先週の土曜日のお話
某小学校で仕事をしていました
朝9時から学童野球の練習が始まりました
女の子が2名いて
今どきは女の子も野球をやる時代なんだと感心して見ていました
自分はお昼を食べて学校に戻たところ
野球部13時で元気よく終了
しかし少し時間が過ぎてからグラウンドで
ノックをしている音が
何気に覗いてみると
4年生ぐらいの女の子にノックをする
たぶんお父さん
始めは熱血やな~なんて見ていたんですが
外野の娘に
容赦なくノック
捕れないと
「目が悪いのか」
「やる気ないだろ~」
「こっちまでダッシュで来いよ!」
かれこれ1時間
女の子は泣かずに頑張っていました
グラウンドには
100個以上のボールが
捕って返すの10Mも届かない
そりゃ~そうだよ
こんだけボールを返してれば
肩も上がんね~よ
なんて見ていたら
オヤジ
「やる気ね~べや!やる気あんのかよ!!」
と言ってノックの嵐
ボールを拾いに行ってるのに容赦なく打つ
サクを超えて歩道にボールが出ても
なお打ちまくる
流石にあっちゃんコーチも
イラっと来ました
お節介承知で物申そうか考えましたが
堪えました
その後
とうとう女の子大泣き
グラウンドに響く泣き声
胸が痛かったです
それでもノックは辞めず
終了したのは14時半
オヤジはボールも拾わず
女の子がひとりでボールの片付け
オヤジは呆れたのか車へ
片づけを終えて最後
深々とグラウンドに挨拶をして帰る
あの少女に感動しました
(頑張れ)
最後のあの挨拶を見たとき
この子は野球が好きなんだと思いましたが
あのオヤジの一徹バリの教え方は
おやじのエゴ
何をそこまで期待してんのか?
捕り方が悪いだの!
なんで下がるんだよ!って言ってるわりには
説明なし
一言言ってあげたかった
お腹だって空くだろうよ
彼女が燃え尽きないことを祈ります