イエス斬り捨て | My Favorites

イエス斬り捨て

当日、舞台上での説明を受けて初めて気がつきました
そうですか「イエス・キリスト」とかけてたんだぁぁぁ
…え?遅い?
だってさぁ、観た後でもいらんかったもん、その部分
きっと思いついた瞬間「俺、うまいっ!」とか思ったんだろうなぁ(しみじみ)
…え?酷い?

まあ、その前に

日曜日、お友達のKさんと待ち合わせ
目的はこのお芝居と「WA」くじ写真の鑑賞会ですよ
なにせ2人とも当日は祭りってましたから
落ち着いて見せあいっこできなかったんだもん!!
時間無制限でゆっくりできるとこ…というとあそこですよね、シズラー
12時半には着いたと思いますが、残り3席でしたよ、どうしたんだ、シズラー!

混ぜ物サラダ系は「春たまねぎ」てんこ盛り状態で非常に悲しい私でしたが
素材系になんとトマトが4種
いつものミニトマトだけじゃなぁぁい!!!
フルーツトマトにカゴメ提供の高リコピントマト、そして桃太郎トマト
と~まととまと…でトマトってきました、幸せ


 


そしてくじ写真、Kさんのアルバムはめくってもめくっても柄谷さん
こんな柄谷さん、あんな柄谷さん、そんな柄谷さん、これまた幸せ

そして過去写真の加藤さん、見た事のない加藤さん
こんな加藤さんもいたんだぁぁぁぁぁ、ああもう幸せ

…え?もぉ4時?
もう1回(か、2回か3回)は写真を眺めて、あと3時間はいけたのに

見せてくれた写真の中での「私のお気に入り柄谷さん」は
「桜の下でカメラ目線で微笑む柄谷さん」
なんつーかイメージは「手を差し出していそう」な、やつです

卒業式にこんな笑顔の人が校門の前で待っていてくれたなら
残りの人生ずーーーーーーっとイケメンに会わなくても、もぉあきらめろ!
そんな写真っす


さてさて、写真に未練を残しつつ池袋「あうるすぽっと」に移動
新しい劇場…なんつーか「公」なにほいがする
決して「民間主体」ではない、特有のあんな感じ(←どんな感じ?)
でもまあ座席は良い感じに前の席との段差があってステキです
客席数は301席だよ、Kさん
アクサルで使うには場所的に微妙っすかね
有楽町線以外の方にはちと不便

始まる前に衣装を着たお嬢様方のパンフ売りがあり
しかし値段を言ってくれないので、怖くて手が出せませんでした
あれをアクサルサポーターくん達が衣装でやってくれていたら、きっと買う
持っていても買う

んで、本編ですが、こちらの芝居、これから大阪行きますんで
それ観ますって方はそん時までごきげんよう

んでもって、観ないよ、感想だけ聞きますよって方はこんにちは
怒らんと聞いてください


まず出だしでちょっと萎える(←はやっ!)

桜田門外の変から始まるんですが、これをアメフト仕様でやってくんですね
長いです、しょっぱなテンションに乗り遅れるとちょっと辛いです
あとね、歌が多すぎる
うまいんです、それはわかったんです
ただ以前も書きましたが「うまいでしょ!!」って歌は苦手なんです
あとコメディ部分が…いらない部分が多いかな
これも「ファン」じゃないと素に戻る原因にもなります
正直猫ひろしさんを使った意味がわからない
もしも「役者」としての道を模索中ならネタはピンポイントのみで使うべきです
そしてどんだけ「この役者いらねー!」と思ったとしても
ラストの「決め」を決めちまえば、それは多少「あり」に変わるのです
後半部分、殺陣のシーンになって多少テンション上がった時に
勝海舟の台詞でテンション盛り下げるってのはなしですよ、たぶん

それといっちゃん最初にも書きましたが
キリスト教とかクルスとか、踏み込むならきちんとやらないと
不用意に手出しをしてはいけない領域です、女子的に

女性が男性を演じるにも、男性以上の覚悟が必要です
男性に負けず劣らず殺陣なり気迫なりが出せる、とか
もしくは「女性が演じる」なんらかの意味がある、とか
女の子も出してあげたい、男性キャストが揃わなかった、なら言語道断です
女に甘えた部分が見えたら、これ嫌われる素です

んでんで、いいむろなおき様
マイムのおかげで、すぐに気がつきました、誰がいいむろさんなのか
なんだけどやっぱり時代物で「マイム」の多様は厳禁です

さていろいろ書きましたけれど
田中新兵衛役の副島新五さんがそりゃあもう素敵で
戻ってきた奥和泉守忠重で自刃する所なんて「その愛刀になりたいっ!」って思ったし \(--;)
武市半平太さんや土方も良い感じでしたし
正直あの細い着け毛はめっちゃツボでしたので
えれーもったいないとも思ったのですよね

たぶんコメディや歌の部分を少し減らして
重点を岡田以蔵・武市半平太・坂本竜馬
この3人の「出発地点・見ている所は同じなのにその過程のどうしようもない違い」とか
そういうのをクローズアップしてくれればもっときゅぅん、って行けたと思います
これがファントマだ!と言われればそれまでなのですけれど

改めて高倉さんの多手な殺陣はすばらしいと思いました
私はあの方のつける殺陣がとても好き
刀を必ず合わせろと言うているのではなくて
他の劇団で見る「次の手を待つ段取りな間」が嫌なの、きっと私

私が観た最高の殺陣は春田純一さんと山本亨さんの殺陣なのですけれど
集団…という意味では私の中でやはりアクサルはダントツです

んで、なんだかんだと文句をつけますけれど
「WA」
あれ、意外に完成度は高かったのね、と、違うユニットを見ると思ったりします
あれがオリジナルで出てくると評価が変わるのにね


さてさてそんな昨日でしたが
寝る前に聴いた「ブッチキャスト」で名前を呼ばれて
大方の物は吹っ飛びました
…恐ろしい新人さんが入ってきたものです
このブログは引き続き「田渕法明さん」をめっちゃ応援して行くことになると思います (^^ゞ