待ちに待ったCD が届きました。
http://www.universal-music.co.jp/yashiro-aki/products/uccj-2105
夜のアルバム [SHM-CD] 【CD 】SONGS AROUND MIDNIGHT 八代亜紀
粋だな~カッコいいな~と思ったのは片岡 義男のライナーノーツです。
「その女性歌手のLP を当時の僕は一枚だけ持っていた。ときどき再生して歌声を聴いた。
ジャケットの写真はその歌手の胸から上のポートレートだった。華やいで
同時にどこか物静かな、よく撮れたポートレートだった。聴くたびに僕は
その写真を眺めた。だからそのLP にあるいくつかの歌と歌い方写真の中の
女性と重なってひとつとなった。そのジャケット写真とよく似た女性の、
いちばん最初の人とは、友人と待ち合わせた新宿の店で出逢った。」
という一節から始まり、小説のような出だしから読み終えるとほんのりと余韻を
残す素敵な文章でした。
あの八代亜紀という日本人なら誰でも知っている大歌手の名前は一言も登場
しないというライナーノーツなのです。
都会の昼と夜、男と女、文章の半分くらいはセリフというライナーノーツなど
私は初めてです。そこで思い出しました。
「Nobu ’s Popular Selection に寄せて!! 」
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/782.html
より、下記のコメントを再度ご紹介致します。
13. 月の庭/松本俊明での「選曲ノート」の最後の一行、いかしてます!!
「また恋をしたくなってくる」
傅 信幸 様の一言は片岡 義男のライナーノーツの読後感を見事に一言で
言い尽してくれているように思われました。いいですね~。
さて、この八代亜紀は二枚買いました。一枚には例のGLASS CD を施工して
一カ月後の比較をしてみようと思っていたものです。
GLASS CD はSHM-CD よりいいかも!? という感想を述べましたが、最初からSHM-CD に
GLASS CD を施工したらどうなるのでしょうか。楽しみです!!
しかし、この八代亜紀のヴォーカルの録音、ある意味で凄いです。
ほぼノン・リヴァーヴですっぴんの声!!
どんな歌手でもリヴァーヴというお化粧で歌声を飾ってしまうのに、この人の
歌唱力に対する自信とプロデューサーの敬意の表れか、驚きながら全曲を聴いて
しまいました!!
ほぼ肉声そのもので見事なビブラート、喉元の震えが見えるような生々しさ。
演歌で言うところのコブシというものなのでしょうが、ここまで自分の声を
操るというのは職人技としか言いようのない見事なものでした。
きっと明日も聴くことでしょう。皆様も良かったらどうぞ。