ゼロ | My Favorites

ゼロ

この時期に「ゼロ戦」の話なんだもの、深読みするよねぇ

こちらの作品、来年大阪にて上演されます
いつもの通りネタバレ・主観にあふれた感想ですのでご注意くださりませ



さて

「こんなにも悲しい少年達がいたのだから」

戦争は二度とおこしてはならないということを言いたかったのか

それとも

それでも愛するものを守るためには立ち上がらなければならない時もある

ということを言いたかったのか

それが最後までわからなかったのです


数年前に同じテーマの作品を観てて

それは青木さん演じたオオニシタキジロウさんが主役であったりなんかもしたものだから
テーマ広がりすぎずに、ある意味どーーーんと受けてしまってて

いや知らなきゃいけないんだけれども、あまりに重い作品だったもので

比べると「若者達ががんばってるなー」という浅い感想になってしまった
いや、年末どっちかを観ろと言われたら間違いなく「ゼロ」選ぶよ
それが良いことか悪いことかはわからないけど

ひまわりによく見られる「たくさんの人達を使わなければならない」ってのと
私が見たのが通常版より30分長いディレクターズカット版だったってのも
今回作品を散漫に感じてしまった原因かもしれない

でもやっぱり

舞台という限られた時間の中で

5人の少年と2人の上官達…だけでなくそこはかとなく皆に「意味」をもたせてあげようってのは
かなり無理があると思うんだ

正直少年3人でいいなと(おい)

基本真ん中にいる
ゼロ戦に憧れて、それに乗って勇敢に戦ってお国のために死ぬことこそ日本に生まれたる男子のかっこいい生き方だと
本気でそう思い込んでるレッド(おいおい)はあれで良いとして

由緒正しき軍人の家に生まれて、なんだけれどもその家ではアウトローで
軍人なんかになりたくないが、乗ってしまえばそれは血のなせる業
誰より強いゼロ戦乗りになっちまうそんなブラックいてもいいし(戦隊たとえで行くのか)

オヤジは戦争行くのが嫌で女つくって夜逃げして
非国民だの貧乏人だのさげすまれて
僕が志願してお国のために戦えば誰も母を非難すまいと
だけど本当に描きたいのは美しいもの
空とは戦う場所ではなく、ただたゆとうもの
南の地も、ああ星だけは美しい、そんなどっか守られ体質なホワイト(そこ行くか)

ブラックやホワイト、数多の色がバタバタ倒れていく中でもレッドはなかなか倒れない
だって彼は戦い終わった後の世界を再び構築する役目も担わされているのだ
倒れていった者の全ての祈りを胸に抱いて
彼こそが最後の希望なのだから………ってウィザードか(それは戦隊ではない)

そんな少年達のキラキラと輝く、訓練の中であるけれども、それでもキラキラと輝いている時代をたっぷりと描いてこそ
後半の悲劇を

ああもう二度とこんなことがあってはならんのだと思いもし
それでもどうしても守らなければならないものもあるのだと思いもし

結論でないままぐるぐると
戦後と言われて長いけれども
戦争を知っている人も、経験していない人も、ぐるぐるといつまでも悩み続ける問題であると思うのです

きっとあの時代の人達だって
戦いたくない、でも守りたいとぐるぐると悩みながら
それでも決断していったと思うのです

……

だからこのテーマとインビジ。系はマジで安易に扱ってはいかんよ…とも思う


なんだか話ずれましたが、ですから浅く広く少年達扱うより
3人くらいを切り取って、そこを深く描きこんで

上官描くなら、もう見た瞬間絵柄的にわかるような人持ってくると、そこも時間短くても深く描けると思うし

多少奇人傾向あるものの(爆)おおらかに空飛び回るタカモトと(健史さん適役)
多少奇人傾向あるものの(大爆)華麗に空飛び回るモズと

いや、正直、池永さん悪くなかった、むしろ良かった、良かったんだけれども
同期のライバルっぽいのが山本さんなのでさー

山本さんと同期で、ゴーグルはずした時、髪がふぁさっとなって
手をシュッとかした時、女の子キャー!みたいな

強気なわりに、飛べなくなった時のあの脆さとか決意とかまあそういうの
表現させたら天下一品な人がまあ…えっと…3月まで暇なら出て!!!みたいな(そこか)

ああ、あと今と過去が交差して…というのも相当高等技術で
演技うんぬんではなくピンポイントで使ってこそ
するすると、ああ、あそこに繋がるのかとびっくりできるわけで

多用すると、えーーーっと

あと5回はこれと同じシーンがやってくるなと…
そうなると私は感動ではなく、なんとなく飽きてきたりする


で…………

途中ぶっちくん押し倒されていたよねー!!!!(ばきっ!)

えーーーーーーーーーっと(^_^;)

田渕さんは見るたびに若返っているような気がする

で、ぼそっと入れる説明(こーすると雲ですとか)かなりツボでした

主役の松田さんは途中から「しろたゆうさんと(←無意味にひらがなってみる)吉谷さんを足して割ってぎゅーってした顔だ」って思ってました
身長あって派手なお顔立ちなので、これから真ん中に立っていく人なのだなって思って安心して観てました

クロサギ役の誠大さんも途中から桑野さんに見えてて
ああ、とうとう私もイケメンの顔が見分けつかない病にかかってしまったようだよ(私信)
でもかっこよかったです

A列は結構梅林さんからアピールあります
私もA列でしたが、キャバレー設定では年齢が高すぎたようで(爆)
「…違うな」ってパスされました(大爆)
その後「あとでしかられるな」とぼそっと言う梅林さん
わかっているじゃないか!!!!!(超爆)
でもめちゃくちゃかわいかったので許します(^^ゞ

かわいいといえば、加藤チャイ様の1/5くらいの年齢の子も出てました
その子が場内アナウンスするんだもの、おうっ何でも言うてくれやー!とか思いましたです


まあなんだかんだ書いておりますが、若人が力の限り疾走する舞台というのはテーマうんぬんは抜きにしても見ごたえあるものではあります

なんかちょっと前のメールで「新生Axle!」みたいな振りがあったような気がしますが
もうそんな名前は捨ててしまって、真ん中にいる人に合った名前をつけた方がいいような気がいたします

あちらがどんな名前になるかはわからないけれども
実質、私には三役いる所が「Axle」です
あ、別にあちらに「Axle」譲れとか言ってるわけではないですよ
むしろどっちも捨ててしまえ!!!とか思っております(おいおい)


さて最後に

少年兵達の名前が皆「鳥」モチーフなのは
せめて「今」は、鳥のように自由に空を飛べよとの祈りなのかもしれませんね

などと誰もが思いつくことなど書いて締めてみる


トキコウヘイ/松田岳
コガモユウキ/田渕法明
タカモトテツゾウ/山本健史
モズジンイチ/池永英介
オオニシタキジロウ/青木威
クロサギレイ/山本誠大
ハチクマジョウ/梅林亮太
アカハラタク/斉藤崇
サシバ テッペイ/豊田豪
メジロショウリ/大島洸一
ヒタキリョウマ/鐘ヶ江洸
少年時代のトキ/中村祐也
少年時代のコガモ/田中尚輝
連合国軍のパイロット一/山崎刀麻
連合国軍のパイロット二/北口翔平

<子役>
丸本凌輔
加藤創太
石川敦士(大阪公演のみ)
廣瀬翔也(大阪公演のみ)
山内健多(大阪公演のみ)