ザ・ホテル サンフラワー ~夏のお化けは、アートがお好き!~ | My Favorites

ザ・ホテル サンフラワー ~夏のお化けは、アートがお好き!~

【 あらすじ 】

倒産寸前だった「ホテル サンフラワー」。
危機を救ったのは、一枚の絵画。そこには、人の霊が現れると言う。誰もが見たがる不思議な絵画。
評判が評判を呼び、連日ホテルは満員御礼。しかしそこには秘密が・・・。
一体何が見えるのか!霊を見た者の運命は!秘密とは!
夏のアートは、ミステリア~ス!!(劇団ひまわりHPより)


…はい、観てきました
劇団ひまわりの「サマーパフォーマンス」


サマーパフォーマンスとは、子どもから大人まで、希望者全員が参加・出演するひまわりの夏恒例の公演です。
通常レッスンでは接する機会のない年代の人たちと、夏休みを利用して一つの舞台を創り上げます。
毎年、小学校低学年からシアタースクールの方までが参加し、経験の有無に関わらず、
異年齢の人と切磋琢磨して楽しく本物の舞台に立てるのが、ひまわりならでは。(劇団ひまわりHPより)


…どんだけ代官山行きたいねん!てなことでございますが
…楽しかったもん

意外な拾い者…げほっ…モノもありましたし、うん、いいですねぇ、代官山(^^ゞ

「まつり」と「はなび」という2チームで(←どこぞの劇団みたいですね)
土日それぞれ1公演ずつ計4公演

補助席も出る大盛況でございました

子供もそりゃあたくさん出ますので、かなり覚悟をして行ったんですけど
うん、前述通り楽しかったですよ
チビちゃん達はかわいいし、要所要所は大人が締めてるし

「楽しかった」で終わってもいいお祭りなんだけれども
せっかくなので思った事を(ストレートに)書いてしまおう


えっと…(一般参加の)大人的に考えると、これまたちと「惜しい」(←今年はやりですか、その言葉?)

「子供かわいい」で充分といえば充分なんですけれども
やっぱ大人「萌え」は欲しいなぁ…とか

もう終わってしまっているので盛大に思い出すところからネタバレしていくと

ホテルの従業員キトウくんは記憶喪失
拾われた先のホテル・サンフラワーは倒産寸前
娘1人を抱え苦労するオーナーミツルさんを救いたくて夢で見た人に教えられた通り額縁仕上げてみると…てなお話なんですけれども

キトウくん
えっと、たぶんここ読むお友達はその音聞いただけで想像ついていると思いますが
「鬼頭」くんなわけですよ

通常「おに」の「かしら」なんでそのまんま「鬼」系統で行けば良いかと思われるんですが
(せっかくお近くに華鬼とかやってる人いますやん、タイアップタイアップ (^^ゞ)
これ「ヴァンパイア」に行っちゃうんです(←惜しいポイント1)

鬼(ヴァンパイア)の頂点にも立てる男なのに「キバ」生えてないキトウくんは
人間界に送り込まれてしまうわけなんですけど、記憶なくした上ミツルさんに恋をしてしまって「幸せ」なんです

このままではいけないってことで本来の世界(ヴァンパイア界)での「シャドウ」は
人間の魂を吸い込める額縁を夢で示唆して作らせて…なんですが
この「シャドウ」…女性が演じるんです(←惜しいポイント2)

思いまするに「鬼」で行っちゃえばね、女性がヴァンパイア衣装着なくていいわけですよ
「キバ」生えてこないは「ツノ」にしちゃえばいいし

今回キトウくんのホテルマン黒服(←カフェスタ風)
そしてヴァンパイア衣装

…この加藤さんに着せてみたい黒服トップ2みたいなの
結構着る人選ぶのよー!!(爆)

黒の下から見えていい白は襟元と袖だけで、はい
決して腰周りに見えちゃいけないの

なので今回セーフなのは「はなび」チームキトウくんだけでした

んで、女子が「男性」を演じるにおいては厳しいわたくし
まあ「あたし」って言ってたので違うかもなんだけど

やっぱ「意味」が欲しくなる
女性がその衣装を着る意味、男装をする意味

それが感じられないと「女子が多かったんだね」ってことだけになっちゃうので

なので、どうしてもヴァンパイア系に行きたいなら「カーミラ」設定お勧めする

これだとね、シャドウがミツルさんに言う

「彼はあなたが欲しいの」って言葉、俄然「意味」を持つでしょう?
(本当は「奴はお前が欲しい」みたいなセリフですけれども)

彼は「私」じゃなくて「あなた」が欲しいのってのは…女子的にとってもおいしい

もしくは…せっかくキトウくんWキャストなんで、もう1人のキトウくんが「シャドウ」演じる…とかも好み

んで、せっかく「女性」が「男性」演じる意味の最高峰まで行った方がお側に
ええ、ほんの何十メートルか先で稽古をしているわけですから、女子…着るなら拝聴しろ、その極意
すんごい覚悟がいるはずです、あのパンツのラインを出すためには、たゆまぬ努力とか

なので女子は憧れるだろうけれどもヴァンパイア衣装には簡単には手を出さず
ナイスバディ活かせるカーミラを強く希望する
できればアンニュイにピンヒール履きこなす…が希望なので、そっちも努力がいるかもだけんども (^^ゞ

でも「鬼設定」なら和装が使えるわけですよ

それに日本には「泣いた赤鬼」って名作もあるくらいですから
それだと最後にキトウくん帰ってこられるかも…でしょう?

ラストをあんなホラーチックにする意味もわかんなかったし
夏の終わりの怪談は「優しくせつない」ってのが相場です


で、わたくしがママ年齢(もしくはもっと上(^^ゞ)なので
「キトウくんとの恋」のクローズアップを熱望する(爆)

キトウくんからの恋心はセリフにある
なんだけれどもママ・ミツルさんからは「皆無」なのっ!!!

このままでは単に「いると心“強い”から“正社員”にしてあげようと思ってたのに」だけだ、ミツルさん
それは「利用」だ、ミツルさん
「彼は本来の世界に戻ったのよ」めでたしめでたしで終わっちゃうわ、ミツルさん

ここで「恋心」プラスよ、ミツルさん!!

子供を抱える母親だって「恋」はするのよっ!!!
でも通常無理だから、それ舞台の上で観たいじゃないのっ!!!(大爆)

なので「恋心」はあった
なんだけれども本当に本当に一番大事なのは「ナツミ」なんです、しょうがないじゃない

いきなりヴァンパイアだって言われて反射的に伸ばされた手に怯えるのもしょうがないじゃない

「違う形で君に逢いたかった」
そんなキトウくんもせつないじゃない

それでも助けに行くキトウくんは、もうある意味「パパ」じゃない?
うん、父親は助けるもんだ、無条件に子供をってそういうのいいなぁって思うの

なのでナツミを抱きとめて
ナツミの代わりに闇に消えていく人に視線を向けて
そしたらキトウくんはきっと笑ってくれると思うから

そんな

子供向けなんだけれども、それで充分なんだけんども
どこか大人向け「萌え」をこっそり潜ませといてくれると、もっと嬉しい


と、まあなんだかんだ書きましたが、そんなことをじっくり考えさせてくれるお芝居ではありました

客席には西村さんとか斎藤秀さんとか嬉しい面々もおりましたし
舞台の上にも拾いモノおりましたし、嬉々として2日目も片方チームを観に行ってきたんですが
…なんつーかテンションの持続って難しいですか?

2日目のキトウくん、セリフ思い出しながら言ってませんでした?
間があくんですよ

なので2日目は「忘れたのか?思い出せ!!がんばれ、若者っ!!!」とか心の中で叫びつつ観てました
アドリブシーンはあくまで「余裕」がある者に割り振るものですよ

あとダンスが苦手そうなのも…惜しいわ、キトウくん
顔がせっかくチュ・ジフンだったのに(^^ゞ

んで、非常にかわいらしいお子様達や
将来の(7年後くらい?)イケメンにお席案内などされちゃいながら楽しんだっちゃ楽しんだんですが

改めて

我妻宏樹さんはほんに逸材であったのだ!!!!!
と太字にして叫んでおきたいと思います(←今そこ叫ぶかい!)

あ、今回の作品に出ていたわけではありませんよ
ただ…実感したんです、彼もまた特別な「子供」だったなぁって

初演・最遊記において私を泣かせたの唯一君でした!!(爆)
いつかまた舞台の上のあなたに会えますように

そして

プリーズカムバックトゥアクサル!!




「まつり」と「はなび」
どっちが好き…というのはもう自分の好みなんだろうと思います

私は子供に関しては「まつり」が
大人に関しては「はなび」が好きでした

それについてはキャスト表見ながらまた後日…ってのは無粋ですかね (^^ゞ