パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長
「インフレ率が2%への軌道にあるとの確信強めた」
「政策を調整する時が来た」
「労働市場についてはこれ以上の冷え込みを求めも望みもしない」

「現行の金利水準はリスク対応に十分な余地を与える」
「利下げの時期とペースはデータや見通し、リスク次第」
「労働市場の冷え込みは間違いない」

9月の利下げはほぼ確定
完全にインフレから労働市場にも配慮する
形に
FEDがハト派転換
ここまではインフレを何とかする!
だったけど ここからは労働市場を悪化させない!
なのでこれからはCPIより雇用統計 新規失業保険申請件数そういった労働市場の経済指標が重要になってくる

このパウエル議長の発言を受けて
金利は低下し株高に
そしてドルが全面安の展開となり
ドル円は144円前半まで下落
ドルストレートも軒並み上昇する反応となった。

後は利下げのペースと利下げ幅
現在は9月は0.25%の利下げを76%織り込んでる
これは来月発表の雇用統計次第で再び変わりそう
そして年内1.0%の利下げを織り込んでる
これは年内何処かのFOMCで0.5%の利下げを織り込んでる状況
もうこれはデータ次第になりそう。
なので経済指標 そしてそれに伴っての利下げ織り込み具合を日々確認する


今週の経済指標
8/26
・英国休場

8/27
・消費者信頼感指数
・2年債入札

8/28
・豪州消費者物価指数
・ウォラー理事の発言
・5年債入札
☆エヌビディア決算

8/29
・ボスティック総裁の発言
・新規失業保険申請件数
・米国GDP改定値
・7年債入札

8/30
・豪州小売売上高
・欧州消費者物価指数
☆PCEデフレーター

特に目立った指標はないが
新規失業保険申請件数 PCEデフレーター
エヌビディア決算に注目

本番は9月に入ってからだと思ってる。

まずこの金利低下 株高 ドル安トレンドが継続するか見極める
しっかりファンダメンタルズも付いてきてるのでドル安継続目線で臨む
トレンド明確に転換するまで継続するので
安易な事はせずに臨む

ただ株価がこのまま再び史上最高値を更新していくのかがポイント
景気後退が起こらずこのままインフレが2%に低下していけば再び米株も史上最高値更新していくだろう
ただ失業率が悪化し景気後退懸念が起きると株価はある程度の調整もありそうなのでそこは見極める。


戦略〜

ドル円
重要な145円を下抜けて引けた
植田総裁は金曜日発言してたが7月日銀会合から変わりなく 利上げは継続していくスタンス。
そして逆にパウエル議長は利上げの時が来た
と完全に利上げフェーズの発言
ここからは日米金利差縮小
そしてポジションも2週連続で円買い越しに
145円バックにショートを狙う
次の下値ターゲットは前回日経平均が暴落したときの142円水準
月末フローも警戒する必要もあるが
140円割れる可能性もあると思ってる
丁寧に戻り売りをしていくスタンスで臨む

ドルストレート
ユロドル ポンドルは年初来高値更新
株高でオセアニアが強かった
ドルストレートも押し目買い狙いで
リスクオン継続だとやはりオセアニアが強い
今週は豪州消費者物価指数もあるので
そことの兼ね合いにもなるが
オージー 又はキウイドルで押し目買いをしていきたい。


クロス円
ここは非常に難しい
ドル円次第だけど
円高ポジション構築するならドル円の方がパフォーマンスが良い
株高→リスクオンでドル安円安の可能性もあるが
やはり日本はここから小幅だけど利上げフェーズなのでクロス円Lはしない
一番チャンスなのは景気後退懸念
金利低下→株安
この展開になったときだけ
リスクオフでのオセアニア売りを狙いたい
クロス円はもしトレードするのはサブシナリオなので
上記の展開の時だけトレード考える

今週は月末フローに警戒しなが

①ドル円S
②豪ドル キウイドルL


しないこと
①ドル高ポジション
②円安ポジション

これを徹底して
今週もコツコツ
謙虚に相場と向き合う

8月も終わるけど暑い…
でも
頑張っていきましょう!