週末の雇用統計の結果から

雇用者数

予想 20万人 

結果30.3万人


失業率

予想 3.9%

結果 3.8%


平均時給(前月比)

予想 0.3%

結果 0.3%


平均時給(前年同月比)

予想 4.1%

結果 4.1%


雇用者数が予想を上回り

失業率が低下に反応し

金利↑ ドル高で反応


ただ平均時給は前回より鈍化し

賃金インフレの懸念が和らぐ


ただ金利が上昇し4.4%に乗せるも

引けにかけてドルは下落し ゴールドが大きく上昇で最高値更新するとゆう動きになった


まずは明日からの経済指標

4/8

・カシュカリ総裁の発言


4/9

・3年債入札


4/10

・RBNZ金融政策

☆米国消費者物価指数

☆BOC金融政策

・ボウマン理事の発言

・グールズビー総裁の発言

・10年債入札

・FOMC議事要旨


4/11

☆ECB金融政策

☆米国生産者物価指数

・ウィリアムズ総裁の発言

・コリンズ総裁の発言

・ボスティック総裁の発言

・30年債入札


4/12

・ミシガン大消費者信頼感指数

・ボスティック総裁の発言

・デイリー総裁の発言


金利が動く材料が目白押し

やはり特に消費者物価指数

ここに全集中する事になりそう


後入札 ここも要チェック


雇用統計後

ローガン米ダラス連銀総裁

「利下げについて考えるのはあまりに早過ぎる」

「インフレの低下が停滞した場合の対応を準備しておくべき」

「インフレの上振れリスクに対する懸念が高まっている」


ボウマン米連邦準備理事会FRB理事

「インフレが高止まりすれば追加利上げが必要になる可能性がある」

「まだ利下げを検討する時期ではない」

「インフレが低下し続ければ、FRBは最終的に利下げするだろう」

「インフレは多くの上振れリスクに直面している」


FED最タカ派のボウマンからは

利上げの発言も出てきてる


今週は

RBNZ BOC ECBもある

据え置き予想だが


雇用統計が悪かったカナダ

6月に利下げをするもされてるECB

この辺りが利下げに対して

どれくらい言及してくるのか注目


しかし今の相場は

金利 ドル 株 ゴールドと連動がしてこないので非常に難しい


金利は年初来高値更新するが

地政学リスクもありゴールドは史上最高値に

ドルに関しては今週は陰線に

金利↑するもドル高にならず


株価も木曜日に地政学リスク カシュカリ発言で急落するも 金曜日の雇用統計で景気が良しと判断されて上昇


ただ今年に入り原油がじわじわと上がり続け気付いたら87まで上昇

これはインフレ再燃も無視は出来ない


円に関しても円売りポジションが

14万3230枚の売り越しとかなり溜まってきてる


木曜日久しぶりのリスクオフの円高になるも

金曜日は反発し円安に


特にドル円が151円台で動けない状態が続いてる


金融政策の面だけで考えると

利下げしたスイスはやはり利下げ以降しっかり売られてる


次に利下げするのは

カナダかECBかと思ってる

整理すると

米国→6月〜9月? 6月利下げ観測が徐々に後退 下手すると今年の利下げは無いのかも


ECB→6月


英国→8月も一部には5月に利下げとの声も


スイス→6月にも追加利下げ


豪州→今年の利下げは無いかも


ニュージーランド→水曜日のRBNZでヒントを得たい


日本→7月〜10月に追加利上げ


これだけ見ると日本の利上げ 欧州の利下げ

こうなってくるといくら金利差があるとは云え

円高材料になる


そしてやはり米国が利下げ無しとなると

ドル高なんだけど為替はなかなかドル高織り込まずの展開


非常に難しい

雇用統計の悪化や消費者物価指数の鈍化

これが明確になってきたらドル売り仕掛けたいが

現状それは考えにくい。


戦略

ドルストレート ドル円

ドルインデックスの105水準が重要ライン

今週105乗せるも週足では上髭陰線に

ドルストレートも上下するが

大枠で見るとレンジ継続


ドル円も151円台で膠着

一時150円割れるも一時的


今週はCPI次第だけど

なんだかんだでレンジが続くのがメインシナリオ

CPI強く出てもある程度織り込んでそうだし

まぁでもまずはそこの数値見てから


金利が上がり続けてる以上ドル売りは仕掛けにくい

CPI見てから判断していきたい


クロス円〜

木曜日に地政学リスクで急落するも

金曜日には円安に

ただ円売りポジションの具合を考えると

今の水準で買っていくのは少し怖い

地政学リスクで久しぶりの円高になったので

今週はそのヘッドラインにも警戒しながら

地政学リスク→株安 円高の展開なら

オセアニアを対円でS検討かな


今週も難しそうな相場が続くので

まずは経済指標を見極める

そしてヘッドラインに警戒しながら

日々アップデートして戦略構築していく


ファンダの大局がドル安〜ドル高に変わるのか

米国の利下げが無いと判断されたなら

やはりドル高優勢と見てるが

相場は毎日毎日変わるので

日々追いかけながら

優位性のある所

チャンスを待つ。

そしてコツコツと


それを徹底していきたい


今週も頑張りましょう!