沖田総司というのは | My Favorites

沖田総司というのは

イケメンであれば誰でもできるというものではなく
なにかひとつでいい
かちりとはまるものがいるんだと思う

ふれられないんじゃない
ふれないんです

うん、結構「人を選ぶ」役だと思う

演じ、はできる
が、当たり役とできる人は「選ばれた人」である

さて先週末観てきましたもの「壬生狼」
初めましての東京幕府さんでございます

下井さんが沖田を演じるというので急遽当日券にて参戦
実に姿の美しい沖田であったと思います

もう1度言いますが、沖田さんってイケメンであれば誰でもできるというものではないと実は思っております

今回女の子に胸を貸すシーンがあったんですけれども

ただ立つ

手を回すわけでもなく、身体を傾けることなく、すっと立つ

彼の手は近藤さんと土方さんに着いていくと決めた時から剣だけを握るものなのだと再確認できるような

奥手というのではなくて

そういう部分を削ぎ落としたような

まあつまりは欠けたからこその色気というかそういうの出せる人がやるべきだと思っているわけで

なので非常に満足して帰ってきたわけでございます

これできちっと止まれるようになってきたり
殺陣の時に腰が据わってきたり
本当に斬る気でのあの一瞬のまなざしとか、そういうのできるようになると
沖田って下井さんの相当な当たり役になるのではないかと思った次第です

なのでもう1度どこかで下井さんの沖田が観たいなぁ…とか…
よろしくお願いいたします(←どこへ向けての発信?)


さて今回の「壬生狼」
タイトルでおわかりの通り新撰組物でして
その中の新見錦を主役としておりました

えっとすいません、芹沢さん一派としか存じ上げずに…あはははは

いやーかっこよかったですよ
殺陣を新見を演じる幸村さんという方がつけてまして

私、観たことないうえで…もしかしたらとてつもなく失礼にあたるのかもしれないんだけれど
いわゆる大衆演劇ってこういう雰囲気ではないかと思ったりしました

つまりは最後の「主役の見せ場」って所に全てが集約して進んでいく
濡れ場自体も「女」を見せるわけじゃなくて「主役」が一番かっこいいようにもっていくので
自然女が回りこむみたいな

着流しの裾からのぞく素足に乱れ髪
切り倒した敵に足をかけ見栄をきる

チョン!と鳴らないのが不思議なくらいで

もうほんの少し細見だともっともっとステキなのに…とかも思いました \(--;)

効果音ももう少し派手目が好きだったりします


相手役の女優さんがとても色っぽくて
…しかもお友達に似ていたもので、途中までものすごく感情移入してました

なのでラブシーンフェチとしては、すっと寄り添えるともっともっと好き

んで、これも好みなんですけれど

女は決して惚れた男の目の前でその男の事を
「哀れ」とか「弱い人」って言っちゃだめなんだと思います

ただ惚れてるのが好き

四の五の言わずただ身体が動くのが好き

最後の最後、自分に惚れてくれている優しい人などに見向きもせず
「なんであんな人好きになったんやろうなぁ、ひどいことばっかりされてるのになぁ」
そう言い切って残酷に微笑んで死んでいきやがれ、とか思いましたです

あとは山崎烝さん役が好きだったかな
監察としての意地というか深さというかそういう感じが

土方さんは曽世さんに似ていた…ような気がする \(--;)


さて次回公演は来年の冬だそうです

下井さんは出るのでしょうか?

出る出ないにかかわらず、せっかくのご縁ですから殺陣のお稽古だけは続けていただきたいなぁ

うん、すごく合ってるんですもん、沖田さんに
なので…いつかまたどこかでお目にかかりましょう、下井・沖田さん!(←ですからどこに向けて?)


それにつけても…そろそろ本家本物・史上最強・眉目秀麗なあのラブリー沖田さんにも会いとうございます…ねえ?(^^ゞ


2010/6/3~6 武蔵野芸能劇場