TAMAGOYAKI・おっとっとチーム | My Favorites

TAMAGOYAKI・おっとっとチーム

恵比寿のエコー劇場にて拝見

実は私がライフと出会った作品でもあります

こういうのを観ると、私もしかしてお耽美よりもこっちの方が好きなんじゃないか
とか思ってしまう

時々とってもつたない

これが本当に「トーマ」をやった劇団なのか?とも思う

でもなんだろう
「WHITE」を観た時にも感じた

「私、これ、ものすごぉい好き」

そんな作品でした


もちろん手放しで褒め称えるわけではないのだけれど

自分の年齢の差もあると思うのだけれど、初めて観た時のあの…なんつーか…えっとね

私は芝居においてはよく恋に落ちる…はい、限定します、芝居において

大方の場合、役者に落ちる

なので終演後、1人と握手ができる…となったらあまり悩まない

…はずなのだが、初めて「TAMAGOYAKI」を観た時、誰をも選べず…
結果、誰とも握手できなかったという、はい、私にあるまじき大失態

たぶんあの瞬間、私、きっとこの「芝居」に落ちてたんです

そんな作品なので

今回は良品だけど、そういうスコン!と落ちる感はなかったです、はい


実は1ヶ所、なくなってとても悲しい場面があった

堤先生が生徒を見送ってバイバイってする手
生徒がいなくなった後、その手をチョキってするんだ

あの時チョキを出していたら、自分はジャンケンに勝っていて、そしたら隠れる方のチームで
そしたら百合子先生は死なずにすんだんじゃないかって

本当に本当に堤先生は百合子先生が好きで
それを伝えることもまだできていなくて
でももしかしたらいつか伝えられたかもしれない思いで
もしかしたら、もしかしたらなんだけど、それをいつか受け入れれてもらえたかもしれない思いで

百合子先生に対しては、これからはもう全部「もしかしたら」しかないんだなって

それでもやっぱり先生だから
これからも生徒を元気に送り出して
そして生徒の帰った教室で、1人、ゆっくりゆっくり思い出にしていくんだなって思えて相当泣いたシーンだったので
なくなって本当にとても淋しかった


んで、この広さで、この公演期間で声を嗄らしているのもダメダメで

ダンスも要練習で

えっと、レモンちゃん達の衣装もびっくりだよ!で

なんだけど、そんなものを全部吹っ飛ばして、すごく良い作品だったと思います


私、ライフを知っていただくのに最適なのは確かに「トーマ」や「夏の夜の夢」だと思うのだけど
(「LILIES」は大好きだけど、その後が良いと思う)

それと並んで「WHITE」や「TAMAGOYAKI」は絶対お勧めだと思う

特に昭和生まれには (^^ゞ

図書館とか放課後とかマドンナとか
お母さんの作った玉子焼きとか遠足とかタイムマシンとか、やっぱりマドンナとか

えっとね、前回観た時も思ったのですけれど
生徒に「やーいやーい!」とか言われて、しくしく泣く先生なんて
もう「男子」の中にしかいないわけですよ、現実世界に

…ほんとだよ、男子諸君

放課後にピアノを弾く乙女しやかなマドンナとか
ノートを胸にぎゅっと抱えて声かけがたき可憐なマドンナとか

なので今回の吉田さん、すんばらしいです

てか、久々に似合った役で本当に嬉しい

あのありえないほどの距離を誇る男前の「だるまさんがころんだ」も含めて

私、吉田さんの作る百合子先生が大好き

この芝居、実際、百合子先生がマドンナとして確立しなければ成り立たない舞台だと思うので
うん、本当に嬉しかったです

このまんま三上さんとも松本さんとも違うヒロイン道をまっすぐ進ませていただけないだろうか

楚々として清楚で…というのは三上さんや松本さんも大得意なのだけれど
なんつっか色気もあるでしょう、吉田さん
上記2名より確実に大人の女ができると思うのです

私がライフで1番好きな役、1024
今後、舟見さんが再任されないとしたら
んでもって青木さんもやってくれないとしたら
私、この方以外いないんじゃないかと前々から思っていたりします

実は前回の「OZ」でもキャストが発表される前
「と~ら~れ~る~か~も~」と怯えまくっていたりもした
蓋を開けたら全く違う人だったけれども…相当泣いたけれども


泣いたといえば、本作最高の泣き所、卵焼きのシーンですが、はい、やはり泣きました

大好きなシーンだけど、ちょっとだけ今回思ったこと

翔くんのお母さんは今生きているのか、死んでいるのか
それとも長いこと会ってないだけなのか
それとも昔あんなに自慢していた卵焼きをここ何年も忘れてた、それとも当たり前なんだと思っていたからか
小林さんはどう思って演じていたんだろうなぁって思います

私の記憶が美化されているのか
このシーン、翔くんがものすごくものすごく愛しく卵焼きを見つめてて
本当に本当に震えるように、ゆっくりと手を伸ばしていく…ように憶えているんだ

まるで今はもうふれることができない、さわったら消えちゃうんじゃないかってくらい儚い思い出のように

それをそっと口に含んだ時に広がる甘い思い出
それを自慢そうに見つめる昔の自分

そんなものがあいまって翔は泣いていたんじゃないかと思ってました


そうそう、「時男、翔、蟻巣」はもっと丁寧に言わないとダメなんだよ

初演の時、私、それで一気にファンタジーに突入したんだもん

今回は声がかすれ気味なのと早口すぎることもあって、さらさら流れていきました

あとですね

下井さんの白衣が反則的にかっこよかったです
もとから下井さんのお顔大好きなんだけど、白衣は男性の男前度を1.3倍ステキにする…と思う

あとあと

松木兄貴に似ている…と毎回思う奥田さんの女役を見れてすっごく嬉しかったです
声が全然嗄れていないのも先輩の面目躍如ですし
あの髪型にすると意外に寿里さんに似ている…とか思いましたです

奥田さんチームも観てみたかったなぁ

…と、あきらめ気味なのは、ぱっくんちょチームを観るためには私、もう土日しかないんですが
1回も観れないとやだなぁ…と思って平日保険で行ってみたら
平日だというのに当日券10枚出てなかったんだよなぁ
そも130席ですから…ね


さて、昨日の舞台挨拶テーマは「昔に戻れるとしたら止めてあげたいこと」みたいな

さすが男子達
やんちゃ…というか、はい

憶えている所で言うと

緒方さん:木登りしていて前日ジャッキー・チェンの映画を見ていたので「いける」と思い飛んでみたら気がつくと集中治療室にいた

石井さん:窓の外に蜂の巣があったので息を吹きかけては窓を閉める、というのを繰り返していたら、強く閉めすぎて反動で窓が開いて蜂に刺された

堀川さん:機械体操部でトランポリンをやっていたら勢いつけすぎて鼻を折ってしまい、現在も曲がっている

富士さん:前日に大きな落とし穴を夕方から夜までかけて掘って、それを忘れていて好きな子の前で落ちた

三上さん:小さい頃目が悪くなってメガネをかけたら、「メガネをかけた奴は運動ができない」という暗示にかかり…メガネをかけなければ今頃スポーツ選手になれていたかも…なので昔に戻れたらメガネをかけるなと言いたい

吉田さん:昔、学童保育のグラウンドに桜の木がいっぱいあって、木の棒に火をつけて毛虫を退治していた、ぼとぼと落ちてくるのが楽しくて調子に乗ってやっていたら身体にも落ちてきていたらしくすっごくかぶれた

奥田さん:昔「ばーか!」とか言うのがはやって、それをバスから自転車の高校生に言ってみたら、意外にバスは止まるので自転車に追いつかれ…後輩の帽子とか上着とかを借りて逃げた

下井さん:車のドアノブに「う○ち」をつけるといういたずらをやったら見つかって、車の持ち主とお父さんにすっごく怒られた

小林さん:影絵をやっているのですが間違えた物を持っていて石飛さんにすっごくしかられたので、ちゃんとその場にあった物を持ちなさいと言いたい

その他も皆、最後に「そんなバカな事はやめろ、と昔の自分を止めたい」な流れだったような気がします
皆さん、ご無事でライフに入ってくださってよかったです


さて本公演13日までやっております
もしも悩んでいるようなら1回は観ておくと良いかもですよ
お勧めです

あ、耽美は期待しないように…全くありません (^^ゞ


■追記

この公演で次回作「マージナル」のフライヤーを確保
萩尾先生のイラスト版ではなく岩崎さん、荒木さん、三上さんのやつ
チケット売りたいならこっち押しでっせ
さっそく昨日画像を写メって送った友達を1人確保いたしました (^^)v


■更に追記

あまり主役3人に触れてないような気がするのですけれど
えっとですね、実はもっと明確に分かれると思ってたんですよ、3人が

いつの間にかリーダーになってしまう時男くんと
ふにゃんでムードメーカーな翔くんと
女の子にいつもモテモテな蟻巣くんと

いわゆるひとつの

ジュニ3で言う所の鶴田さんと小林さんと高根さんくらいの違いが!!(^^ゞ

「対人恐怖症」とか「今日も女の所からご出勤かぁ?」なんて設定が
あまり雰囲気としてその台詞以外で漂ってきてはいないのです

まあ「いい逃げか!」なくらいその設定、その後の芝居の中でもスルーなんですけどね