給料日は嬉しい反面思ったりします。

 
 
「もう少しもらえたらなぁ…」
 
 
世の中にはたくさんのお金持ちがいます。
1億円以上の資産を持つ人は2%くらいというデータがあるので、50人に1人はいるってことになります。
 
そうなると高校の頃のクラスに1人くらいはいるような感じですね。
 
 
お金持ちとそうでない人の違いは何なのでしょうか?
 
 
僕は医者をしていて、世間一般にはお金持ちのイメージに近いと思います。しかし、医者をしているだけではシステム上お金持ちになれません。特に日本の税制ではそうですし、実は理由はそれだけではありません。
 
 
今回は世の中の収入を4つの種類に分け、なぜお金持ちになる人とそうでない人がいるのか、どうすればお金持ち側に近づいていくのかを解説します。
 
 
注) 今回お話しするのは方法論についてであり、自分がどんな稼ぎ方をしたい、どんな仕事をしたいという価値観については意見しておりません。
 
 
参考図書

 

【目次】

1.世の中には4つの収入がある

2.左側と右側の違い

3.右側の収入をつくることが大事

 

 

 

 

【1】世の中には4つの収入がある

キャッシュフロークワドラント

世の中色々なお金の稼ぎ方があります。

まずはそれらを理解しやすく分類してみます。

 

上の図を見て下さい。

 

ESBIの4つに分かれていて、全ての収入はこの中に分けられます。

キャッシュフロークワドラント(お金の流れを4分割したもの)といいます。

 

 

この中で「E (Employee)」にあたる従業員が世の中には最も多いんですね。

社長一人に対して社員は沢山いるわけですから分かりやすいです。

 

 

「I (Investor)」は投資家。

 

 

比較的分かりやすいかと思います。

世の中にはいろいろな投資方法がありますが、例えば株などで収入を得る場合などですね。

 

 

SとBの違い

「S (Self-employed)」と「B (Business owner)」の違いが分かりにくいかもしれません。

どういうことかと言うと、会社の経営者と持ち主(オーナー)が別だったりします。

 

例えば僕はクリニックの院長をしていますが、オーナーではありません。オーナーには権利収入が発生します。自分が働いていなくても、持ち主であることに対して収入が発生するわけです。

 

あなたがもし「カフェを開こう」と思い自分で店舗経営をした場合は「S」。

店長を雇って経営をお願いすれば「B」になります。

 
 

【2】左側と右側の違い

左側と右側の大きな違いは時間

クワドラントを見る時にとても大切な点をお話しします。
それは左側と右側の違いです。
 
 
左側は必ず自分が働きます。そうすると必ず「自分の時間を使う」必要があります。
その一方で右側は働いているのは自分以外です。
 
「B」の場合は自分が雇った経営者や従業員が働いています。
「I」の場合はお金自体が勝手に動いていきます。「お金に働いてもらう」ということです。
 
つまり自分の時間を失わない稼ぎ方になります。

時間を切り売りする方法には限界がある

僕たちの時間はみんな等しく、限りがあります。

 

自分の時間をお金に換える方法では、収入にも限りがあるわけですね。

 

もちろんその中でも提供できる価値に合わせて収入は変わります。

 

ただ、1日で働ける時間は限りがあるので、自分が働く方法では限界がある訳ですね。

 

 

【3】右側の収入をつくることが大事

ここからは僕の個人的な見解を含みますので、その点をご理解下さい。

お金に縛られる人生とそうでない人生

毎日「お金がない…」「お金が欲しい…」

そう思いながら生きることは豊かだとは思いません。

 

仮にお金持ちと言われる1億円持っている状況だとしても、毎日お金を増やすことが目的になるならば貧しい人生なのかもしれません。

 

 

でも生活をするのにお金は必要。

 

 

全く考えずに生きることもまたできません。

 

 

ただ、例えばあなたの生活費が月20万円だったと仮定しましょう。

そのうち10万円は右側の収入だとしたら、月10万円分だけ働けばいいことになりますね。

 

そこで余った時間を大切な人のために使うのは豊かなことです。

 

 

逆に同じだけ働いても10万円余裕ができますね。

そのお金を大切な人に使うのは豊かなことです。

 

 

お金に余裕ができるほど、お金に縛られない人生を生きることが出来ます。

 

 

しかしそこで時間を切り売りすればすぐ限界が来ます。

医者が忙しくてお金を使う時間がないなんて、聞きますよね?

お金は時間とセットで考える必要があります。

 

お金に縛られないためには右側の収入が必要

僕は「お金の勉強会」というのを友人向けに開いています。

 

“お金に余裕があったら何をしたい?”というアンケートをすると、「好きな時に旅行に行きたい」「家族を旅行に連れて行ってあげたい」という声が多かったですね。

 

 

日本では十分な金融教育が行われていませんし、「お金は汚い」「お金のことを考えるのは良くない」という価値観も浸透しています。

 

 

でも、本当にそうでしょうか?

 

 

僕はクワドラントの4つの収入をそれぞれ持っています。

 

特に右側の収入は現状の自粛生活の中で大きな意味を持ちます。自分が家にいても収入が発生するからですね。

 

昨日僕は家から出ていないから自分のための出費は0円。でも、ある寄付のために1万円使いました。

 

 

こんな使い方をするためにお金を稼ぐのも汚いことでしょうか?

 

大切なのは「使い方」でしょう。

 

 

でもそんな使い方が出来るのは自分なりの余裕があるからですね。余裕のない人生も長く過ごしてきた僕だから分かります。

 

 

時間やお金を人のために使うのは、簡単なことではありません。ただ、今回お伝えした

「右側の収入」があることで人生は劇的に変化します。

 

 

今後の人生を考える中でなにかのヒントになれば嬉しいです!

 

 

【まとめ】

今回は「知っておくべき4つの収入」についてお話ししました!

 

 

収入には4つの種類があり、キャッシュフロークワドラントと呼ばれています。

 

その4つの中でも左側と右側では時間の使い方が全く異なります。

真のお金持ちは右側の収入を上手に持っている人たちです。

 

左側のみでは収入を増やそうとしても時間という壁に阻まれてすぐに限界を迎えます。

 

そのため、僕たちがお金に縛られない人生を送るためには右側の収入を作ることが大切になってくるのです。

 

 

最後まで読んで下さり本当にありがとうございます!

また役に立つ内容をお送りしていきますので、引き続きよろしくお願いします!