるんだ、お前はコトハの親友だろう」

そう言われたら

唯一の外界との扉

マコトとコトハ、2つも同時に失ってしまうわけですよ

秋から冬へと

たくさん悩んで

「しようか?」って言う

ダメだって言ってくれたら、ここで私の扉は閉じれるのに

「イヤ?」

女としての問いかけ

だってもう自分の顔なんて忘れてしまったもの

目の前で扉閉じかけて震える子を置き去りにできる人はいるんでしょうか

なんてことを考えた本日


いつまで想像の羽、はばたかせてくれるのだろうなぁ

ほんに良い作品に出会ったものだ

にいにい達、ふぁいてぃん!