無印良品がよみがえったワケ
今回の本は、『無印良品「改革」』。
2000年に突然失速してから、5年後の2005年にV
字回復した無印良品(株)の、取り組みについて書
かれている本。
失敗する(売上が落ちる)会社に共通するマイナス
ファクターは大体同じであると私は個人的に思う。
それを乗り越えるための’ヒント’もまた、 共通しているように思える。
特に必要だと感じたのは第6章~第9章で、
・出店する際の基準書作り
・コスト削減
・現場の標準化
・plan do seeの確立
無印良品でさえも、売れるための仕組みや、社員を
標準化する仕組み、がなかったことがわかる。
●無駄の排除をしていくと、モノの実質に行き着く(p.35)
●無印良品には、使う人の自由度がある(p.80)
●泥臭いことの繰り返しと、単純化された基準書に
もとずく評価が、判断のベース(p.143)
●「売れ筋捜査隊」...店長に今週の売れ行きが5位
の商品はどれかを尋ねる(p.190)。→数値が把握
できてるか?5W1Hの確認。
●モチベーションアップのための試み(p.193)
「一品入魂」「天下一品」「ラッキーアイテム」
→ ゲーム感覚で真剣に競わせる。
●システムと人心は相反する面を持つ。しかしそれら
の言葉を「数値」と「感性」に置き換えれば、
バランス経営の極意につながる(p.198)
●従業員に言い続けていることは、
「進化」「実行」「仕組み化」(p.218)
特に、5つ目のゲーム感覚で店舗間ごとで競わせる
という方法は使えると感じた。例えば、営業所それ
ぞれで、毎月重点的に販売注力する製品を一つピック
アップしてもらい、競わせる。目標数値達成した営業
所には表彰を行う。
こうすることで、社員一人一人が、自ら考えるように
なる。→地力がつく。
いずれにせよ、総論としては、仕組みづくりは、
早急に対応するべき問題点だと再認識した。