目は口ほどに
物を言うというけれど
心は本当に正直です
昨日私の目を捕え続けたもの
それは、恋する乙女成宮くんでも
究極のタキシード仮面と化していた小栗くんでもなく
すました貴婦人月川悠貴さんその人でありました
テーマは優美な軽やかさ
シェイクスピアの台詞はかくや語れとすべらかに
女子高レベルの可憐な白百合ちらつかせつつ
これぞという男が現れた時には女友達に右手でバイバイ
妹キャラを装いつつも中身はクールでしっかり者
実に賢く正しい乙女
父である公爵が地位を退いた時の喪失感をただよわせつつも
一瞬後には夫となる伯爵との人生を見つめて歩き出す
だって大好きなお友達のために公爵令嬢って身分をすっぱり捨てて
羊飼いの娘に変身できちゃう女の子だもの
うん、彼女ならきっと大丈夫
夫と子供をしっかり守り
未来の公爵夫人のよき相談者として
かわいらしく年老いていくだろう
時々あの森での事を思いだし、くすくす笑っている事だろう
最後まで優美で軽やかな貴婦人として
はい、「こう生まれついていたら私の人生を勝ったも同然だったのに」
そう思わせた男性第2段
優美で可憐で小粋でクール
ああ、悔しい
いつかこの方で「ドラキュラ」のルーシーなど観てみたいもの
なんだろうなあ、あの男
鎖骨と二の腕あらわにしても女に見える男って
どうお思いになる、お嬢様方?
ボンネットをかぶった姿はそのまんまビスクドール
昨今女の敵は女だけではないらしい
そうでした
言い遅れましたが、昨日観てきたものは「お気に召すまま」
蜷川ヴァージョン・オールメンズキャスト
オールメンズと唄うからには最低こんくらいは揃えとけ!
と言わんばかりにまばゆいキャストを散りばめて
主役二人はなんともかわゆいキラキラバカップルとなっておりました
成宮ローランドは隣に「完璧女性だろ、おまえっ!」てのがいるもんで
女性姿の時はちょっと不利なんですが
男装してからの成宮くんは最高っす
…えっとカミカミだったけど
でも心は乙女よねっ!!!
5分遅れたっちゃ怒り
去っていこうとするとすねて
言いすぎたかなって落ち込んで
オリヴァーの生死を確かめる時のひょこひょこお尻とか
オーランドの手を取る時のラブリーさったらありゃしない
そして、時にはとっても無自覚に残酷
「売れる時に売っておけ」
…ずきゅん…
これから観られるお友達
そのセリフに一緒に傷ついてくれることを希望いたします
小栗くんは真っ当なヒーローで
なんだろう、あのスタイルの良さは
んで、あんだけ綺麗な目でウルウル攻撃された日にゃ
落ちない女子はそうそういますまい
次はエロエロ・カリギュラ様とか
月川さんも出ることだし
早速チケットお願いしちゃってるあたり、あはん…でございます
さて他に気になる事と致しましては
「坂本メイ」ちゃん(←そこ?)
めっさラブリーです
んで、肝心のお話としてはやはり今回も「主役(に近い所)」以外は
少々うっとおしい \(--;)
タッチストーンの恋の話や宮廷話
天邪鬼っぷりはすばらしいけれども、ジェイクズの語りとか
いっそのこと
ライフの「夏夢」ばりに思い切った演出で観てみたいかも、です
実はフィービーの恋の結末も納得できない
だってフィービーはシルヴィアスを好きではなかったんだもの
ギャニミードを好きになったのだもの
約束を守る、ある意味前向きなフィービーはとても凛々しいけれど
たしかにシルヴィアスはとてもフィービーを愛してくれるだろう
フィービーにはお似合いなんだけど
だけど…うん…
愛してくれる人を愛しておけ!ってのはどうだろう、ロザリンド
果たしてロザリンドはオーランドー以外の人に求愛されても
フィービーと同じ事ができるだろうか
あくまでも「お気に召す恋」というのは
高貴な方々にのみ許される特権だったのかもしれない
そんな苦味も残した「お気に召すまま」
なんだけれども
劇場を出る時の私はキラッキラしていたそうなので
はい、良いのです
美しいというのは、それだけで人を幸せにするものだから
心は本当に正直です
昨日私の目を捕え続けたもの
それは、恋する乙女成宮くんでも
究極のタキシード仮面と化していた小栗くんでもなく
すました貴婦人月川悠貴さんその人でありました
テーマは優美な軽やかさ
シェイクスピアの台詞はかくや語れとすべらかに
女子高レベルの可憐な白百合ちらつかせつつ
これぞという男が現れた時には女友達に右手でバイバイ
妹キャラを装いつつも中身はクールでしっかり者
実に賢く正しい乙女
父である公爵が地位を退いた時の喪失感をただよわせつつも
一瞬後には夫となる伯爵との人生を見つめて歩き出す
だって大好きなお友達のために公爵令嬢って身分をすっぱり捨てて
羊飼いの娘に変身できちゃう女の子だもの
うん、彼女ならきっと大丈夫
夫と子供をしっかり守り
未来の公爵夫人のよき相談者として
かわいらしく年老いていくだろう
時々あの森での事を思いだし、くすくす笑っている事だろう
最後まで優美で軽やかな貴婦人として
はい、「こう生まれついていたら私の人生を勝ったも同然だったのに」
そう思わせた男性第2段
優美で可憐で小粋でクール
ああ、悔しい
いつかこの方で「ドラキュラ」のルーシーなど観てみたいもの
なんだろうなあ、あの男
鎖骨と二の腕あらわにしても女に見える男って
どうお思いになる、お嬢様方?
ボンネットをかぶった姿はそのまんまビスクドール
昨今女の敵は女だけではないらしい
そうでした
言い遅れましたが、昨日観てきたものは「お気に召すまま」
蜷川ヴァージョン・オールメンズキャスト
オールメンズと唄うからには最低こんくらいは揃えとけ!
と言わんばかりにまばゆいキャストを散りばめて
主役二人はなんともかわゆいキラキラバカップルとなっておりました
成宮ローランドは隣に「完璧女性だろ、おまえっ!」てのがいるもんで
女性姿の時はちょっと不利なんですが
男装してからの成宮くんは最高っす
…えっとカミカミだったけど
でも心は乙女よねっ!!!
5分遅れたっちゃ怒り
去っていこうとするとすねて
言いすぎたかなって落ち込んで
オリヴァーの生死を確かめる時のひょこひょこお尻とか
オーランドの手を取る時のラブリーさったらありゃしない
そして、時にはとっても無自覚に残酷
「売れる時に売っておけ」
…ずきゅん…
これから観られるお友達
そのセリフに一緒に傷ついてくれることを希望いたします
小栗くんは真っ当なヒーローで
なんだろう、あのスタイルの良さは
んで、あんだけ綺麗な目でウルウル攻撃された日にゃ
落ちない女子はそうそういますまい
次はエロエロ・カリギュラ様とか
月川さんも出ることだし
早速チケットお願いしちゃってるあたり、あはん…でございます
さて他に気になる事と致しましては
「坂本メイ」ちゃん(←そこ?)
めっさラブリーです
んで、肝心のお話としてはやはり今回も「主役(に近い所)」以外は
少々うっとおしい \(--;)
タッチストーンの恋の話や宮廷話
天邪鬼っぷりはすばらしいけれども、ジェイクズの語りとか
いっそのこと
ライフの「夏夢」ばりに思い切った演出で観てみたいかも、です
実はフィービーの恋の結末も納得できない
だってフィービーはシルヴィアスを好きではなかったんだもの
ギャニミードを好きになったのだもの
約束を守る、ある意味前向きなフィービーはとても凛々しいけれど
たしかにシルヴィアスはとてもフィービーを愛してくれるだろう
フィービーにはお似合いなんだけど
だけど…うん…
愛してくれる人を愛しておけ!ってのはどうだろう、ロザリンド
果たしてロザリンドはオーランドー以外の人に求愛されても
フィービーと同じ事ができるだろうか
あくまでも「お気に召す恋」というのは
高貴な方々にのみ許される特権だったのかもしれない
そんな苦味も残した「お気に召すまま」
なんだけれども
劇場を出る時の私はキラッキラしていたそうなので
はい、良いのです
美しいというのは、それだけで人を幸せにするものだから