スタジオライフ「夏の夜の夢」2008 Lunaチーム | My Favorites

スタジオライフ「夏の夜の夢」2008 Lunaチーム

舟見ヒポリタじゃなきゃ観にいかな~い!!とか言っていた私ですが
WAで助けてくれた友からのチケットSOSですもの
「痩せて機織って返すのと、正月前に笠をかぶって家の前に餅を届けるのとどっちがいい?」
っていう私の提唱する恩返しよりよっぽど有効だろう…ってことで行ってきました

悪くなかったです

いや、全体的な出来はすこぶる良くて、大笑いして帰ってきたんですが

まずなんと言っても「ジャイアントポッキー&プリッツ」

パワーアップしてました

ジャイアントポッキー大さんの身体能力と
ジャイアントプリッツ岳大さんのブチャイク度が (^^)
いや、岳大さん、私ほめてます

岳大さん自体、かっこいい人だと思うんですけど
ヘレナはブチャイクなんです、なんだけどかわいいんです
…参考にします (^^ゞ

あとどんな状態でも台詞が実にクリアに聞こえてきます、流石です

大さんはカツラが…カツラが…前回よりおばちゃんになっていた
そこだけがとっても気になりますが
蛇つぶす時も1列目の人、ドロワーズ絶対見えてるよ!!なくらいのけぞっていたし
気絶した後もちゃんと様子を見る所が加わっていたりして
「正しい乙女度」アップでした

あと…仲原ディミの胸に決まるチョップですが
「疲労骨折に気をつけて」と仲原ディミを本気で心配する勢いでした

それと、前回岳大さんとの身長差は「1cm2mm」だったと思うんですけど
今回「1mm」伸びてますよね
いまだ、成長期の大さんです

「離れて眠って」は前回の「おいっ!」って恫喝と「顎でライサンダーを動かす」方が好き

しかしまあこのコンビ、最強ですね
岳大さんはロミジュリとかも良かったんだけど、やはりヘレナが好き
てかこのコンビが来るならある意味、相手役のライ・ディミは誰が来ても無問題な気がします
そんくらい強い

でも「どこまでも他力本願の楽天的おぼっちゃま」の曽世さんはやはりステキだし
今回ディミとなりました仲原さん、良いです

今回の決め台詞は「きゅん!」
歌は破滅的ですが (^^ゞ なんか心にはずきゅん!!きたよ
それはきっと私が「歌」より「台詞」脳だから、なんだとは思いますが

♪人の心を思うままできたら
そんな魔法がこの世にあったなら
人の心は思うにまかせない

仲原さんの歌にピクピクしている3人のお兄ちゃん達もツボでした
だって音がほとんどあってないんだもんね (^^)

あと、三上さんの女子度がアップしてました
ふつーに女子、いや、ふつーじゃない、ハイレベルにかわいい女子
飛び降りる時も両手を上に伸ばして、足を後に跳ね上げて、やたらプリティー

できれば吉田さんを「女子」にしちゃって
きゃっきゃ女子妖精ペアにしてほしかったなぁ
吉田さんのカツラと衣装はイマイチなのでもったいないです
てか、吉田さんのヒポリタちょっと見てみたかったです

んで、今回荒木さんが出れないので歌要員かと思っていた加藤陽平さんですが全くそうではなく
富士さんが歌いだした時にはびっくりしましたよ
…ではなぜ?みたいな (^^ゞ

個人的好みとしては
三上・吉田女子妖精ペアに荒木・政宗男子妖精ペアが観たい
歌は荒木さんが出れないなら三上さんが歌った方がいい気がしました
三上さんの歌、うまくなっているような気がしたので

うまくなっていると言うと…石飛さんの歌唱力更にアップしていたような気がします

あと「月」の外見がグレードアップ
下井さん、大好きです!!

んで、今回も小野さんヴァージョン観れそうにないんですが
ラスト、やはり倉本さんの締めの台詞はステキです

フィロストレイトは前回の仲原さんの方が好みですが
緒方和也さんは口跡がとてもシェイクスピアっぽくて良かったです


さて
さてさて

ヒポリタとシーシアスです

最初にも書きましたが、悪くないです

船戸シーシアスも公爵然として
松本ヒポリタも美しく
たぶん最初にこれを観ていたなら、これがライフの「夏の夜の夢」

なんですが、最初に「あれ」を観てしまっているのでね
全く別物…として受け止めました

とても人間っぽいヒポリタでした
松本さんらしいヒポリタだったと思います

だってあの他との空気感の違いは舟見さん独特のものですから

使える場所は非常に限られているけれども
はまってしまうと他の追随を許さないのが舟見さんで
だから大好きなんですもの

あれに囚われたら失敗だな…って思っていたのですけれど
松本さんのヒポリタを作っていたのでほっとしました

で、両ハーミアが演じるヒポリタ
出だしのクロスオーバーは効いていたと思います
ただラストの見つめ合いはいりません

んで

やはり私は舟見ヒポリタと牧島シーシアスがとても好き

舟見さんのヒポリタが持つあの孤独感とか異質感とかがなんとも高嶺の花で

そして、なんといっても牧島シーシアスが間違いなくあの瞬間恋をしていたと思うので

舞台の上だけではなくシーシアスの恋は始まる前から終わったその後までそこに続いていて
それはいつも空気としてただよっていたので
ラスト舟見ヒポリタを抱きしめることができた牧島シーシアスに涙できたというか

もうすでに「恋」はそこにあって
背中を軽くぽん!と押すだけで流れ始めるような
そんな感覚が2人の登場シーンにはいつもあって

なので「その心栄えで見てやらなければ」なんて台詞にふと心を動かされるヒポリタが唐突ではないわけで

そんな2人の間に横たわっていた「戦いの傷跡」の深さにも思いを廻らせたりするわけで

んーーーーーーーーーー観たいーーーーーーーーーー!!!!
この2人が観たいぞぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!

地方から復帰…とかなら追いかけてしまいそうな2人です

牧島さんは「後から蹴り倒したいほどじれったい」役をやらせたら天下一品だなぁ(しみじみ)