「考えるな、感じろ」
キラキラ王子田渕さんがWILD ADAPTERを観るにあたって
心構えとして贈ってくれた言葉です
はい、初日、筋を追うのを放棄しました
「動く絵画」だと思って見ましたよ
「きれいだねぇぇぇぇぇ」
まさかそんな感想を…そんな感想のみで終わるAxleを観ることになるなんて
「うぉりゃぁぁぁ、CONNECT審査員、許すまじーーー!!」
と、そちら方面に砂掛けて足向けて寝ようと思ったとか思わなかったとか
だって、Axle公演じゃなかったんだもの
寺山修司さんを観にいったのかと思ったんだもの
でもその世界観を魅せることができる技術の持ち主はキラキラ王子だけだったんだもの
Axleにしては決まり手が多すぎて
いつもの爆発力とかシャープさとか「心」とか
そんな得意技を全部封印しちまっての初日
ええ、劇場横のワインのお店で「北村一輝のようなワイン」と言われる物を飲みながら
くだまいてきました
ええ、初日はね
週末観てきたもの、Axle第8回公演「WILD ADAPTER(大阪)」
この公演、来月には東京シアターアプルにおいても上演されます
以下、壮絶にネタバレゆえ、ご注意下さい
さて、今回の公演、見事なまでに「お兄ちゃんチーム」と「新規参入若人チーム」に分けることができます
んで、今回、とりあえず3回終わった時点では若人の勝ちです
圧倒的大勝利!!
「感じる」にかけては若人の柔軟性たるやすんごいものがあります
まずキラキラ王子の田渕法明さん
この方の動き、見惚れます
「空気感」をものごっつ出せる方
腕を広げただけで「なんか」ある
指をかざせば羽が落ちてくる
ヒラヒラの使い方とかもそりゃあ見事です
田渕さんのなら「ダンスオンリー公演」でも私きっと大丈夫
んで、ご本人が「今回の自分の役への無理さ加減」と書いていた女性役と小学生役
…わたくし、実はあれ相当自信があっての日記と解釈いたしております
それ以外の何者にも見えなかったもの
役の切り替えも一番見事でした
すごい人をナンパしてきたと思うよ、司令塔
えっと個人的に彼を「毛皮のマリー」欣也さんなどで観てみとうございます
いかがでしょう、美輪様、次回は田渕さんで
もしくは渕渕コンビで「お気に召すまま」が観とうございます
ロザリンド:田渕さん
シーリア:熊渕さんなどいかが?
オーランドーは誰がいいかなぁ
大河さん、ダメ?(…と甘えてみる)
その大河さんですが今回わたくし初見です
いやぁ、郷本さんといい矢崎さんといい、今回の大河さんといい
テニミュって本当にすごいんですね
私、この方とても好き
だって時任なんだもん
あ、原作まだ読んでないので「そっくり」とか「そのまんま」とか言うのではなく
彼、「時任」なんです
たぶん彼の中に「自分は時任」ってのがキチンと落ちてる
あの久保田以外の人との距離感とか
「久保ちゃんがいない」っていうなんともいえない孤独感とか
「そこにいろ」っていう本気度とか
「俺がいるって言え!」っていう必死さとか
とぼとぼとした歩き方のなんとも傷ついた子猫の感とか
どこをとっても今回初めましての私には
「彼は時任」なんです
だから若人チームで「お気に召すまま」やるなら、やはりオーランドーは彼が良い
すごいピュアな駆け引きのない舞台になりそうな気がします
そしてシーリア押しの熊渕さん
司令塔、ここは仕事の為所です
ナンパして!!!!!!!
この子を離してはダメです
男子も女子もできて、んでもって正統派な美女もできるすんばらしい素材めっけ!!です
あ、言っておきますけど、私にとっては貴生様も田倉さんも
正統派美女要員なのですが、司令塔は一回もそんな風な使い方をしてくれません
一度、既存メンバーに対する色メガネはずして見てください
今回のアンナちゃんも、三ツ橋佳代も笑いを入れずに演じられるキャラですよ、今のまんまのキャストで
あ、でも大河さんの「誠人を好きになればよかった」はすごく好き
…3人の若い女の子がきゃっきゃする話なにかなかったでしょうか?
あったら誰が教えてちょ
…こんな風に盛り上がれるくらい今回の若人三羽烏はすんばらしかったということです
えーーーーーー、目当てのお兄ちゃんズはですね
初日、見事に囚われの王子様達でした
どんな小さな役にもその心情を掘り下げて存在価値を見出す…が身についているお兄ちゃん達は
意外にコロスが苦手
コロスがお揃いの仮面を身につけないと
真ん中の本役が浮き立たないのです
なのでまあ初日のごちゃごちゃしたこと
誰を見ていいかわからないから、主線がぼけるぼける
なので考えるの放棄、綺麗な絵を見に来たわー、えーもん見せてもろーてー
…な気持ちになったのですが
えっと次の日までに何があったのか
アンケートにどんだけ何が書かれたのか
日曜マチネには寺山修司っぽいわぁ、から、きっちりAxle公演に変更になっておりました
たしかにまだ「未完成」ですけど
なので東京までの課題として
今回のように「様式美」にこだわるなら
身体のパーツパーツが綺麗に分割して動かせるようになること
衣装替えをせず2役を表現するなら
簡単なのは両極にすることです
硬と軟、白と黒、昼と夜
ただし見た目は違えど、根本は同じ…が重要
そしてコロスの時は仮面をかぶること…いえ、実際にかぶるのではなく
本役2つとコロスを瞬時に入れ替えれるかどうか
それを「本人達の気持ち」の上だけではなく広い客席に伝えることができるのかどうか
できなければ今回の舞台は「挑戦」で終わりです
で、できれば「久保田・時任・三ツ橋佳代」は他の役を兼ねないのがよろしい
(↑何気に偉そう)
この主軸がブレないとかなり観易くなるとみた
田渕さんの「沙織・翔太」はコロスを含め、完璧に区別がつくから兼ねても無問題です
んで、大河さんの「アンナちゃん」は個人的に見たいので、そこんとこは特別枠で \(--;)
と、いうことでお兄ちゃんズ個人語りはおいおいに
今の所「悪くはない」
でも「誉めようがわからない」
なんとも、もやっとボールが飛び交っています
強いてあげれば、関谷と三ツ橋佳代がものごっつ化けそうな気がする
でも、もう少しできるだろう
いや、できるって知ってる
前にも言いましたが、当サイトは「芸術なんぞ、くそっくらえ!!」をモットーにしております
「芸術って難しい、とりあえず1回は観た」より
「訳わかんないけど、とりあえず明日も観たい」
それが私にとって1番重要
まず「心」ありきです
あああ、それと衣装ですが
柄谷さんの衣装、もう少し軽い布地を使ってくれないだろうか
蹴った時、足のラインが綺麗に見えるように舞い上がって
蹴り終えて着地した足にふわりと落ちるような
せっかくの見事な蹴りがモタモタ見える(←殺陣フェチのぼやき)
加藤さんと田渕さんの衣装は好きなんですけれどね
それと最後の白シャツですが、あれはその…
全員がシャツをインさせていないとダメですか?
あー、できりゃー若干名アウトにしないといやいやん、な人がですね
なので~できれば~シャツを外に出させてくんなまし
またまた思いついたら徐々に書かせていただきます
心構えとして贈ってくれた言葉です
はい、初日、筋を追うのを放棄しました
「動く絵画」だと思って見ましたよ
「きれいだねぇぇぇぇぇ」
まさかそんな感想を…そんな感想のみで終わるAxleを観ることになるなんて
「うぉりゃぁぁぁ、CONNECT審査員、許すまじーーー!!」
と、そちら方面に砂掛けて足向けて寝ようと思ったとか思わなかったとか
だって、Axle公演じゃなかったんだもの
寺山修司さんを観にいったのかと思ったんだもの
でもその世界観を魅せることができる技術の持ち主はキラキラ王子だけだったんだもの
Axleにしては決まり手が多すぎて
いつもの爆発力とかシャープさとか「心」とか
そんな得意技を全部封印しちまっての初日
ええ、劇場横のワインのお店で「北村一輝のようなワイン」と言われる物を飲みながら
くだまいてきました
ええ、初日はね
週末観てきたもの、Axle第8回公演「WILD ADAPTER(大阪)」
この公演、来月には東京シアターアプルにおいても上演されます
以下、壮絶にネタバレゆえ、ご注意下さい
さて、今回の公演、見事なまでに「お兄ちゃんチーム」と「新規参入若人チーム」に分けることができます
んで、今回、とりあえず3回終わった時点では若人の勝ちです
圧倒的大勝利!!
「感じる」にかけては若人の柔軟性たるやすんごいものがあります
まずキラキラ王子の田渕法明さん
この方の動き、見惚れます
「空気感」をものごっつ出せる方
腕を広げただけで「なんか」ある
指をかざせば羽が落ちてくる
ヒラヒラの使い方とかもそりゃあ見事です
田渕さんのなら「ダンスオンリー公演」でも私きっと大丈夫
んで、ご本人が「今回の自分の役への無理さ加減」と書いていた女性役と小学生役
…わたくし、実はあれ相当自信があっての日記と解釈いたしております
それ以外の何者にも見えなかったもの
役の切り替えも一番見事でした
すごい人をナンパしてきたと思うよ、司令塔
えっと個人的に彼を「毛皮のマリー」欣也さんなどで観てみとうございます
いかがでしょう、美輪様、次回は田渕さんで
もしくは渕渕コンビで「お気に召すまま」が観とうございます
ロザリンド:田渕さん
シーリア:熊渕さんなどいかが?
オーランドーは誰がいいかなぁ
大河さん、ダメ?(…と甘えてみる)
その大河さんですが今回わたくし初見です
いやぁ、郷本さんといい矢崎さんといい、今回の大河さんといい
テニミュって本当にすごいんですね
私、この方とても好き
だって時任なんだもん
あ、原作まだ読んでないので「そっくり」とか「そのまんま」とか言うのではなく
彼、「時任」なんです
たぶん彼の中に「自分は時任」ってのがキチンと落ちてる
あの久保田以外の人との距離感とか
「久保ちゃんがいない」っていうなんともいえない孤独感とか
「そこにいろ」っていう本気度とか
「俺がいるって言え!」っていう必死さとか
とぼとぼとした歩き方のなんとも傷ついた子猫の感とか
どこをとっても今回初めましての私には
「彼は時任」なんです
だから若人チームで「お気に召すまま」やるなら、やはりオーランドーは彼が良い
すごいピュアな駆け引きのない舞台になりそうな気がします
そしてシーリア押しの熊渕さん
司令塔、ここは仕事の為所です
ナンパして!!!!!!!
この子を離してはダメです
男子も女子もできて、んでもって正統派な美女もできるすんばらしい素材めっけ!!です
あ、言っておきますけど、私にとっては貴生様も田倉さんも
正統派美女要員なのですが、司令塔は一回もそんな風な使い方をしてくれません
一度、既存メンバーに対する色メガネはずして見てください
今回のアンナちゃんも、三ツ橋佳代も笑いを入れずに演じられるキャラですよ、今のまんまのキャストで
あ、でも大河さんの「誠人を好きになればよかった」はすごく好き
…3人の若い女の子がきゃっきゃする話なにかなかったでしょうか?
あったら誰が教えてちょ
…こんな風に盛り上がれるくらい今回の若人三羽烏はすんばらしかったということです
えーーーーーー、目当てのお兄ちゃんズはですね
初日、見事に囚われの王子様達でした
どんな小さな役にもその心情を掘り下げて存在価値を見出す…が身についているお兄ちゃん達は
意外にコロスが苦手
コロスがお揃いの仮面を身につけないと
真ん中の本役が浮き立たないのです
なのでまあ初日のごちゃごちゃしたこと
誰を見ていいかわからないから、主線がぼけるぼける
なので考えるの放棄、綺麗な絵を見に来たわー、えーもん見せてもろーてー
…な気持ちになったのですが
えっと次の日までに何があったのか
アンケートにどんだけ何が書かれたのか
日曜マチネには寺山修司っぽいわぁ、から、きっちりAxle公演に変更になっておりました
たしかにまだ「未完成」ですけど
なので東京までの課題として
今回のように「様式美」にこだわるなら
身体のパーツパーツが綺麗に分割して動かせるようになること
衣装替えをせず2役を表現するなら
簡単なのは両極にすることです
硬と軟、白と黒、昼と夜
ただし見た目は違えど、根本は同じ…が重要
そしてコロスの時は仮面をかぶること…いえ、実際にかぶるのではなく
本役2つとコロスを瞬時に入れ替えれるかどうか
それを「本人達の気持ち」の上だけではなく広い客席に伝えることができるのかどうか
できなければ今回の舞台は「挑戦」で終わりです
で、できれば「久保田・時任・三ツ橋佳代」は他の役を兼ねないのがよろしい
(↑何気に偉そう)
この主軸がブレないとかなり観易くなるとみた
田渕さんの「沙織・翔太」はコロスを含め、完璧に区別がつくから兼ねても無問題です
んで、大河さんの「アンナちゃん」は個人的に見たいので、そこんとこは特別枠で \(--;)
と、いうことでお兄ちゃんズ個人語りはおいおいに
今の所「悪くはない」
でも「誉めようがわからない」
なんとも、もやっとボールが飛び交っています
強いてあげれば、関谷と三ツ橋佳代がものごっつ化けそうな気がする
でも、もう少しできるだろう
いや、できるって知ってる
前にも言いましたが、当サイトは「芸術なんぞ、くそっくらえ!!」をモットーにしております
「芸術って難しい、とりあえず1回は観た」より
「訳わかんないけど、とりあえず明日も観たい」
それが私にとって1番重要
まず「心」ありきです
あああ、それと衣装ですが
柄谷さんの衣装、もう少し軽い布地を使ってくれないだろうか
蹴った時、足のラインが綺麗に見えるように舞い上がって
蹴り終えて着地した足にふわりと落ちるような
せっかくの見事な蹴りがモタモタ見える(←殺陣フェチのぼやき)
加藤さんと田渕さんの衣装は好きなんですけれどね
それと最後の白シャツですが、あれはその…
全員がシャツをインさせていないとダメですか?
あー、できりゃー若干名アウトにしないといやいやん、な人がですね
なので~できれば~シャツを外に出させてくんなまし
またまた思いついたら徐々に書かせていただきます